2017年2月22日 (水)

にゃん告知 #御苗場Vol.20横浜 ブースNo.184

さて、いよいよ明日からとなりました CP+2017 あ〜んど 御苗場Vol.20横浜。
無事搬入と展示を終えて、先程帰ってきたところであります。

Bankart_studio_nyk それにしても会場の BankART Studio NYK 判り辛い場所にありました…最初入り口が解らなくて通り過ぎちゃいましたよ。
← 写真の右端、赤いネオンサイン(の尻尾が切れていて BankART St になっちゃってますね)の建物がソレなんですが、ご覧のように正面は海側に面していてアクセス路である海岸通りからは見えない上に…

Photo_2
どう見ても神奈川県警の方が巨大で目立つという好立地?です、本当にありがとうございました (^_^;)

馬車道駅方面からは日本郵船ビルを左手に見つつ通り過ぎ、横浜ビルと書かれた入り口を華麗にスルーして神奈川県警本部に突入する直前、なにやら中途半端な廃材利用?のフェンスがある小道(なにを言っているのかわからねぇと思うが、ありのままを話しているから現地に行けば判ってもらえると思うんだぜw)を通って海側へ向かうと、倉庫を改装した会場建物に辿り着くというRPGさながらの試練を課せられますが、まぁ気が向いたらお越しください (;´Д`)

ご来場お待ちしてますにゃ〜ん。
Touch

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2016年2月24日 (水)

4度目 @ #御苗場Vol.18横浜 ブースNo.198

あれから一年が経ってしまいました。
そして・・・ブログ更新も一年ぶりというね(爆)

年に一度の写真とカメラの愛好家の為のコミケ CP+ が、今年も横浜で開催されます。会期が例年より2週間ほど遅くなったので色々と余裕ぶっこいていたら、あっという間に来てしまいましたね (;´∀`)

Vol18_2 そして今年もこの会期中、参加型写真展『御苗場』が開催されるわけですが、今回は会場がCP+のパシフィコ横浜から離れて横浜大さん橋ホールでの独立開催という快挙(暴挙)で、これはまた記念に参加してみねばなんねぇなと、またもや3人共同出展のPSAM (Photographic Sociological Association Members) の一員として展示することとなりました。何気に4度目(yonだけに。。。)

Vol18

会場見取り図は上の通り。ヾ(・∀・;)オイオイ 規模デカくなりすぎじゃね!?
展示ブースはNo.198で、会場のほぼ中央付近のようです。

・・・などとまったり書いておりますが、実際のところはついさっきプリントと額装が終わったばかり(現在搬入当日の丑三つ時)で、準備不足甚だしいにも程があるってもんで、はたして初めての会場で上手く展示を纏めることができるのかワクワクドキドキキャンペーン真っ最中であります。

皆様におかれましては2月25日からの4日間、CP+の人混みに疲れたらシャトルバスに乗って、大きなくじらの腹の中のんびり写真を眺めてみては如何でしょうか?
【意訳】観に来てね。

Photo

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2014年12月19日 (金)

サンタがウチにやってきた

今年もあと2週間を切ってしまいましたね、早いものです。
真面目なよゐ子を演じた一年のご褒美に、ひと足早くサンタさんが我が家にやってまいりました( ^ω^ )ニコニコ

FUJINON XF50-140mm F2.8 R LM OIS WRXf50140
XFレンズ3本目の導入です。
フルサイズ換算70-200mmクラスの望遠ズームは、その万能性から写真好きなら是非とも持っていたいレンズであり、それ故にメーカー各社がその性能に凌ぎを削って意欲作を投入してくるレンジでもあります。FUJIFILMもその戦場に満を持してこのレンズで殴り込みをかけてきたということで、ロードマップに載った段階から入手せざるを得ないと心に決めておりましたところ、サンタさんに願いが通じたようですw
高価なED(異常分散)レンズを6枚、AF用リニアモーターを3個、全域F2.8かつ光学手振れ補正機構搭載、なおかつ防塵防滴対低温構造と贅沢の限りを尽くした設計のこのレンズが、自分のような一般庶民でもギリギリ手に入る価格帯で市販化されたことに感謝しつつ、まずは外観チェック。
フィルター径φ72mmの大きな前玉は漢らしくてやっぱりイイですねぇ。
Xf50140_xt1 全長175.9mm+花形フードで、ミラーレスのX-T1に装着するとかなり長く感じますが、三脚座と縦位置グリップの高さがキッチリ合わせてあるので机上での座りも良く、ギリギリ1kgを切った重量もバランスよく配分されています。ズーム全域で全長が変らないのも取り回しの良さに貢献していますね。
X-T1付属のちっちゃなクリップオンストロボまで装着した横顔は、第一第二・第三艦橋を備えた宇宙戦艦ヤマトにも見えて、心は既に波動砲発射準備完了ってなもんですが、折しも本日X-T1ボディ側にも待望の大規模改善ファームウェア Ver. 3.00 が公開されたところなので、はやる気持ちを押さえ込みつつ、バージョンアップしてから近所を試し撮り散歩してきました。

Totoro_cc_xf40140
DATA : FUJIFILM X-T1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

1/30sec. : F2.8 : ISO 200 : 140mm (FS.213mm) : Clasic Chrome in CAMERA RAW developing

早速新ファームウェアで新搭載のフィルムシミュレーション・クラシッククロームを使って近所猫の通称トトロを激写。PENTAXのカスタムイメージでいうところの銀残し風に、これまた渋好みのイイ風味に撮れますですねぇ。
3倍早いかどうかはさておき、初採用3リニアモーターのAFも静かにスッと合焦して気持ち良く、待望のAFエリアダイレクト選択機能と相まってようやくこれでC社N社S社の速写対応能力に一歩近づいた気分。手振れ補正もかなり強力で、テレ端でもあと一段くらいはシャッタースピード落とせそう。

Kawarakoma_cc_xf50140
DATA : FUJIFILM X-T1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
1/52sec. : F4 : ISO 400 : 140mm (FS.213mm) : Clasic Chrome in CAMERA RAW developing

全域F2.8は伊達じゃない…んだけど、そこはやっぱりズームレンズ、気持〜ち周辺部の描写が甘い感じがするかなぁと半段絞ってみれば、ちょっと吃驚するくらい立体感が増しますね。φ(゚Д゚ )フムフム…これは試し甲斐があるぞと。

Fallinstars_xf50140
DATA : FUJIFILM X-T1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
1/110sec. : F2.8 : ISO 400 : 110mm (FS.166mm) : Velvia in CAMERA RAW developing

この時期イルミネーション撮るには周辺域の口径食がちょっと目立つのが残念ではありますが、それでもOIS付きで手持ちでバシバシ撮れるメリットがあるから許しちゃおうかなって・・・あ、年内もうお休みないんだった。クリスマスイルミネーションなんて撮ってるヒマないじゃ〜んw orz

サンタさん、休み下さい!(切実)

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2014年11月18日 (火)

絶景かな デッ軽かな

珍しく新型車の発表会なぞにお呼ばれしたので、ブログリハビリがてらエントリーw

11月10日発表の ダイハツ ウェイク です。

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今回は発表会レポートなので借りて一般道試乗したりはしていませんがw

Wake_orange_2
開始早々いきなりですが実は自分、ぶっちゃけ軽自動車ってあんまり興味ないンです(爆)
そもそも軽自動車“枠”というがんじがらめの規格のなかで出来るクルマに、面白みなんて見出せる筈がないという固定観念からくる食わず嫌いといいますか、どうしても軽自動車には生活臭が付いて回って趣味に徹せられないといいますか。。。
ところがその既成概念に真っ向から勝負を挑むように「もっと“軽”に出来ること」をキャッチフレーズにした新型車が出ると聞いて、ちょっとココロが動いたのです・・・そんなWAKEでウェィクですよ。

Wake_orange_side_3 「もっと高く」「もっと広く」「もっと楽しく」を体現したという、名付けてウルトラスペースとはなんぞや?
前述の通り軽自動車にはまずサイズの枠(全長 3.40m × 全幅 1.48m × 全高 2.00m)があります。安全基準の観点から1998年に全長全幅が拡大されたとはいえ、ヒトを4人乗せて走る乗り物としては決して余裕のあるサイズではないが故に、現行の軽自動車はどれも殆どこの枠いっぱいいっぱいの全長全幅をもっています。
とすると、更なるスペースを確保するには全高方向に伸ばすしかないのは自明の理。かくしてウェイクは現行軽自動車はもとより普通乗用車としても背の高い全高1835mmを得たワケです。これは同じくダイハツの商用ベース車アトレーワゴンの1875mmには及ばないものの現行タントより85mmも高く、ホンダのステップワゴン4WDの1830mmよりも高いという・・・斯くしてサイドビューだけ見ると、もはや軽自動車とは思えないシルエットになっています。
Wake_size_2 この高さはそのまま室内高にも寄与していて、カタログ値1455mmは子供が普通に立って乗り降りすることが出来る程です。
モーターショーでコンセプトカー DEKA DEKA として出展されていた時は観音開きのBピラーレス仕様でそれこそ乗り降りや荷物の積み降ろし自由自在な感じがウケていましたが、安全性的にはどうなの? と思っていたところ、ウェイクにはオーソドックスな後席両側スライドドアが採用されピラーもあってひと安心。ただでさえ車室空間が広いのだから剛性に影響しますもんね。
そういえば軽自動車では珍しくサスペンション強化や空力の改善などにも力を入れているようで、前方投影面積が大きく真四角で横風の影響も受けやすいこの手の形のクルマとして、どの程度高速道路での安定性が確保されているのかも興味深いところではあります…というのも、このウェイクでは6つのレジャー(釣り・輪行・トレッキング・サーフィン・スノボ・キャンプ)に積極的に使ってもらおうという提案がなされている以上、高速道路使用の機会は必然的に増えるでしょうからね。この辺りにも、これまでのシティコミューターとしての軽自動車という枠を越えたクルマづくりへの挑戦が垣間見えます。

   Wake_trank_5
Wake_yellow_sasa_3
アウトドアレジャーに付き物なのが沢山の荷物ですが、多彩なシートアレンジと充実したオプション装備でミニバン顔負けの収納力なのは、各ジャンルごとの展示車両で存分に確認できました。商用車でもないのにロードバイクを前輪を外さずにそのまま載せられるのには、正直驚きましたね。

Wake_blue_wetsuit_4 ・・・おや、このきれいなおねいさんに見覚えが・・・はい、bayFMでコスプレDJ?として活躍中の紗々さんが、発表会当日のMCを担当していらっしゃいました。そういえばサーフィン車両のバックゲートにタープをかけてウェットスーツに着替える展示を見た紗々さんが、「コスプレ移動車に使える」旨の発言をしていたのが印象的でした。

Wake_blue_sasa_3
Wake_bakuturi_4

Wake_orange_gal_2 Wake_yellow_gal_2
他にも、こんなすてきなおねいさんとキャンプしたり、こんな可愛いおねいさんとサイクリングしたり、いろいろと夢(妄想)をかき立ててくれる展示、本当にごちそうさまでした〜w ( ̄~ ̄;)

Wake_interia_2 WAKEの室内に目を移すと、限られた空間の中にこれでもかというくらい色々な収納スペースが工夫されています。特に助手席グローブボックス上のインパネトレイはちょっと珍しい装備で、ダイハツ曰く「一眼レフも置ける」スペースだそうで…まあ実際のところカメラ趣味の人が落下の危険性のある場所に大事なカメラを置くかと言われたら正直疑問ですが、休憩時のお弁当置くテーブルとしては最適なんじゃないかと思った次第で。
ナビは基本全車オプション装備。トヨタ・ダイハツで一般的な200mmワイド2DINスペースには7インチサイズのナビは勿論、ディーラーオプションとしてパネル一体の8インチモデルや、高い天井高を利用したフリップダウンモニターまでラインナップされています(仕事柄このへん、ついつい気になってしまうんですよねぇw)
Wake_deckboad 荷室のアンダートランクは深く、これ自体で相当の容量があるのですが、技ありなのはその蓋にあたるデッキボードに脚がついていて、起ち上げると背もたれを倒した後席とフラットな高さになるよう調節されている点。これにより、いわば押し入れの棚のごとく、上段の大物スペースとアンダートランクへのイージーアクセスが両立するというスグレモノであります。勿論、汚れ物を積んでもいいように、シートバックはビニールレザー仕上げだったり、このクラスには珍しいダブルフォールディングシートだったりと、いちいち抜かりがありません。
こういったちょっとした気配りと工夫、そういえ昔のダイハツ・ネイキッドにもあったなぁと、ちょっと思い出したり。あのクルマも今思えばウェイクの祖先とも言うべきアウトドア志向の斬新な内装でしたね。

Wake_engine 一方エンジンは、ダイハツの他の車種にも広く使われているKF型3気筒のNAとターボチャージャー付きの2種類。
前述の通りレジャーで荷物満載でお出かけするなら、多少燃費が悪化してしまうのにも目を瞑ってパワフルなターボ付き(欲を言えば更に4WDモデル)を選んでおくのが無難かと思われますが、ここでも軽自動車自主規制の64psがあるので、1トン前後ある車重をどれくらい元気よく走らせることが出来るのかはちょっと気になるところではあります。スキー場の行き帰り悪天候に見舞われるなんてことも想定して、この辺の“自主”規制はもうそろそろブレイクスルーしちゃってもいいんじゃないかという気がしなくもないのですが、まだまだ大人の事情があるようでして。。。
いっそ、前後バンパー拡大とオーバーフェンダーでサイズアップして、1リッタークラスのダウンサイジングターボ積んだ小型車クラスのホットバージョンとかあったら、それはそれで楽しそうですね。

とまぁ、冒頭で軽自動車に興味ありませんなんて宣言してた割に、自分なりのシチュエーションでこのウェイクをどう使ったら楽しいかなんて妄想はじまってる時点で、すっかりメーカーさんの思う壷なんでしょうね。このクルマにはどことなく男の子ゴコロを刺激するものがあります。
ライバルのスズキ・ハスラーがヒットしているように、たぶんこのウェイクも売れるでしょう。いちクルマ好きとして、軽自動車の枠にハマらないこういったクルマが増えてきていることは素直に喜ばしい限りであります。

Wake_white_sasa_2
きれいなおねいさんとドライブ、行きたいなぁ(爆)

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2014年4月21日 (月)

開放的“猫”写

前回、新兵器導入をエントリーしてから次回は使い勝手編を・・・などと書いておきながら、あっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました(;´Д`)

Xf56mm_xt1 X-T1システム自体を使いこなせていると言うにはまだまだ程遠い段階ではありますが、最初の一本に選んだレンズ XF60mm F2.4 R Macro に続きボディからひと月遅れで3月に発売された広角ズーム XF10-24mm F4 R OIS も無事入手完了し、いよいよメイン機としての運用も視野に入ったこの段階で幸いにも、これまた新しくFUJIFILMのXシリーズラインナップに加わったばかりの大口径レンズ XF56mm F1.2 R をお借りして使う機会に恵まれましたので、今回はこのレンズ一本勝負で撮った写真を中心にレビューしてみようと思います。

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ちなみに写真はすべてRAWから純正ソフトで現像し、クリックして拡大表示される画像はオリジナルを50%リサイズしたものです。

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/680sec. : F1.2 : ISO 800 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

 

相手が開放F値1.2の大口径レンズとなればやはりその実力を見てみたくて、なんでもかんでも絞り全開の薄々被写界深度ばかりで撮りたくなってしまうのが人情というもの(^_^;)・・・そしてそのカミソリのようなピントの薄さに翻弄されながらピンボケ写真を量産すること1週間、ようやくなんとか歩留まりが安定し出した頃には折角の桜も跡形もなく散ってしまっておりましたので、必然的に被写体は毎度お馴染の猫たちになるわけでして。。。

背景のボケ具合は流石としか表現する語彙を持たない自分が歯痒くてなりませんが、これだけクセなく自然なBokehを見せられると、正直自分にはもはやフルサイズ機のそれと区別がつけられる自信がありません><

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/4000sec. : F1.4 : ISO 200 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

とはいえ開放F1.2の威力をいつでもどこでも発揮できるかというと必ずしもそうではなく、落とし穴があることにもすぐ気付いてしまいました・・・そう、このレンズは明るすぎるのです!
昨今の高感度化した撮像素子は反面、基準感度もISO200と高くなっていることに加えてX-T1の最高速シャッタースピードが1/4000sec.に留まっていることで、強くなりはじめた春先の陽射しの下では否応なく絞らざるを得ない状況が多く見受けられたのは残念に感じました。聞くところによると1/8000sec.対応のシャッター機構をX-T1に搭載すること自体は可能で、実際検討もされていたようなのですが、バッテリー保ち等の理由があって今回は見送られたとか。つくづくカメラというのはバランスが難しいプロダクトなんですねぇ。

_dsf0577

DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/1800sec. : F2 : ISO 200 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

まぁ気を取り直して、開放から写りの良いレンズは半段〜1段絞ったあたりがいちばん美味しいはずと試してみれば、これまた想像以上の素晴らしいキレ味だったりするので、なにがなんでも開放で撮れなきゃ意味がないとは言えないんですがね。

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/4000sec. : F3.6 : ISO 200 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

さらに絞り込んでいくに従って描写の立体感が増していく様を見せつけられるのも、このレンズが一本で2度3度美味しいと感じさせてくれる由縁ですが、このあたりはFUJIFILM独自の X-Trans CMOS との相性の良さが現れている部分かもしれません。

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/3300sec. : F1.4 : ISO 400 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

レンズ操作性の面では、やはり絞り値表記のあるオーソドックスな絞り環つきに戻ったのが助かりました…というのも直前に自前で入手した XF10-24mm F4 R OIS の絞り環が無表記無限回転式で、その方式に若干の戸惑いを覚えていたからに他ならないのですが。クリック感は少々浅めですが、それでも1/3段刻みを左手の指先に感じながら絞り調整出来るレンズが自分の性に合っているようです。
実絞りに絞り込んでも画面の明るさを変えずにボケ具合が確認できるEVFがあるからこそ、このあたりの操作性は犠牲にしてほしくないものですね。
AFに関しては、正直可もなく不可もないといった感じです。おそらくフォーカス時に移動させるレンズ群が大きく重いのでしょう、最新のレンズにしては結構大きなガコガコ音とともに焦点が行き来するのには、多少の慣れ(諦め?)が必要に感じました。
あともうひとつ、あえて欠点…というか弱点をあげておくとすると、最短撮影距離の長さがあげられるでしょうか。カタログ上0.7mとなっていますが、手持ちの機材でいちばん近い焦点距離の PENTAX DA☆55mm F1.4 SDM が0.45m程度まで寄れることを考え合わせると、結構この点で使えるシチュエーションが限られてしまう可能性はあるのかなと。

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2 R
1/120sec. : F1.2 : ISO 800 : 56mm (FS.84mm) : RAW FILE CONVERTER EX

ひと月ほど XF56mm F1.2 R を使ってみた印象はこんなところでしょうか。欲しいかと問われれば 正直に欲しい!です(^_^;)・・・描写に関しては文句なしのレンズなので、ポートレート用途中心な人には必需品なのではないでしょうか。ようやく使い慣れてきたところなので、これ以上お借りしていると勢いでポチってしまいそうな自分に気が付いて慌てて返送用の梱包したくらいですからw
これで防滴防塵対応だったら間違いなくポチってたんですがねぇ。。。

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2014年3月17日 (月)

女王陛下の(名を持つ)MS

ふと思い立って、横浜港初入港のクイーンエリザベス(3代目、以下QE)を撮影してきました。
ベイブリッジの海面高55mに対し12層!56.6mの高さを持つQEは、そのままでは横浜港に入港できないため、干潮で水位が最大2mほど下がる満月の夜を利用して入出港するという快挙(暴挙?)・・・こんなことは滅多にない、是非見ておかねばとミーハー心に火がつきました。
急に思い立ったことなので、仕事終わってからクルマとばしてベイブリッジのお膝元の大黒ふ頭旧スカイウォーク前に駆けつけた23時過ぎには、残念ながらQEは既に10分ほど前にベイブリッジを無事くぐり抜けた後でして・・・うむむ、残念。決定的な瞬間を逃してしまうのが自分らしいところですね (´・ω・`)

お友だちのクマデジタルさんは、そこんとこキッチリ捉えておりまして…そこにしびれる憧れるぅ!

仕方ないので、大さん橋へと着岸しつつあるQEを海越しにMM21の夜景をバックに撮影。X-T1にはまだ長玉を持っていないので、XF60mm F2.4 R Macro で撮ったものを2倍トリミングしてTwitter投稿したら、これがまた好評でリツイートのベルが鳴り止まず嬉しい悲鳴。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

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すぐに大さん橋へと移動するも、もう深夜だというのに駐車場は満車で大渋滞。それでも15分ほどで停めることができたので、カメラと三脚かついでいざご対面。
いやはや、間近で見るQEはまたデカいのなんの。まるでショッピングモールがそのまま海に浮いているがごとくで、桟橋の上からでは到底全体像をとらえきれません。
そのまま桟橋の先端近くまで行って、レンズを一昨日届いたばかりの XF10-24mm F4 R OIS に換えて広角端でようやくなんとか収まるというスケールに圧倒されっぱなしです。

『QEとランドマークタワーと満月と』
DATA : FUJIFILM X-T1 / XF10-24mm F4 R OIS

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1/4sec. : F4 : ISO 1600 : 10mm (FS.15mm) : JPEG (FILMsimulation-PROVIA)

_dsf0187



1/4sec. : F5.6 : ISO 1600 : 10mm (FS.15mm) : JPEG (FILMsimulation-PROVIA)


一旦、クルマに戻って1時間半ほど仮眠して、夜明け1時間以上前にまたもや三脚かついで象の鼻テラスに移動して、X-T1のインターバルタイマーのテストがてら1分間隔で90枚撮影したものをやっつけで3分に纏めたのが冒頭のタイムラプス動画です。

同じく象の鼻パークからの夜景はこんな感じ。
_dsf0196



ISO2000のJPEG撮って出しでもこのくらい写れば、ちょっとした夜景なら三脚なしでもいけそうですね>X-T1とOIS付きレンズの組み合わせ。

_dsf0326


_dsf0364



完全に夜が明けてから赤煉瓦倉庫の先に浮かぶQEを見ると、まるでアルカトラズのようですね (;´Д`)
その威容は遠く港の見える丘公園からも確認できました。手前のロイヤルウイング(2876t)が小舟に見えてしまいます。

暖かくおだやかな一日だったので、随分と遠くまで歩いてきてしまいました。万歩計によると半日で24000歩。
〆に、山手の早咲き桜を撮ったら流石に疲れが出てきたので、本日のお写んぽはココまで。

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DATA : FUJIFILM X-T1 / XF10-24mm F4 R OIS

1/500sec. : F4 : ISO 4 : 17.4mm (FS.26mm) : JPEG (FILMsimulation-PROVIA)









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2014年2月19日 (水)

ダイヤルTを廻せ!

A.C.+3days・・・アフターコロニーじゃなくて、アフターCP+ね。

今年の御苗場Vol.14横浜は、正にその名の通り横浜にBrizzardを引き連れてきて、よもやの会期3日目開催中止というハプニングがあったりしましたが、最終日には親しくしていただいているナカムラマサトさんが、見事デジタルカメラマガジン賞を受賞するという嬉しい出来事もあって、なんだかんだ大盛況のうちに幕を閉じました。
個人的には結局バタバタと慌ただしく本番を迎えてしまい、アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタしている間に終わってしまったような、祭りのあとなのかあとの祭りなのかよくわからない感じでちょっと脱力中のyonhongiであります。

Xt1_dials CP+そのものは初日のプレミアタイムに、遠路はるばる今年もやって来たむっちーさんや、いつも(生)暖かいコメントつきで紹介してくれるクマデジタルさんといっしょにひと通り見て回ったのですが、前述のようにふわふわした気持ちだったので、記事に出来るほどの記憶がなかったりww

だがしかし、まだだ、まだ終わらんよ!
と・い・う・こ・と・で

勝手にセルフCP+…CAMERA & PHOTO IMASING し・よ・う !

FUJIFILM X-T1

買っちゃいました テヘペロ(・ω<)
(ホントはね、2/15発売のこのカメラを意気揚々と御苗場最終日に持っていこうと企んでいたのですが、同時に頼んだレンズは発売延期になっちゃうわ、雪による物流大打撃でボディも間に合わないわで、当日までに手元に届いたのはバッテリーグリップのみだったというね(´・ω・`)ショボーン)
去年も一昨年も何気にコンパクトカメラにしか手を出さなかったので、自分としては久々の本格的カメラ購入なおかつ何気に初ミラーレス機で
結構テンションあがっちゃっています(なにせ実機に触りもしないで発表即ポチだった)。折角ですから何回かに分けて自腹レビューなどエントリーしてみようかなと。で、まずはハードウェア編を手持ちのXシリーズ初代X100と比較しつつ。

なんといっても特徴的なのが軍艦部に並ぶ3連のダイヤルでしょう。
左肩からISO/ドライブモード2段ダイヤル、(ペンタプリズムは入っていないけれど便宜上)ペンタ部右のシャッタースピード/測光モード2段ダイヤル、そして露出補正ダイヤル。

Xt1_back
特にISOダイヤルは Canon Powershot G7 を使っていた時から、デジカメだからこそ必須と内心ずっと思っているにもかかわらず、なかなか搭載される機種が少ない機能性パーツのひとつで、それ故、今回購入の決め手になったのもこのダイヤルがあったからと言っても過言ではありません。ダイヤル中央のロックボタンは人によって評価が別れる部分ですが、ISOは意図を持って設定したらある程度そのまま撮影しますし、ISOブラケット機能も搭載されているので、各位置ロックの方式で正解だと個人的には思います。
対して、シャッタースピード優先で使う場合に頻繁に弄るであろうSSダイヤルのロックは当然A位置のみですし、ロック機構のない露出補正ダイヤルはその分固めの廻り具合で、X100のそれよりもひとまわり大径化して補正範囲も±2EVから±3EVに拡大することで、利便性と操作性のバランスをとったものと思われます。

背面では十字キーとコマンドダイヤルが分離して一般的な上下左右のボタンになったのが目に付くところ(X100で最も不満が出た部分でX100sではそれでもかなりフィーリングが改善された部分)ですが、その4つのボタンをFnボタンとして全てカスタマイズ可能にしてくれたのは好感が持てます。一部でこのボタンのストロークが少なく押しづらいとの意見も見受けられますが、自分的には許容範囲内で慣れの問題じゃないかなと。

Xt1_evf_full そして話題のEVF。
X-E2までのレンジファインダースタイルも使い勝手悪くはありませんでしたが、このモデルから一眼スタイルの光軸上に移動したEVFは、現時点で最高のEVFとの謳い文句に間違いはないようです…が、それはあくまでEVFとしてであって、OVFと比べるのはやはりナンセンスかと。
像倍率は文句なしで像の追従も悪くありませんし、色合いも変に彩度が高いということもありません…が、やはり明暗差の激しい視界を横切るような動作をすると、ホワイト/ブラックアウトしてしまうのは、人間の眼に比べてラチチュードの狭い撮像素子を使っている以上仕方がないことでして…その点はメーカー側も重々承知の上なのでしょう、X100のハイブリッドビューの頃からファインダーにコダワリを持って開発してきたFUJIFILMなだけあって、EVFならではの機能を搭載してきました。

Xt1_evf_2cell マルチモード・ビューファインダーと名付けられたそれらの表示方法のうちの2画面やデジタルスプリットイメージなどは、確かにOVFでは実現しえない新たな表示方法の模索の結果であると言えるでしょう。
いままでのAFまかせで構図確認の為だけのEVFが、ようやく積極的にMFにも使えるファインダーに(まぁまだまだ道半ば感はつきまといますが)一歩近づいたという感じです。ぶっちゃけ背面液晶使えば今までだって同じようなことが出来たと言ってしまえばそれまでですが、カメラという道具において覗き込んで使うファインダーとフリーな体勢で使う背面液晶とでは役割が全く違うので、この部分の進化はやはりデジタル一眼には不可欠といっていいでしょう。特に望遠系やマクロなレンズの場合、見えの良いファインダーを備えることは撮影効率と撮影意欲に直結しますから。

Xt1_xf60mmmacro そんなわけで自分は今回、キットレンズのセットではなく、Xマウント1本目のレンズに敢えて XF60mm F2.4 R Macro を選んでみました。
(御苗場出品作品でもそうですが、自分は縦位置撮影比率が高いので)バッテリーグリップ VG-XT1 も装着。ストラップは色々と応用の利くdiagnalのNINJAストラップ38mmの冬季限定ダークオレンジ色という組み合わせ。

いやはや カッコイイ( ´Д`)=3

この角度から見ると数字の刻印が溢れていて、それだけで何故か幸せを感じますねぇ。往年のFUJICAではなくFUJIFILMロゴなのも不思議と違和感なく、よくボディに溶け込んでいると思います(CONTAXってロゴでも違和感ないけどw)。
そしてなにより素晴らしいのがこのサイズ感。厚みといいバランスといい正にフィルムカメラ時代のそれで、グリップを握りしめただけでノスタルジーに浸れる世代になってしまった自分を再確認してしまい、嬉しいのか悲しいのかよくわからない涙を流したり…。
とにかく、この縦位置グリップの握り心地はかなり良いので、X-T1購入の際には一緒にカートへ入れることを強くおすすめします。

長くなりそうなので、今回はこのへんで。
次回使い勝手編につづ・・・くと思いますw

Photo
DATA : FUJIFILM X-T1 / XF60mm F2.4 R Macro
1/5sec. : F7.1 : ISO 800 : 60mm (FS.91mm) : JPEG (FILMsimulation-PROVIA)


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2014年2月 8日 (土)

予告「おにゃえば今まで撮った猫写真の枚数を憶えているのか?」

_igp4150 明けましておめでとうございま・・・した (;´Д`)
いやいやいや、もう2月でしたね。
福は内、鬼・・・が笑うわ。
気がつけば暦の上では節分もとっくに過ぎているではありませんか!
皆様いかがお過ごしですか?

おちこんだりもしたけれど、
私はげんきです。

冗談はさておき、「労力は3倍どころじゃないだろうけど、来年はひとりで挑戦してみようかしら。」なんてことを去年の今頃言ったのを思い出して、一念発起して申し込んだ 御苗場Vol.14 横浜 がいよいよ来週に迫ってまいりました。
昨年後半はロクに課外活動もしていませんでしたので撮影の勘も鈍っている上に、ただでさえ忙しい年末年始をはさんでの作品づくり、いざ始めてみると3倍どころかゲイン5倍でも追いつかないくらいハードで、ホンマに出来るンかいなと半信半疑でしたが・・・

Nowprinting 残り一週間を切って、ようやく展示物の半分くらいは完成しました。
ヾ(・∀・;)オイオイ ソンナンデホントニ マニアウノカ ?

なんつったって、この為に昨年末 Canon PRO-100 まで買ったんですから、今更止めるわけにもいきませんしね。人間、自分を追い込むって必要です(物欲消化という行為が追い込みになるかどうかは再考の余地アリ)。

そんなわけで、改めて告知いたします。
カメラと写真映像の情報発信イベントCP+2014会期中にパシフィコ横浜会場内のアネックスホールにて同時開催される参加型写真作品展示会「御苗場」に、今年も参加します。
会場入ってすずっと右手奥No.97 yonhongi としての個人展示と、お隣 No.96 PSAM でのグループ展示によるダブル参加という、なんとも無謀な挑戦 (;・∀・) の結末や如何に!乞うご期待!
今回、自分の作品は個人分全て「猫」で統一…まぁ僕の写真の原点ですしライフワークのひとつですから当然というか必然ですね。それに誰かが言ってた通り「おにゃえば」ですし。。。
初日13日と最終日16日は会場内に居る予定(ただし去年同様、CP+ブースで新製品に・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・している可能性も捨て切れませんw)ですので、もし見かけたら気軽に声掛けてくださいね。サービス サービスぅ とはいかないまでも、握手とかハグくらいならば(そんなのイラナイですよね)

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ちなみに今年の御苗場には、お知り合いの方もちらほら参加なさるとのこと。
No.199 Shoichi ASAOKA さん とか 、
No.166 ナカムラマサトさん とか。
(その道のプロの方々と比べられたらウチのブースなんて見劣りすること必至なので、近くなくて良かった〜と真面目に胸を撫で下ろしてはいますが)当日がホント愉しみでございます。


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2013年6月 8日 (土)

更新は忘れた頃にやってくる

久々に大物(?)ガジェット(??)を購入したので、その報告エントリーをば。

Mdvz700w_box KENWOOD MDV-Z700W

CR-Zのカーナビを新しくしました。
3年前の新車購入時に装着したナビは当時出始めたばかりの、地図データをSDカードに収納した ALPINE VIE-X05 …これは価格が手頃な割に豊富な情報量と快適な操作レスポンスが売りのモデルで、それなりに満足して使っていたのではありますが、昨今の急激なスマホの普及と各種オーディオ/ビジュアルメディアの多様化の波にさらされて、流石にそろそろ対応力のある上位モデルにするのもアリかなと思ったのが換装のきっかけであります。
現在コンソール組込み型のAV一体カーナビを作っているアフターマーケットメーカーと言えば、前述のALPINEやこのKENWOODの他には業界トップシェアのCarrozzeria(Pioneer)と、純正装着品の転用モデルが多いClarion・ECLIPSE(富士通テン)、それにPanasonicやMITSUBISHI(DIATONE)等がありますが、個人的には(地図更新や故障時対応などのメンテナンスのことまで含めて考えると)やはりメジャー3社の中で選びたい…かといってCarrozzeriaは多機能優先故の弊害か、現行サイバーナビ/楽ナビの操作レスポンスの悪さと動作の不安定さにはどうしてもガマンならない…ということで、今回は消去法wで自動的にKENWOODの最上位モデルになったという(´・ω・`)
表向きはCR-ZだからタイプZだよ、ってことにしてありますがw
安価なポータブルナビの普及で、元々球数の出しにくいカーナビはコストダウン要求がキビシイのはわかりますが、もうちょっと国内メーカーさんにはハード/ソフト両面での品質維持に注力してもらわないと、ここ数年はとくに選択肢が少なくて、正直困ります。。。

見ての通り、元箱にはこれでもか!と言わんばかりに機能ロゴとパテントロゴが並べられていて、現時点で対応出来ないのはBlu-rayくらいなものでしょうか。クルマメーカーのライン装着ナビにはBDドライブ内蔵も出始めていますが、温度その他の環境が劣悪なクルマの中でそれなりの寿命を安定して維持できるようになるにはまだ少し時間がかかりそうですから、まぁこれはまたいずれということで。

Crz_naviinst
カーナビ“換装”ですから、まずは今ついているX05を外さねばなりません。
CR-Zはホンダ車の中では格別に作業しやすい車ではあるので、普通なら3時間もあれば済む程度の作業なのですが、自分の場合色々と事あるごとに弄り倒してしまったせいで、システム組み換えとなると大騒動 (;´∀`)
結果コンソールまわりだけでなく、ほぼ内装全部バラしせにゃならんという。。。
Crz_panel それと今回もうひとつの問題点は、MDV-Z700“W”という型番が示す通り、このモデルが本来トヨタ/ダイハツ系のワイド2DIN専用設計だということ…通常横幅180mmの2DINスペースに合わせてWナシも当然ラインナップされているのですが、このワイド版のほうが後から追加されただけに地図情報も若干新しい上、なによりスイッチパネルを広がったサイド部分に配置することでパネルデザインが断然スッキリしているんです…ということで、なんとか無理やりCR-Zにワイド2DINを押し込んでやろうと目論み、そのせいでまた余計な手間がかかるわけですね。
ホントお仕着せで使えないのが僕の悪い癖(杉下右京風)。
ワイド2DIN機とはいっても本体部分は従来通りで正面部分が広くなっているだけなので、コンソール内部スペース的には問題ありません。

件のオーディオパネルは事前に加工してワイド2DIN幅にしたものを別途用意しておきました。元々ホンダ車は2DIN枠がひとまわり広く開いているので、その左右を7mmずつ削って広げ粗隠しにカーボンシート施工…下部はギリギリですね (;´Д`)
CR-Zだと本体取付金具は本来このパネル側に4点ビス留めなのですが、開口部が広くなった分そうもいかなくなり、コンソールに本体を仮固定した後でこのパネルを押し込むオーソドックスな他社スタイルに変更しました。

Mdvz700w_back MDV-Z700Wの背面端子構成はこんな感じ。上位機種なだけにかなり沢山のカプラーがひしめき合っています。
フルサイズの大きなHDMI端子を下向きに付けたり地デジ用のアンテナ端子位置が不揃いなあたり、設計者の苦労が垣間見えます。
USBケーブルは1A供給可能なiPod/iPhone用と通常用の2本が筐体向かって左上隅から数十cmの直出しになっているのですが、実はこれがまた取付の難易度を上げてくれちゃってるんですよねぇ ( ´Д`)=3 これも端子式にするとコストアップに繋がるとかいう理由からなんでしょうが、こういう取付上の問題点、設計する人にはわかんねぇんだろうなぁ。。。

Mdvz700_ipodusb_hdmi そのUSBケーブルと一緒に、iPodの映像信号を送る為のφ3.5モノラルプラグとHDMI端子は延長してハンドルコラム下のアンダーカバー内まで引き出しておきます。こうしておけば、iPhone5等に変更した場合でもコンソールばらししないで済みますし。
HDMI-MHL変換ケーブルはKENWOOD純正品も出ていますしMiracastアダプターで無線化も可能なはずですが、今回はあえてUSB給電も出来る ELECOM MPA-MHDUAR05BK にしてみました。MHL側は Xperia Z に繋いで使う予定。
KENWOOD Music Control アプリと連携させればナビ画面上からAndroid内の楽曲ファイルも操作できるようですしデンソー系のNaviConにも対応していますので、今回の換装でHDMI入力が使えるようになったメリットは、今後いろいろと体感出来るんじゃないかと期待しています。

Crz_mdvz700w
さて紆余曲折の末、ほぼ丸一日を費やしてなんとかインストール完了!通常の3倍(の時間がかかったw)
苦労の甲斐あって、ほぼツライチのいい感じに納めることができたので満足度高し。
画面サイズ自体は7インチで従来モデルと変わりませんが、静電タッチパネルのフラットデザインになったおかげで大きく見えるほど、全体の印象はかなりスッキリしました。ステアリングリモコンも使えるのですが、本体のダイヤル式ボリュームは直感的で使いやすくて(・∀・)イイ!!ですね。
今まではアンチグレア液晶だったのですが、このZ700はグレアタイプ。
そのおかげで見ての通り大変発色が良く、地図も動画もすこぶる綺麗に見えるのですが、いかんせんホンダ車は元々コンソールが上向きな上にウチのCR-Zはスカイルーフ車なので写り込みが激しいったらありゃしない。。。

Mdvz700_tilt0 Mdvz700_tilt1
・・・ですが、KENWOODナビにはここ数世代、他社にはない「逆チルト」機構が装備されていて、今回ウチの車でも効果絶大なことを確認しました!

Mdvz700w_map さて、まだまだ使いはじめたばかりなので細かいことは今後ぼちぼちといったところですが、ナビとして肝心な地図はというとこんな感じ。
KENWOOD地図は昔から極彩色wであまり好みじゃなかったのですが、ここ数年で大分落ち着いて見易くなってきたと思います。目的地方向表示(赤い直線)が引かれるのも方向音痴な自分には助かります。
今回のモデルから KENWOOD Drive Info. アプリ経由でSmartLoop渋滞情報にアクセスできるようになったのもポイント高いですね(本家Carrozzeriaは専用のdocomo通信ユニットが必要)。
今のところ気になったのは、選択したランドマーク表示が100mスケール以下でないと表示されないことくらいでしょうか…おそらく地図画面がランドマークで溢れかえるのを嫌っての事なのでしょうが、ならば表示スケールの設定を追加すればいいだけのことなので、この点は今後のアップデートに期待というか要望ということで。
あと、昔からですがKENWOODナビの案内音声は味気ないですねぇ。なんか一昔前のマシンボイスに近いので、案内を信用していいんだかちょっと不安になりますw(収録容量に限りあるSDDゆえかもしれませんが、それを言ったらClarionナビなんかオリジナルカスタマイズまで出来るわけですし。)

友人から借りていたポータブルのエヴァナビのマヤ声、移植できないかしらww

・・

・・・

あ、でもWILLEに転職した後のマヤさんには、道間違えたら (・д・)チッ とか舌打ちされそうだ。。。


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2013年3月28日 (木)

露天風呂独り占め にんにん

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DATA : PENTAX K-7 / smc PENTAX DA★ 55mm F1.4 SDM
左) 1/2500sec. : F1.8 : ISO 200 : 55mm(FS.82mm) : PENTAX Digital Camera Utility 4.34
右) 1/1000sec. : F2.2 : ISO 200 : 55mm(FS.82mm) : PENTAX Digital Camera Utility 4.34

半年に一度の命の洗濯…で、修禅寺に来ております。
都内は桜も満開か幾分散り始めの様子でしたが、箱根はまだまだこれからで、山を越えた西側も満開一歩手前の丁度よい頃合いですね。
心配していたお天気も花曇りから徐々に回復し、午後には青空が顔を出して、ちょっと散歩しただけでも汗ばむくらいの陽気になりました。

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Img_20130328_174622 本日のお宿はかねがね一度は泊ってみたいと思っていた柳生の庄

温泉(風呂屋)→柳生といえば十兵衛→サニー千葉→影の軍団→服部半蔵ということで (;´∀`)ニンニン

・・・なんてちょっと忍者屋敷風の暗〜いイメージを持っていましたが、実際には竹林に囲まれて大変静かな、和風総本家にでも出てきそうな正統派旅館であります。
このお宿、噂には聞いていましたが、まずもってお出迎えからして素晴らしくて、ドライブしつつ16時頃のゆっくり到着だったのにもかかわらず、上の写真のようにあまり目立たない入口ということをわかってか(チェックイン開始は14:00からなのでそのあたりから待ってくれていた?のか)2人もお迎えの方が待っていてくださったので、一発で見つけることが出来たの嬉しかったですねぇ。
また係の方たちは全てこちらの家族構成を事前に周知されているようで、普段からよく自分と姉は(大変不本意ながら)夫婦と間違えられるのですが、今日はそんなこともなく、大変気持ちよくwお部屋に入ることが出来ました。これだけでもすでに◎宿です。
ただ普通の旅館のように玄関入ったところに帳場ロビーは無く、池越しに枝垂れ桜と池のあるお庭を横目に見ながら、広間を横切ってそのままお部屋に案内されるというスタイルはちょっと新鮮でした。

_dsc0740 お部屋は半露天風呂付きの間。
造り自体は適度な広さの続きの和室と洗面関係というオーソドックスなもので、目新しさも真新しさもありませんが、しっかりと昔ながらの昭和の宿の面影を残しつつ調度品や設備は勿論最新で言うことなし。

大浴場はこれまた素晴らしく、写真撮れないのでお見せできないのが残念なのですが、内湯はまるで綺麗な道後温泉wのような内装に重厚な石造りの湯船…対して露天風呂は竹林の中に広々と池のようで、林の向こうには滝の造作、脇の四阿には縁台と冷水、そしておそらく雪見露天風呂?用の編み笠まで常備してあるという気の利きよう (゚д゚)!
野趣あふれるお風呂ではありますが、ここも大変静かで、また湯船の中はきちんと平らに造られていたり落ち葉ひとつ落ちていないなど、決して新しくはないのですが隅々まで気配りがされていてそれだけでココロ癒されます。
他にもおそらく数組は泊っている筈なんですが、運良くこの素晴らしい大浴場を貸し切り状態で満喫することができました〜
♪男は服部 露天風呂独り占め〜♪ ポカポカシタノ(≖ˇ∀ˇ≖)

_dsf0446 その後お夕飯も満喫し、ただいまほわほわしながらこの文章をタイプしているところでござるよニンニン。

寝る前にもうひとっ風呂、浴びてきましょうかねぇ。。。

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