2009年9月 2日 (水)

新しい秋が来た、希望の秋だ!?

秋。
それは嬉しくも狂おしい、新製品の季節。

民主党政権になったことで、この先は没落確定的元独身貴族yonhongiです(苦笑)
「子供は社会の宝」ですもんね、子持ち家庭を支援する為に税金を投入するのは国民の当然の義務…で・す・が、その前にキッチリと現状予算の無駄遣いをあぶり出して、それでもなお財政的に成り立たないと明示されない限りは、いかなる増税も、
み、認めるわけにはいかないんだからねっっ!! ( ̄u ̄;)ハァハァセ゛ェセ゛ェ…

ということで、以前にも増して厳しい財政状況が待ち構えているのを見据えた上で、今年下半期の計画的散財のため、気になる新製品たちをチェックしておこうと思います。

Dmcgf1_r

Panasonic DMC-GF1

かねてより噂になっていたマイクロフォーサーズ規格のニューモデルです。
PanasonicとしてはG1/GH1に続く第三弾、夏前にOLYMPUSが発売したE-P1の純粋な競合機という位置付けになると思います。
基本デザインは事前にリークされていた通りでしたので驚きはありませんでしたが、E-P1に比べて明らかにオーソドックスなカメラ然としたスタイルに安心しきっていたところを「ファッション・ムービー一眼」のキャッチコピーには度肝抜かれました…なんですかこの狙いっぷりは(笑)。

まぁパナの広告戦略センスはさておき、確定したスペックを詳細にチェックしてみると個人的には少々残念な点がいくつか。
撮像素子…色々情報が錯綜しておりましたが、結局GH1同等のマルチアスペクト素子は採用されず…普通のトリミング仕様となりました。
E-P1にはオプションでも存在しないので期待していた外付けEVF(電子式ビューファインダー)も、その期待を見事裏切って20.2万ドットの高精細とは呼べないもののようですし…G1/GH1とのラインナップ・ヒエラルキーを維持するには仕方ないのかもしれませんが、なんとなく最近のパナはちょっと前までのキヤノンのような出し惜しみをしているようで、いい気持ちはしませんね。ジャンルは違いますが最近のキヤノンは逆に出し惜しみ無しの EOS 7D なんかを投入してきましたから、なおさらそう感じるのでしょう。まぁすっかりK-7に慣れてしまった自分には、いくらハイスペックでも巨大な7DやD300S、ましてや廉価版とはいえフルサイズ機のα850などに食指は動かないので、その点は助かりますが(汗)
Dmcgf1_flash 逆に感心したのは、内蔵フラッシュ。
GN6とコンパクトカメラ同等以下の小光量ではありますが、E-P1が搭載スペースの都合上諦めたものを(手ブレ補正機構がボディに無いので有利だとはいえ)、限られたスペースに複雑なリトラクタブル機構を駆使して見事に搭載したのには頭が下がります。
これを見る限り、OLYMPUSだってE-P1でやろうと思えば充分出来たんじゃないかという気が…。

同時に発表された 20mm F1.7 のパンケーキレンズはもとより、Leica DG の銘がついた 45mm F2.8 マクロレンズが実にそそられますし、さりげなく追加されたロードマップにはさらに3本の魅力的なレンズ達が! いつまで経っても単焦点レンズを出さないOLYMPUSに、爪の垢煎じて飲ませてやりたいくらいです。

で、買うかと言われると…う〜む欲しい、欲しいんだけど微妙なとこですねぇ(爆)
超広角の 7-14mm F4 と今回発表の2本ので、ほぼ最高の旅行カメラ・システムになりそうな気はするのですが、そこまで揃えて持ち歩くならやっぱりE-30出撃させた方が満足度高い画が撮れそうですし、個人的にはやはり外付けEVFが残念でイマイチ踏ん切りが付きません。あと一息って感じですねぇ〜。
来る9/9にはLeicaもX1なんていうAPS-Cミラーレス機を用意しているらしいですし、Kマウントのミラーレス機の噂もまだまだ絶えませんので、発展途上のこの分野の商品はゆっくりノンビリ品定めすればいいかなと(苦笑)


Xperia_x2_2 さて、X1といえばSonyEricssonのスマートフォンにそんな型番のモデルがありましたが、こちらも XPERIA X2 として順当に進化したようです。
今となっては珍しい、スライド式フルキーボード搭載機。いかにiPhoneのマルチタッチ+フリック入力に慣れてしまおうとも、やはりガジェット好きにはハードウェアキーボード付きというのは、いつまでもそそられる魅力があります。
OSは Windows Mobile 6.5。
後発のiPhoneOSやAndroidに押され気味とはいえ、それでもまだ「いじり甲斐」はピカイチであることに間違いは無いと思いますので、実用機というよりも趣味の一台として是非是非手元に置いておきたい一品ですわ heart04

スペックとしてはWVGA3.2インチ液晶に8.1MPのAFカメラ/aGPS内蔵と申し分なく、コチラコチラを見るにφ3.5のステレオミニプラグもありそうなど、なかなか遊べそうな雰囲気プンプン。
X1ほどパキパキの筐体デザインではありませんが、適度に絞りの入れられた背面などは、なかなか使いやすそうな感じがします。

折しも先日発表されたWM6.5の10/6リリースという記事の中にアジアでの展開として、キャリアに NTT DOCOMO / SOFTBANK / WILLCOM の名前が、マニファクチャーに SonyEricsson / HTC / TOSHIBA が挙げられていましたので、もしかしたらもしかして日本導入もあったりなんかして…なんて楽しい妄想を繰り広げている最中であります。
docomoはサムスンがWM・ソニエリがAndroidと発表しているので、SoftBankのXシリーズで復活だったら嬉しい…けど、ホントはこういうのを真っ先に導入すべきはイーモバイルなんですよねぇ。デコPCなんぞで遊んでる場合じゃないっつうの!!


他にもSONYは10月のWindows7発売に合わせて VAIO type X を用意しているそうですし、そういえば9/9にはAppleも新型のカメラ付きiPodの発表をするイベントを控えていますので、各方面で物欲の種は尽きまじ、といったところでしょうか(苦笑)


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2009年8月21日 (金)

導火線に火を点けろっ!

明日の花火に誘われました〜 (⌒-⌒)ニコニコ...


・・
・・・

女子に、じゃないのが自分らしいっちゃらしいのですが(爆)
いや、女子は誘わにゃならんのか orz

いつも撮影会を企画してくれる工場長さんが、鶴見川サマーフェスティバルを撮りに行くということで、それに便乗です。
今年は夏らしい場所にも行ってないし、体調不良でしょっぱなケチがついてからというものマトモに撮影にも行っていなかったので、今夏のラストチャンスとばかりに二つ返事で参加表明…土曜日のイベントですけど、職権乱用?!で休日ゲットです(苦笑)

で、ふと思い出しました。
花火撮影の必需品のひとつ…リモート(ケーブル)リレーズを持っていない事に、です。
2秒セルフタイマーなんかを駆使すれば撮れないわけでもないんですが、バルブ撮影する被写体の中でも花火はちょっと特別で、動きモノを撮るのと同じくらいにタイミングが命だったりしますので、やっぱり必需品だと思います。


まずはメインボディのE-30用。純正品はRM-UC1という型番の専用品で6千円もします!
特別な電子回路が組み込まれているわけでもない、ただのスイッチ部品にこの値付け! 昔のホントのケーブル式ならいざ知らず、今の電気式のものにこの金額払うのはなんともバカらしい気がするのは、自分が小市民だからでしょうか?
接続部分も汎用性のないマルチUSBと呼ばれるPC接続と共用の端子なので、そのへんも自作へのハードルをワザと高くしているようで気に食わないですねぇ。
(ちなみにOLYMPUS一眼の現行機では、E-3のみが一般的なminiUSB端子です。)

Horusbennu_rs801_o1 Multiusb

というわけで、そんな時は(アングラなものは)なんでも売ってるヤフオクで検索(笑)
案の定、RM-UC1の互換品というのが1,500円で見つかりました。
もちろん、即ゲットです。

韓国のHORUSBENNU(なんて読むんだ?)という写真用品メーカーのRS-801(O1)というもののようです。本国では10,000ウォン(およそ760円)なので1,500円でもちょい高いのですが、まぁこのくらいなら許せるかな。
案の定、Made in CHINA なんですが、精密部品でもないからいいでしょ。
大きな赤ボタンが目立つので、夜間撮影には純正品より寧ろ好都合かもしれません。ボタンのタッチはふにゃふにゃで良くはありませんが、ちゃんとバルブロックも出来るので大目にみてあげましょう(笑)。


さて、K-7の方はどうでしょう。
純正品はCS-205。実売で3千円位…OLYMPUS程じゃないですが、それでもやっぱり高いと思います。
ただ写真を見るに、端子は極々一般的な3極のステレオプラグのようです。
そこでボディを観察。
K7_remoteplug 25mm3p

グリップサイドのカードスロット下、分厚いゴムの防水蓋の下にリモート端子があります。径は2.5mmのスーパーミニプラグのようです。
ジャンク箱の中から使えそうな部品を探し出して徐にリモート端子に突っ込んで、
先端とアースのショートでシャッターが、中間とアースのショートでシャッター半押し(測光/AF)が、作動する事をなんなく確認できました。
( ̄ー+ ̄)ニヤリ… これなら楽勝で自作できますね。

ということで、さっそく在り合せの部品を掻き集めて作ってみました happy01
いざ、出来上がってみると…
K7_bulbmode K7_remoterelease_diy
ど、どこをどう見ても爆弾の起爆装置です!!
本当にありがとうございました(爆)

花火会場の人混みで職務質問なんかされた日にゃ、しょっぴかれること受け合いです。普段プロダクトデザインがどうのと偉そうに宣ってはいますが、我ながらモノ造りセンスの無さに飽きれてしまいます…まぁ、ちゃんと作動するからいいんですけどね。


さあ、これで準備万端整ったわけですが、雨なんか降らないでおくれよ、ホントにもう。。。


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2009年8月 8日 (土)

ひぐらしの鳴く頃に

4
『4つの瞳』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/60 sec.: F4.5 : ISO 640 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility Ver. 4.00

本日、夕涼みの散歩の途中で出会った猫たち。
ひぐらしの声が響く夕暮れ時、道ばたでしきりにじゃれ合っていました。
… 愛・く・る・し・ひ … にゃ〜♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノにゃ〜♪

たまたま届いたばかりの新アイテム(後日紹介予定)を持ち歩いていましたので、ここぞとばかりにK-7の動画撮影テストを敢行! ムービーは慣れていないので、撮影も編集も未熟ではありますが、とりあえず1分半に纏めましたので公開してみます(苦笑)

  • カメラ : PENTAX K-7
  • レンズ : smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited ( F3.5〜4.5固定 / Manual-Focus )
  • モード : HD-Movie 0.9M(1280×720)撮影
  • HD編集 : iMovieHD使用 H.264/720p/30fsp変換

圧縮変換で解像感はかなり無くなってしまいましたが、一眼レフムービーならではの被写界深度の浅さを、YouTubeのHDモードなら充分感じていただけると思います。
それではyonhongi初編集HDムービー「ぬこぬこ動画」をお楽しみください(笑)

[2009/08/09 追記] この動画撮影用に用意したアイテムを簡単にご紹介。
気付いた方もいるかもしれませんが、K-7の内蔵マイクはモノラルなのにステレオ録音されているのはコレ如何に?…はい、外部マイクを調達いたしました。
At9910 K7_with_at9910
audio-technica AT9910

プラグインパワー方式のダイレクト接続ステレオマイクロホンです。
(ちなみに大きさ比較用のSDHCカードも動画撮影用に手配した“白芝”こと高速版のTOSHIBA 8GB。安価な割に転送速度が20MB/sクラスと早いので、バッファの余裕が余りないK-7でも途中停止することなく、比較的長時間の録画可能です。)
上の写真の右側のように、K-7ボディ側面のMIC端子に直に挿します。差し込み部分で90°、首のピボットで(ちと硬いので無理矢理ですが)90°曲がりますので、ほぼ任意の方向へ向ける事ができます。
取付けた姿はなんとなく宇宙ステーション風…なのでISSの壁紙前で撮ってみました(笑)

同じ直付けタイプのマイクにはAT9911のような更に小型のものもありますが、過去の生録経験上、外部マイクはある程度大きさがあった方がチャンネルセパレーションも良好ですし、低音の拾いも良くなります…かといって、アクセサリーシューに付ける本格的なものでは小型のK-7にはちと大袈裟ですし高価過ぎます…ということで、このあたりが自分的にはベストバランスかなと。
とにかくこのサイズなら今回のように、いつもポケットに忍ばせておけるのが気に入りました。

使用した結果はお聞きの通りなかなかのステレオ感で、周囲の蝉時雨や左から聞こえてくる犬の吠え声など、気軽なビデオ撮影には充分な性能なんじゃないかと。
感度が高い分、少々バックグラウンドノイズが耳につきますが、それでも内蔵マイクだとどうしても拾ってしまう手ブレ補正その他のボディ内駆動音は最低限に抑えられているので、単一指向性も良好だと言って差し支えないレベルだと思います。

これで、街角で見かけた綺麗なおねいさんが突然ダンスを始めても、ばっちりスクープできますね(爆)



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2009年8月 7日 (金)

蒼い霹靂

Photo
『夏空揚羽舞』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/500 sec.: F5.6 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility Ver. 4.00 : Trimming

先日の川村かおりといい、大原麗子といい、悲しい知らせが続きます(T_T)
のりぴーもどうしちゃったのかなぁ〜…。

Twitterでも朝一呟いた通り、Panasonicのマイクロフォーサーズ機第三弾のコンパクトタイプがいよいよ発表間近のようで、かなり信憑性の高そうなリーク画像とスペックが出回っています。
オーソドックスではありますが、正直E-P1のデザインが苦手な自分にはLXシリーズの正統進化した感じのGF1のほうが好感が持てます。
パナはレンズ内光学手ブレ補正採用なので、アダプター使用の旧レンズ遊びには不利かもしれませんが、その分、フラッシュ内蔵・3インチ46万ドット液晶・GH1タイプのマルチアスペクト対応撮像素子(よく読むと13.1MPなのでG1/E-P1タイプの様ですね、ちと残念)・720p/30fspの動画撮影と、スペックも申し分ありませんし、どうやらアクセサリーシュー下にEVF用の端子もあるようですから、抜かりがありませんね。
真偽の程は定かではありませんが、 RICHO RICOHからもKマウント採用のレンズ交換式コンパクトが出る!なんて噂もありますし、これから秋口にかけてはまたちょっと楽しめそうなカメラ界隈であります。

ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪

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2009年7月26日 (日)

働き蜂の思わぬ休日

この週末はK-7の撮りおろしも兼ねて、横浜で夜景でも撮ってこようと画策していたのですが、思いがけずの体調不良でそれも叶わず…同行して下さるはずだった方々にはご心配とご迷惑をお掛け致しました。

そんなわけでちょいと間が空いてしまいましたが、自宅で悶々としつつ(苦笑)もヒマな時間だけは出来たので、K-7の特性テストを簡単にやってみました。
K-7ネタ第三弾は、巷で賛否両論の画質編です。

Palegreen
『pale-green』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
4sec.: F11 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : K-7 Ver. 1.00 internal developing

そもそもKマウントの手持ちレンズは一本しかないわけですから、まずはそのレンズの特性を知っておかねばボディの画質をとやかく言うことは出来ません。
現在PENTAXのK(AF)マウントレンズには、APS-Cデジタル専用DAシリーズとそれ以前の135(フル)サイズ銀塩用FAシリーズ、およびデジタル最適化しつつ135サイズ対応のDFAシリーズといった区分があるのですが、デジタル機に最適化されていない FA77mm F1.8 Limited をK-7で使うとどんな影響があるのか、ちょっと興味のあるところでした。

Fa77mm_f 最短撮影距離70cmという寄れないレンズでブツ撮りというのもなんなんですが、サンプルになりそうな手頃な大きさの物で手近にあったのがAppleのワイヤレスキーボードだけだったので…これを絞り開放F1.8からF22まで変えて撮影し、その他の条件は揃えてK-7本体内でRAW現像してみました。
ピントはキーボードのGの位置に固定。その部分をピクセル等倍に拡大した物をF値ごとに並べたのが右の写真です(クリックで等倍表示)。

こうして見比べると流石に開放のF1.8では描写に甘さが見てとれます…が、個人的には非「デジタル最適化」で懸念していた程ではないなという印象。あえて条件的に厳しそうな白っぽい物を写してみたのですが、よく言われるフリンジっぽさは(この中心部分はもちろん周辺部でも)確認できませんでしたので、K-7の撮像素子とFAレンズの相性はそれほど悪いわけではないようです。
ただし絞り開放状態では、全体像での周辺光量低下が若干感じられますので、明るいレンズだからといっても開放付近を多用するのは控えた方が良さそうですね。

一段ちょっい絞ってF2.8になれば描写の甘さはかなり落ち着いてきて、F4〜F8の常用域では各キー間のアルミの質感もきちんと写っていますので、実用上の解像度も充分あると言えるでしょう。
その後、F16〜F22まで絞りを進めて行くと今度は回折の影響でしょうか、また描写が甘くなってきます。F22では露出も若干アンダーに振れています(デジタルには低照度相反則不規と言われていますので、単に長秒露光時は露出が不安定なのでしょうか?)ので、美味しい部分はF4〜F11あたりということになるのでしょう。


FAレンズの特性がある程度把握できたところで、次はいよいよK-7ボディ(というか撮像素子)のテストです。

Butasan_otousan ココログの1MB転送規制がありますので等倍画像は容量的に載せられません…ということで、サンプルの全体像は実際に良く使うケースを想定して50%にリサイズしてあります(クリックで拡大)。
ブタさんとお父さん犬のぬいぐるみを被写体に、ISO感度を200〜6400まで変えて撮影。
ピントはブタさんの目ピンでF値は共通で5.6。ダイナミックレンジ拡張は使用せず、高感度NRはISO1600以上でON(高)になっています。こちらもK-7本体内現像です。

巷では低感度でもノイジーだと散々貶されているK-7ですが、ISO200を見る限りは特段酷いとは思えませんけどねぇ(最低感度はISO100ですが、最近の機種は基準感度が200のことが多いようなので、あえてISO200からにしてみました)
まだ試してはいませんが、ハイライト/シャドー補正をかけたJpeg画像が特にノイジーだと言われていますので、もしかしたらそれは画像処理エンジンの特性なのかもしれません…が、自分は基本的にRAW撮影派なので、その場合はあまり気にすることもないだろうとタカをくくっています。

K7_isozoom 高感度ノイズに関しては(左写真は部分拡大)、個人的にISO800までは全く問題無し。
ISO1600から背景や暗部に色ノイズが乗り始めますが、室内での気軽な撮影くらいなら充分に使える範囲だと思います(本体内ノイズリダクションが「高」でもこの程度なので、ノイズリダクションの効き自体を弱めている可能性はありますね)
流石にISO3200は像の輪郭が崩れてきますし、拡張設定オンにしないと使えないISO6400で、画質を兎や角言うのもナンセンスと思われますので、自分の場合の実用範囲はISO100〜800(非常時にISO1600まで)といったところでしょうか…これは感覚的にE-30とそれほど変わらないか、良くて半段分K-7が有利という程度でしょうか。

K7_e30_iso3200zoom_3

(レンズの焦点距離も素子の画素数も違うのであくまで参考程度にしかなりませんが…)試しにE-30でなるべく似た条件で撮影してISO3200で比較してみると、K-7のほうが若干色ノイズが少なめ、且つ画像に締りがあることが見て取れます。
常々(画素ピッチが狭いので)高感度に不利と言われ続けてきたフォーサーズも、こうして比べて見てみると今やそれほど卑下することもないんじゃないかとの思いが半分、やっぱりK-7の高感度特性はそれほど良くないのかなぁという思いが半分の、ちょっと複雑な結果と相成りました。

あとひとつ気付いたのが、E-30のハイライト特性がやはりかなり良いんじゃないかという事。
それぞれオートのホワイトバランス傾向が違うので、ちょっと作例としては判りづらいのですが、白いお父さん犬の階調表現の滑らかさについてE-30のソレは特筆物だと思うのです。素のダイナミックレンジの広さでは、E-30 > K-7 なのは明らかなようで、どちらかというとこの傾向の違いこそが今後それぞれの機種を使い分ける際のポイントとなりそうな気がします。

ヒマに任せてさんざん等倍画像で確認したので、発売当初に各種掲示板で話題になった「縦線」や「縦縞」が出るといった不具合は、とりあえず自分の機体には出ていないようなので安心しました。
ただし「自動水平機構」ON時に左側ラインAFセンサーが合焦不可になるバグは確認できましたので、これはいずれあるであろうアップデートでの対応待ち、ですね。
[2009/07/29 追記]言ってるそばからファームウェア・アップデートのVer.1.01でこの件は修正されました。

Photo_2 とココまで書いて、ふと窓の外を眺めると、これでもかという程の青空が目に飛び込んできました。
体調がまだすぐれないとはいえ、あの青空を前にしては居ても立ってもいられませんて。
てなわけでK-7だけ持って近場を軽く散歩。おあつらえ向きに近所でヒマワリが元気良く咲いているのに遭遇しました。
思いのほか風が強くて、前後左右に大きく揺れる花にはピント合わせ散々苦労しましたが、思い付きで撮ったにしては良い空の青が出たんじゃないかと、ちょっとだけ気分が良くなりました(単純な自分happy01)。
C-PLフィルター使わずにこれだけ鮮やかな青が出せるのはCMOS素子全盛の昨今の機体ではちょっと珍しいかも。これもまた思わぬ収穫でした。

Photo_3

強い風の中、小さなハチが必死に集蜜している姿を見て、自分も頑張って早いとこ完全復調しなきゃいけないなあと…じゃないと今年の夏は、なんとなくあっという間に過ぎてしまいそうです。


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2009年7月22日 (水)

あぁ無情

昨日から断続的に続く雨降りお天気で、職場のある千葉市内では日蝕はまったくと言っていい程、見られませんでした。
ま、そもそもこの辺は皆既ではないですし、だからと言って小学校校庭にテント張って寝泊まりのツアーに35万円も払える程のお金もヒマもないので、ネットで中継見ただけでも充分満足でしたけどね。
写真期待されていた一部の方、ゴメンナサイ…そんなわけで日蝕写真は皆無です。
そもそも条件さえ揃えば誰でも目にすることができる事象ですし、被写体としては「誰がどう撮っても同じものにしかなり得ない」ので、興味が湧かなかったというのもありまして…硫黄島クルーズではなんとか見られたようですので、いずれきっとネット上に素晴らしい写真が溢れ返ることでしょうから、そちらで楽しんで下さいませ。

個人的に残念だったのは実はそちらではなく、昨日の葛飾納涼花火大会を撮りに行けなかったこと。
会場の江戸川(柴又)は自宅からだと約15km。メイン会場は川を越えた都内側ですが、手前の松戸側は開けた田園地帯なので、電チャリ・オフタイムで行けば混雑知らずで撮影できるはずだったんですがねぇ。
公休とって、重たい三脚も荷台に括り付けて、おニューのカメラも来たことだしワクテカしながら準備万端整えていたのですが、結局直前になっても小雨模様のままだったので泣く泣く今年は断念致しました。
どうやら花火大会自体は雨の降る中、決行されたようですが…。
K-7ボディは防塵防滴ですが、唯一手持ちのFAリミテッドはさにあらず。
ZD11-22mmは防塵防滴ですが、肝心のE-30ボディはそうじゃないですし。
結局、自分の手持ち機材の組み合わせでは唯一の弱点もといえる「雨」に、今回は完全に負けてしまった形なので、めげているのですよ。ま、あのコンディションじゃ綺麗な花火を画像に収めることはきっと出来なかっただろうと、自分で自分を慰めています。
今年は不況のあおりで、地元手賀沼の花火大会も早々に中止が発表されていますので、これで早くも今年の夏は(こと花火撮影に関しては)終わったなという気分でいっぱいですよ、とほほ。


さてさて、いつまで打ちひしがれていても仕方ないので、K-7ネタ第二弾をば。
前エントリーではハードウェア的外観部分を記事にしましたが、今度はもう少しソフトウェア的なUI部分をE-30と比較してみようと思います。


E30_k7_infodisp まずは右手グリップ側の情報ディスプレイ。
情報量としてはどちらも似たようなものだと思いますが、常に確認したい3大情報(シャッター速度/絞り値/ISO感度)が比較的大きな文字で判りやすいという観点からみれば、K-7の方が若干見やすいかと…E-30はなぜかISOボタンを押さないと感度表示されないのが、前から不満だったんですよねぇ。あと電池残量表示が大きいのも、なにげにK-7の優位点でしょうか。

バックライトはどちらもグリーンですが、写真の通りE-30は淡く、K-7は明るく派手目。
暗所の視認性ではどちらでも不便はありませんが、K-7はちと明る過ぎで、尚かつ設定で測光中常時点灯と完全消灯しか選択肢がないので、暗い会場内での舞台撮影等では少々人迷惑かもしれません…せめて3段階くらいの明るさ調整が欲しいところです。
その点ではE-30くらいの明るさで、任意にパネル上面のLIGHTボタンで点灯させるほうが気が効いているといえます。

次は同じく情報表示パネルとして使った場合の、背面液晶。
E-30(下写真左)はスーパーコンパネ。K-7はステータススクリーン(下写真中央)とコントロールパネル(下写真右)。
E30_superconpaneK7_statusscr_2 K7_conpane

E-30の2.7インチQVGAと、K-7の3インチVGAを比べるのは酷という気がしないでもないですが、やっぱり綺麗な液晶は気持ちのよいものです。ジャギジャギ文字のE-30をWindows98レベルとすれば、K-7のそれはXPのアンチエイリアス表示くらいでしょうか(謎)。ただし折角の高精細も味気ないフォントのせいで、いまいち垢抜けない感じがするところがPENTAXらしいかと。
K-7は色味も選べるので、これからの季節、炎天下で多少でも見やすいように彩度の高い赤系を常用することにしました。

見やすさの反面、各種設定の確認とその変更操作に関しては、基本的に一画面で殆どのことが可能なE-30に軍配が上がります。K-7のそれは大画面を上手く活かし切れていないような…わざわざINFOボタンでコンパネ出さないと細かい設定が確認できませんし、そのコンパネも意味不明な機能アイコンにOFFとか出すくらいなら、文字表示の方がよほど判りやすい気がします。


最後はファインダー。
E-30(下写真左)は公称98%・1.02倍。対するK-7(下写真右)は公称100%・0.92倍。
E30_finder K7_finder

フルサイズのファインダーに換算するとそれぞれ約0.50倍と0.60倍なので、E-30に拡大アイピース常用だと、縦横比は違えど体感上はほぼ同じくらいの大きさに見えます。
どちらも交換可能なスクリーンですが、太めの2重線でAFポイントが明示されているE-30に対し、細めの枠線があるだけのK-7は随分とスッキリして見えます。
どちらが好みかは意見が分かれるところでしょうが、じっくり厳密なフォーカシングをするには前者、とっさに構図優先でAFおまかせなら後者といったところでしょうか。
ただK-7のスクリーンの切れ味はなかなか特筆もので、明るいF1.8レンズとの組み合わせでは、ホントにピントの山が掴みやすくて感心しました。これならMF多用も苦にならないでしょう。
F値の暗いレンズだとザラつくという意見もあるようですが、このマット面のままAFポイント表記のある交換スクリーンが出れば、個人的には最高な気がします。

画面下の情報表示はどちらも似たようなものですが、K-7のほうが多少整理されているでしょうか…撮影中はあまりファインダー内表示気にしないのですが、4:3で縦が長いフォーサーズは、この点やっぱり不利かもしれませんね。


とまぁ、こまごまと比較をしてきたわけですが、それぞれがハードの印象とはなんとなく逆の雰囲気を醸し出していることに改めて気付いたというのが、ちょっと意外だったかも。簡単に書くと…

  • E-30 : 羊のガワを被ったオオカミ少年
  • K-7  : 狼の着ぐるみを着た赤頭巾ちゃん

といった感じかな(う〜ん、我ながら意味不明ですねcoldsweats01)
とにもかくにも、この倒錯した2台を使いこなすのは実は案外大変なんじゃないかという不安が心をよぎりはじめたyonhongiなのであります。


哀れな子羊に、神のご加護を!(笑)

Photo
『モーニング・グローリー』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/60 : F2.8 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility 4.00


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2009年7月20日 (月)

遥かな星が故郷だ♪

K7_with_fa77mmf18limited_toyphoto …噓です(笑)
ホントはフィリピンのセブ島が故郷だそうですよ。

PENTAX K-7
with smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited

ついに来ましたK-7ボディ (・∀・)ニヤニヤ
これでようやく「トリプルセブン」の完成です。

そそくさと開梱して、先発のリミテッドレンズ付けて、203のストラップ取付けてる間にちょっとだけ充電しておいて、もう丑三つ時(EXIF参照)だというのに記念写真撮ってる自分てイッタイ…。まさか三連休中に届くとは思わなかったので…こんなことなら明日仕事休みますって宣言してから帰ってくればよかった(爆)

この組み合わせは、思った通りジャストサイズでしたね。
小振りなK-7ボディのグリップを右手で握ると、中指が測ったように抉れた部分にかかって重量の大半を受け持ち、薬指が回転モーメントを抑え、底面に副えた小指が残りの重量を支えるといった感じで、完全フリーの人指し指の可動範囲内にサブダイヤル・電源レバー・シャッター・露出補正・ISOの各操作ボタン類がキチンと収まっていて気持ちが良いのです。
掌に伝わる堅さと金属ボディ特有の冷たさがメタルフェチの交感神経を刺激したところに、さらに追い打ちをかけるように、レンズに左手を副えるとさらにその感覚が倍増します。
こちらも中指と親指が自然と絞りリングへとかかり、人指し指がフォーカスリングへ…寸胴のズームレンズだと恐らく窮屈さを感じるであろうK-7の幅の狭いボディも、前方にいくに従って絶妙な調子で径が細くなるこのレンズでは全く気になりません。正にリミテッドレンズの為に作られたボディと言ってよいでしょう。

E30_k7 確かにE-30も、(自分にとって)適度なグリップの大きさと重量配分の良さで気に入ってはいるのですが、やはり官能性能といった部分ではコチラのコンビに分があるのは確かですね。
E-30にZD11-22mmを組んだのとカタログ重量ではほぼ変わらないはずですが、ふた周りくらいコンパクトな「トリプルセブン」コンビのほうが体感的にズッシリと中身の詰まった感じがするのも、好印象に繋がっている理由かもしれません。

こうして並べると、両者は表面上ボタン/ダイヤルレイアウトも酷似していますし、世間的にも中級機として同じカテゴリーに分類されてはいますが、性格的なベクトルは全く正反対なのだということをヒシヒシと感じます。それ故、半年も時を経ずして似たモノを揃えても無意味なんじゃないかと危惧する(揶揄する?)むきもありましょうが、自分としてはちゃんと棲み分け使い分けが出来るはずと再確信した次第です。
ま、ぶっちゃけ触ったら欲しくなっちゃったと、理由はただそれだけなんですがね(苦笑)

K7_rightgrip K7_modedial_2 K7_backbutton

特に惚れたのが、やっぱりモードダイヤル(上写真中央)。
E-30のようにシーンモードだのの安っぽいアイコンじゃなく、P/Sv/Tv/Av/TAv/M/B/X/USERと素っ気なく浮き彫りにされたそれは、意味を知る人間以外寄せ付けない雰囲気のストイックさが堪りません。こんなこと書くとフェミニンな団体の総攻撃食らっちゃいそうですが、あえて書くなら「漢の道具」とはこういうものだと、ユニバーサルデザイン全盛な風潮に真っ向からケンカ売ってる感じが大好きです。

反対にガッカリなのは背面のボタン類(上写真右)。
小型化の影響でスペースがないのは判りますが、十字キーに機能を割り振ってしまったのは如何なものかと…使い勝手の面はもとより、見た目がすっかりコンデジ風になってしまって一気に萎えてしまいます。
だいたい、WB(ホワイトバランス)やthunder(ストロボ)はいいとしても、ドライブモードの切替がclock(セルフタイマー)の表記だけってのはないんじゃないでしょうか?…コンデジのG7ですら、連写とセルフタイマーのアイコンを併記しているというのに…連写モードにするのに操作を暫し考えてしまいましたよ。
この辺の操作性はE-30に一日の長がある気がしますね。
この半年でOLYMPUSのインターフェースに慣れたというのもあるでしょうが、同じ小型化指向のE-620でも十字キーに割り当てられた機能はそこそこ納得のいくものだったので、PENTAXには更なる洗練を期待したいところです。

もうひとつ洗練をお願いしたいところといえば、ボディ全体の質感というかテクスチャー。
折角の金属外装なのに、粗い梨地加工の表面はまるきりプラボディーが金属外装を模す時に施すそれと同じなので、触ってみないとその材質を判断するのが難しい程…つまりパッと見はE-30もK-7も、質感が変わらないのがちと寂しいのです。
E-3が出た時にも思いましたが、金属外装を採用したカメラはもうちょっとキメの細かいマットな表面加工のほうが、見た目にもメタルチックでいいと思うんですがねぇ。
L1ほどクラシックに振ってツルテカでなくてもいいですが、昨今の流行なのか、はたまた滑り止めの実用性優先なのか知りませんが、なんでもかんでも梨地というのはちょっとどうかと思うのです。


以上、とりあえずK-7のハンズオン・インプレッションはこんなところでしょうか。
折角事務所にまで持ってきたのに、昨夜充電しっぱなしでバッテリー入れてくるのを忘れてしまった(爆)ので、今日のところは冷房で冷えたボディを時々握ってニンマリ( ̄ー+ ̄)するだけであります。
今夜は早よ帰って、設定煮つめるぞ〜!


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2009年7月14日 (火)

ザ・リング

もうそろそろK-7買ったよ〜ってエントリーがあるんじゃないかと思って覗いてくれた人へ。
ゴメンナサイ m(_ _)m まだ買ってません(爆)

代わりにまた↓こんな怪しいものを仕入れてしまいました。
Kfourthirds_mountadapter PENTAX-K → FourThirds Mount Adapter

見ての通りただの金属製の環っかですが、何気に今回の自分のプランの中ではキーアイテムだったりします。

OLYMPUSのEシリーズをはじめとするFourThirds規格は、フランジバック(マウント面から撮像面までの距離)が40mmと、既存の一般的なメーカーが採用している45mm前後に比べて、短く設定されています。そのフランジバック長の差を利用したマウント変換アダプターを併用する事によって、規格外のレンズを装着して撮影する事が出来る、所謂「レンズ沼」的使用法が確立しているという意味でも、FourThirdsはユニバーサルなマウントだと言えましょう(苦笑)
フランジバック20mmでマウント径も6mm小さくなったMicro-FourThirds規格では、さらにアダプター適用範囲が広がっているので、そっち方面の人にはさらにウケが良いようです。

OLYMPUSの銀塩カメラ用であるOMマウントなどは純正でアダプターが用意されていますが、当然それ以外のマウントに関してはサードパーティーものを探す事になります。
近代インターナショナルHANZAといった写真用品扱いのある有名どころが率先してそういったマウントアダプターを供給してくれていますが、いかんせんアングラ趣味向けのせいか単価が高く1万数千円しますので、今まではなるべく近づかないようにしていた(笑)世界なのですが、今回PENTAXのKマウントに復帰するにあたり、やっぱり使えるもんならE-30やL1でも使いたいよなぁと思うようになり、結果、何でも売ってるヤフオクで大陸製の安物を落札するに至りました。
まぁ電子接点もAFカプラーも無い、ただの金属環の組み合わせ品ですから、多少精度は悪くても使えない事はないだろうという読みと、正規品は黒塗装してあるものばかりなので、シルバーのリミテッドレンズには寧ろ無塗装品の方が似合うかなという理由もありました。

届いたマウントアダプターは案の定値段なりの造りで、レンズリリースのレバーの動きも渋く、届いた早々バラしてアタリをちょっと削って調整してやって、ようやく使えるようなシロモノでしたが、まぁそれでも前後マウント面はちゃんとした部品を使ってるみたいなので良しとしましょう(しかしマッタク大陸製品はなんでこう普通の出来にすらならないのか…国民性以前の問題だよなぁ)。

さて、微調整したアダプターを咬まして試しにFA77mmをL1に装着してみると…

L1_with_fa77mm あ〜ら、結構イイじゃな〜い heart04

もともとクラシックなスタイルのL1ですから似合って当然なのかもしれませんが、この組み合わせなら兄弟機の Leica DIGILUX 3 も充分アリなんじゃないかと思わせるくらいの雰囲気がありますね。
流石にM8ほどのオーラはありませんが、パッと見で目を魅ければ自分としては充分満足なんで、他人と一風違う事にメリットを見出す人種にはオススメです(笑)


この組み合わせで使うと換算154mm・解放F値1.8という、ちょっとした大口径望遠レンズになるのも魅力的。天下のキヤノンやニコンでもこの焦点域はF2止まりですし、ZDレンズに至っては実売25万以上するSHG(所謂「松」グレード)の35〜100mmF2しかありませんからねぇ。

Fa77mm_f18test 絞り解放で試し撮りしてみると、最短撮影距離の0.7mでの被写界深度はご覧の通り、1cm以下(計算上は6mm程)となります。(右写真)
中心付近でも若干フリンジ気味だったり後ボケが二線ボケ傾向だったりと、正直画質的に問題なくはないのですが、この紙のごとき被写界深度の薄さは、自分にとってまた1つ新たな表現方法を得た事に繋がりますので、現時点では素直に喜んでおこうと思います。
兎角いままではキッチリカッチリ写すことに重点が置かれていましたから、今後はふんわりゆるゆる系の写真にも挑戦してみたいと思う今日この頃なのであります。

ちなみに現時点で所有しているレンズとボディでカバーできる焦点範囲は以下の通り。

  1. ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5 + E-30/DMC-L1             : [換算22〜44mm]
  2. Leica-D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 + E-30/DMC-L1    : [換算28mm〜100mm]
  3. smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited + Adapter + E-30/DMC-L1 : [換算154mm]
  4. SIGMA 150mm F2.8 MACRO + E-30/DMC-L1                      : [換算300mm]

ここに、K-7というAPS-Cボディが加われば、2.と3.の間に中望遠の[換算118mm]が加わりますし、秋にはいよいよ ZD100mm MACRO が発売されると言われていますのでそれを買えば、3.と4.の間に[換算200mm]の望遠マクロを得ることも出来ます。
あとは超望遠域用に2.0倍のコンバーターでも仕入れれば、ようやく自分なりのフルラインナップが揃うことになりますね。壮大な焦点域補完計画も佳境に入ったと言って良いでしょう。

金銭的リソースに限りある庶民としては、なかなか計画的なんじゃないかと自画自賛中(笑)のyonhongiなのであります。


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2009年7月 7日 (火)

エンドレス・セブン

2009_2 毎年恒例の入谷朝顔まつりに行ってきました。
去年も勿論行ったのですが、ちょうどiPhone発売予約騒動のどさくさに紛れてしまって記事にしていませんでしたね。

既に我が家は毎年咲き終わった朝顔から採取した種で、メインの団十郎はもとより、桔梗咲や多年草のルコウソウ、果ては夕顔に至るまで、夏のお庭は蔓系植物で溢れ返っているのですが、それでも我が家の女性陣はまだまだご満足いかないご様子で、今年も大鉢と普通鉢の二つを買って荷物持ちをさせられちゃいました。
折角早起きして(今年は6時起床)風情のある場所に行くのだからと、毎年カメラは首に提げて行くものの、こうして毎度荷物持ちになってしまうのでろくな写真も撮れずじまい…せめて一週間くらい期間があれば、ひとりで電チャリ乗って写真撮りにだけでも行くのですが。

すれ違う人の中には、そういった写真趣味の方が多いのもこの朝顔まつりの特徴かもしれません。ついつい目がいってしまう他人のカメラも大半はニコン・キヤノンのデジタル一眼レフですが、たまに Leica M8 持った人や往年の銀塩カメラを提げている人もチラホラ。そういえば早速E-P1使いのお兄さんとK-7構えてるおじさんも目撃しちゃいました…なんだかとってもウラヤマシイです。

後ろ髪ひかれつつも慌ただしく入谷を後にして、久々に都内の親戚筋に顔を出してから少々の徒労感と共に帰宅すると、ポストに自分宛の宅配便不在票が!
キタ━(゚д゚)━!! のか…?
そわそわしつつ再配達依頼して、夕方待望のモノが到着いたしました!!

Smc_pentax_fa77mm_f18_limited smc PENTAX
FA77mm F1.8 Limited [silver]


ずーっと前から一度は使ってみたいと思っていた、PENTAXの良心とも言うべき「リミテッド」レンズです。
高性能ズーム全盛の昨今、利便性の面からも販売戦略的な面からも厳しい単焦点レンズ。しかも製造に手間隙かかる金属鏡筒のラインナップを未だに残しているのは、今やPENTAXくらいですからねぇ。
カメラ趣味というのは、使ってみたいレンズがあるからソレを使えるボディを選ぶという一面がありますが、まさに今回の自分がそれにあたります。
昨年来のHOYAへの吸収合併騒ぎでそれも叶わぬ夢かと思っていたのですが、2月に価格改定で大幅に値上がりはしてしまったもののなんとか存続し、先月PENTAX渾身のK-7というボディが発売された事によって、ついに自分も決心がついたという次第であります。

かつて銀塩カメラ時代にSuperAやSFX、Z-1pといったボディを使ってきた根っからのPENTAXファンの血が今、自分の中で沸々と蘇りつつあります(笑)。
その頃使っていたお気に入りのレンズに FA135mm F2.8 [IF] という中望遠の一本があったのですが、そのボケ味と切れの良さを今一度味わいたくて、また名玉との誉れ高い A★135mm F1.8 の面影を感じつつ、現在8種類あるLimitedレンズのラインナップから換算118mmとなるこのFA77mmを今回は選択しました。

コンパクトなこのレンズを掌中にすると、アルミ削り出し鏡筒のヒンヤリとした触感と見かけによらぬズシリとした重さが、自分のA10神経を刺激します(苦笑)。
昨今のヤワでヌルいプロダクトを全否定するかのごとくエッジの効いた各部のリングは、それでいて驚く程スムーズに回転し、けれど適度な節度をもって指先に的確なインフォメーションを与えてくれます。
今となってはその存在すら知らない人の方が多いであろう絞り環はもとより、置きピンには必須の距離指標が繊細なフォントで的確に刻み込まれ、あまつさえ被写界深度目盛には赤外指標まで…長年築き上げられたものの電子化の波によって忘れ去られてしまった大切な何かが、この手のひらの小さな存在の中には残っている、それだけでもワクワクが止まらなくなっている自分が居ます。

Smc_pentax_fa77mmf18_limited_cap_2 Smc_pentax_fa77mm_f18_limited_len_2

レンズキャップも共色のアルミで、中央にシンプルな型押しロゴ、裏面レンズ側にはグリーンのベルベッド植毛という気の配り様です。精度の高い造りからくる機密の良さと相まって、フタを外すという単純なアクションですらフェティッシュな喜びを存分に感じさせてくれます。

組み込みのフードを伸ばしても全長6cmほどで重さ270gのコンパクトなこのレンズは、700g前後のK-7と組み合わせても1kgそこそこという機動性の良さで、気軽にいつでも持ち出せて首に提げていられる、最強のポートレートコンビになってくれるものと期待しているのです…が、肝心のボディ入手の目処がまだたっていないという…(苦笑)
ボディが届くその時までこのレンズを掌で弄びながら、メタルフェチの欲求を満たすという本来の使用法を逸脱した愉しみで気を紛らわせようと思っている、今日この頃のyonhongiなのであります。
そうでもしていないとK-7の代わりに、Limited繋がりでLXのチタンモデルとかに手を出しかねない近頃の心境なものでして(大汗)

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2009年7月 4日 (土)

ストラップとらっぷ再び

E-30の時もそうだったんですが…欲しいカメラがあると、いつも悩むのがそれに合うストラップがなかなか見つからないという事。
最近は宮﨑あおい効果か女子向けの編み込みやレースのものが流行っていて、それにつれて所謂おしゃれストラップが色々な所から出回るようになってきましたので、昔程カメラストラップで自己主張するのに不自由しないかと思いきや、逆に成人男子が首から掛けて歩くにはちょっとどうなのよというデザインのモノが多くなってしまって、やっぱり悩みは尽きないという罠。

そんなこんなでネットを彷徨っていて、ようやく[オシャレ⇔ハズカシイ]の中間くらいでバランスのとれたものを見つけましたので御紹介。

203strap_texcot_button_dbr_2 203 Camera Straps
縦落ち・ボタン・ダークブラウン

ここのラインナップは大変豊富で、ガーリーなものからボンデージ風なモノ(爆)まで、お手頃価格でお好みに合わせて選べるのがとても良い感じです。
兎角手作り系のお店はターゲット層が絞られがちで、それ故なかなか自分のような人種にマッチするモノがなかったりしますから、そういった意味でもココの幅広いラインナップは助かります(苦笑)
おしゃれ系カメラストラップで有名なAcruとかはモノは良さそうなんですけど、なんとなくストラップが勝ち過ぎちゃってて、気恥ずかしさの方が先になっちゃうんですよね…。

自分が選んだのは、つい最近リストに加わったデニムとレザーのコンビもの。

実用品としてのカメラストラップに自分が要求するスペックは、まず第一にしなやかさ…手首に巻いてグリップストラップ代わりにカメラを振り回すので、フルレザーだと硬過ぎたり巻き癖が気になったりで、イマイチ納得できないのです。
ということで、必然的にベース素材はアクリルテープのものが性に合っているのですが、それだけだとデザイン性に少々難ありなので、嗜好品としてのカメラストラップにはレザーや他の素材が使われているものが良いなぁと。
アクリルテープベースにデニム素材のコンビというのは、時々カメラメーカー純正オプションにもあるので珍しくもないのですが、さらにオイルレザー使って肩当てその他をデザインしているのはちょっと珍しいんじゃないかというのが、コレの選択ポイント。ただし三層構造な分、厚くて硬いんじゃないかと危惧していましたが、注文して翌日には届いた(早っ!)現物は充分にしなやかで縫製もしっかりしていたので、これなら手巻きにも対応できるでしょう。

203strap_zoom 飾りボタンもレザーでカメラに当たって傷つく心配が無かったり、左右非対称でレザー部分が片側だけ長いというのも、遊び心があって良いと思います。
デニム素材は普通よりも少々目の細かい縦落ち加工がされていて、カジュアルというよりはラフな雰囲気なのがまた気に入りました。
ブラックカラーもありましたが、今回はあえてレトロ路線にしたかったので、色味の残るダークブラウンにしてみました。付属のアジャスターやスナップリングも古金色なのが気が利いています。

E-30には大砲系望遠レンズも付けますから40mm幅にしましたが、今度のカメラには小さめの標準〜中望遠単焦点しか付ける気がありませんので、幅は30mmで充分でしょう。
…と、ココまで書いといて、肝心のカメラとレンズの手配が実はまだ手付かずだったりします coldsweats01
果たして梅雨が明ける頃には、コイツでK-7を首に下げて出かけられるでしょうか?


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2009年6月29日 (月)

Lock on!

ここ数日アクセスが普段の5割増しで、どんなワードで皆さんに来ていただいているのかなと解析を覗いてみると、大半が「E-P1」「K-7」のようでして…E-P1に関しては小川町で触ってきた時に、ひとくさり感想(というか文句)を書いたのでまだ良いのですが、K-7に関してはただ引き合いに出しだけでなんら具体的なことに言及していないのは、折角検索して来ていただいた人に対してあまりにも不親切…ということで、発売から遅れる事2日の今日やっと、K-7を近所の量販店にて弄り倒してきましたので、主にE-30と比較しての感想などを今更ですが書いておきたいと思います。


K7_da15mmf4 [実物外観をみての第一印象]

確かに小さい、というか主に幅が狭まっているのが印象的なボディです。
その分マウントのスカート部分を含めた全体の厚みは結構あるので、ペンタ部のおでこの出っ張り(内蔵ストロボのヒンジを後方に持っていったお陰でかなり減少した)も含めて、全体的に良い意味での固まり感を演出できているのは、商品写真を見て想像していた通りでした(写真はデジカメWatchより拝借)。
それだけに組み合わせるレンズによってはバランスが悪く感じるかもしれません。大砲風の大口径望遠レンズよりは、PENTAXの良心とも言うべきLimited系単焦点レンズが良く似合いそうなので、個人的にその辺は問題なさそうですが。


[実際に握ってみての第一印象]

小振りなグリップは比較的小さめな自分の手でもホントにギリギリの大きさで、たまたまジャストサイズだったE-30に比べると若干小さく、少々窮屈感があるのは否めません。前述のように全体の幅も詰めてあるせいか、レンズに左手を添えるとさらに窮屈な印象は強くなりますが、丁度右手中指にかかる部分の抉れが絶妙な位置・大きさで、指の配置を工夫して慣れればシックリくるようになると思われます。
K7_magbody E-30と違うなと感じたのは強く握りしめた時の感触で、これにはボディ前面に使用されているマグネシウム合金製の外装が大きく貢献していることを実感できました。たわみが少なく硬質で、特に右手薬指と手のひらで構成されたエリアのシッカリ感は特筆ものです。この部分に大きなメディア室があって、そのフタが微妙に歪んで残念に思っているエンプラ外装のE-30とは好対照です。
ただ全体的な金属感の演出は控えめで、そう言った意味ではメタルフェチには少々物足りなさもありますが、この剛性感ひとつとってみても、形こそ違えども往年のLXやSuperAのアイデンティティーはきちんと受け継がれているんだなという、クラシックファンをも唸らせる何かをK-7は確かに持っていますね。E-P1が手っ取り早く外見だけPen-Fを想起させるものにして、フィロソフィー語っているのとは対照的です。


[シャッターを切ってみての第一印象]
シャッター音は極々控えめ。E-30が比較的派手に残響音付きで「パシャ」と軽い音をさせるのに対し、一回り大きいミラーの開閉を伴うはずのK-7のそれは「コトッ」という風で、音というよりボディに添えた左手に伝わる振動でシャッターが切れたのを実感します。ここにも金属外装とステンレス複合素材使用のメカユニットによる剛性の高さが現れているのでしょう。
どちらが好みかは人によるでしょうが、連写時にも静かなシャッターは、舞台や式場での撮影に重宝するのは間違いないですね。
キットレンズのAFはかなり高速で、ククッという小気味良い音と共にかなり暗い所でも迷い無く合います。AF性能に関してはE-30と同等だと思われますが、レンズ内モーターではないAFレンズもあるPENTAXの場合、この印象はレンズによって大幅に変わるものと思われます。


K7_finder [ファインダーを覗いての第一印象]
100%視野率を誇るファインダー像はなかなか見やすく、コンタクト常用の自分にはケラレも無くちょうど良い感じ。E-30の像をそのまま横に広げて3:2のアスペクトにした雰囲気です(写真はdpreviewから拝借)。
暗めのキットレンズだとそれほどクリアだと言えませんが、F1.4の明るい55mmを付けると見え方は一変し、ピントの山の掴みやすさは中々のものでした。少々マット面がザラついている様な気もしましたが、MFし易ければ問題ありませんし。
ただしAF枠とスポット測光枠が大雑把に刻まれただけの標準マットは、個人的にはちょっと使いにくいかも…E-30のようにAFポジションがピンポイントで表記されている方が精神衛生上良いような…もちろん赤いインジケーターがスーパーインポーズされるので、どこのAFセンサーが反応したかは判るのですがね。


K7_back_2 [各種操作してみての第一印象]
各所に配置されたボタン類は、コンパクトボディかつ大型背面液晶によるスペース不足からか、E-30に比べると若干少なめ。コンパクトデジカメによくあるように、十字キーに各種機能も割り振られているので、何かを操作する場合ワンアクション多くなってしまうのが残念な所。特にAFポジション選択は、E-30のダイレクト選択(これとてやっと改良されたのですが…)に分があると思われます(写真はdpreviewから拝借)。
防滴防塵化に伴うシーリングの影響か、ボタン・レバー類の操作感は全体的に少し重めですが、これはまぁそれなりにしっかりしているということで、慣れれば逆に好感度が増すのかもしれません。
右手人差し指のメインダイヤルの傾斜加減は絶妙ですが、右手親指のサブザイヤルは少々出っ張り過ぎかなぁと感じました。
モードダイヤルは以前にも書いた通り簡潔明瞭で好印象です。中心にロックボタンが付いたのは賛否両論のようですが、PENTAX独自のハイパー操作系が秀逸なので個人的には不便は無いと思っています。
さらに気に入ったのがAEロックとAFロックが別ボタンになっている点。AEL/AFLボタンを設定で機能を割り振る機種(含むE-30)が多い中、撮影に直結するボタンを削減対象にしなかった設計思想には感心しました。
3インチVGA(92万ドット)の背面液晶はやっぱり見やすいですねぇ…ここは大いにOLYMPUSには反省していただかねばなりませんね。可動機構こそありませんが、ライブビュー機能はあるとはいえPENTAXはそれをメインストリームと捉えていないでしょうから、高精細液晶の搭載だけでK-7は充分かと思いました。
ただし折角の高精細も、メニュー画面の文字フォントがあまり整っていないせいか少々野暮ったく見えてしまうのはご愛嬌。加えてOLYMPUSのスーパーコンパネに当たるPENTAXのステータススクリーンは、使い勝手ではOLYMPUSの方が一枚上手でしょうか。


Cat_walkin_2 以上つらつらと感想を書いてみたわけですが、全体としてK-7のハードウェアの魅力はE-30のそれを上回っていると素直に感じました。されど自分的メイン機種になりうるかと言えばまたそれはちょっと違うかなぁという気がしなくもありません。
世間的にはE-30と同等の中級機という位置づけですが、自分としては寧ろそのコンパクトさを活かした気軽なサブ機としての立ち位置のほうがシックリくるというか、その点ではほぼ同時期に登場のE-P1と比較検討するというのは強ち間違いではないかと…薄々そんな気はしていましたが、はっきりスッキリしたのが本日の最大の収穫でしょう。

結論として、
こりゃ買いでしょ(笑)

E-30と仕様も性能も被るかと思って躊躇していましたが、今日でその迷いも消えて、実用道具としてではなく所有欲を満たす目的のみの為に購入しても良いんじゃないかと思い始めて(自分を納得させて)います。

E-P1程ではないですがそこそこ人気の商品らしく、品薄状態の解消までは暫くかかりそうですが、生産が一段落したらボディ単体と(OLYMPUSには無い)小振りな単焦点レンズとを合わせて購入し、晴れてPENTAXファン復活宣言しようと決意した休日の午後なのであります。


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2009年6月27日 (土)

そして、小さきもの

巷では、やれiPhone3GSの発売日(26日)だ、K-7の発売日(27日)だと騒いでおりますが、新しモノ好きの自分にしては珍しく今回は傍観者を気取っている今日この頃。
思い起こせば昨年末にE-30を入手からこの半年というもの、実は大物ガジェットの購入をしていなかったりします…これは自分でもちょっと驚くくらい。
なんてったって去年なんかは、1月[iPod touch]・2月[SO905iCS]・3月[DP1]・5月[OFFTIME]・7月[iPhone3G]とほぼ毎月散在していた事を考えると、まるでリーマンショック後の不況をもろに体現しているかの様で、ちょっと悲しくもあるのですが(まぁ実際お給料も下がってるし、影響が無いとも言い切れないのがさらに悲しい)

心理的先行き不安要因はあっても、心揺り動かす素敵商品さえあればそんな不安はモノともせずに特攻する気構えだけはあるのですが、いかんせん先日のE-P1ショックから立ち直れていない自分が居るんですよねぇ。
そんなわけで「こんなもの手に入れましたレビュー」激減中の当ブログですが、それでは書く方も見る方もつまらないと思うので、今日は最近入手した「ちょっと良い感じ〜」のモノたちを軽く紹介。


まずは友人より誕生日プレゼントとして貰ったコレ↓
Dp1_modopocket797 Manfrotto modopocket 797

コンパクトカメラ向けの折畳み式携帯スタビライザー、です。
先日、豊洲に映画を観に行った際、夜景を撮るのにDP1を地面置きしてセルフタイマーかけて撮影していた様子を見窄らしいと思ったのか(笑)、とてもタイムリーでジョリーグッドなプレゼントであります。
去年の今頃、丁度コレが発売になった頃から実は目を付けていた商品なのですが、マンフロットという三脚界の巨人が出したモノという事もあってか人気かつ品薄で、当時はなかなか手に入らなかったのですよ。で、そのうち買おうと思っているうちに今に至ると…。

Modopocket797_openclose_2 コイツの素敵なところは、小さいのにしっかりした造りなので、ちょっとした一眼レフ+レンズくらいは支えられる強度があることと、シンプルな構造からくる設置自由度の高さ、でしょうか。
3枚の板を蝶番で繋いだような造りで、その両端を短い紐(ストラップの松葉)で結んでいるので、足にあたる2枚の板の開脚具合が一定に保たれるというなかなかのアイデア商品。
カメラ底面の三脚穴に固定して、普段は畳んでおけば厚さ数mmで殆ど存在感を主張せず(しかもその状態のまま本格的な三脚にも固定できるよう、別途三脚穴が空いているのがまた秀逸)、いざという時に開いて机上などに置いて角度調整すれば、±30度くらいの自由な角度で固定できるミニ三脚代わりになるというのは、それはそれは便利なアイテムなのであります。
足にあたる部分にゴムが巻いてあるので多少の傾斜ならものともせず、三脚ならぬ4脚で低い重心を支えているのでブレに強いという利点もあります。

畳んだ状態の奥行きもDP1やG7〜G10あたりのハイグレード・コンパクト機の厚みに合わせてあって、装着したままでも違和感がないのが助かります。
三脚業界では堅牢性で名を馳せているマンフロットなだけに、金属感丸出しで無骨な感じもしますが、例によってメタルフェチの自分にはそれもメリットだったりしますです、ハイ。

いや〜、持つべきものは“モノをくれる”友人、ですねぇ(爆)


もうひとつも又カメラグッズなのですが↓
Tenba_638224 TENBA 638-224
Messengerbag [small]


こちらは自分で自分にプレゼント(更爆)
名前そのまま、最近流行のメッセンジャーバッグタイプのカメラバッグです。
去年のPIEに出ていて、直後から電チャリ乗るようになったので、その際カメラの出し入れがしやすいバッグの必要性が増してきたことが、コレのセレクトポイントでした。

厚手かつ幅広のパッドが入った長めの肩紐が付いていて、斜めがけしても機材の重量を感じさせないのは自転車乗車時には特に助かりますし、肩がけのまま前に回して一番上のファスナーを開ければ、そのまま機材の取り出しが出来る点がとても気が利いています。
他のメッセンジャーバッグには無い、しっかりとした芯入りのハンドルも付いているので、肩紐を外してしまえばブリーフケース風にも使えますね。
内部は各種ポケットが充実していて、ガジェットオタクにはもってこい(苦笑)。一番裏側には15インチのノートPCスペースもあって、その外の身体(腰)に当たる部分にはこれまた厚手のパッドが仕込んであるので安心っちゃ安心ですが、全部にアイテム突っ込んだら大変な重量になりそうです…。

Camerabag_inner 肝心のカメラコンパートメントはパッド素材のインナーバッグ付属で、レンズ付き一眼レフ1台+交換レンズ2本+αといった収納力でしょうか。
思いがけぬ収穫だったのが、このインナーバッグが以前から使っているFoxfireのカストールにもピッタリサイズだったこと。つまり機材は常にインナーバッグに入れたまま、TPOに合わせて鞄を選び、そっくり簡単に入れ替えが出来るということなんです。
前述の通りフォトポタ用途なら、両端のマチが薄手で幅広ショルダーのTENBAメッセンジャーの方が負担が少ないでしょうし、徒歩での移動が多ければ、トート&リュック両用のFoxfireの方が大量の荷物でもスペースに余裕がある分、便利でしょう。

TENBAメッセンジャーバッグのラインナップにはカラーリングの違い以外に、もう一回り大きいラージサイズもあるのですが、チビの自分にはこのスモールサイズでも若干大きいくらいで、肩紐を目一杯短くして丁度バッグが腰位置にくるという具合。
流石にこの辺のサイズ感覚はアメリカンですね。
まぁ、もっと気軽にレンズ付き一眼レフ1台だけ持ち歩きたい時には、Samsoniteのアレグロ200という小振りなショルダーバッグも持っているので、これで一通りどんなシチュエーションでも不便はしないでしょう。

Tenbafoxfire なにはともあれ、またまたオレンジ色のアイテムが増えたのが何より嬉しかったり coldsweats01
Foxfireの派手目なレスキューオレンジに対して、TENBAのそれはちょっと渋めなので、個人的には柿渋色と呼ぶことにしました。
一昔前だと、カメラバッグは黒かカーキか或はアルミのハードケースくらいしか選択肢が無かったですから、こうして一見カメラバックに見えないようなものが出てきたのは嬉しい限りですね。

さて、撮影機材の収納能力も充実した事だし、次は何を揃えよっかなぁ〜(でもその前に、ちゃんとボーナス出るのかなぁ…謎爆)。


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2009年6月25日 (木)

古きものと新しきもの

_hdr
『廃炉 HDR』

DATA : Panasonic DMC-L1 & Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 MEGA O.I.S ASPH.
1/40 〜 1/100sec. : F3.5 : ISO 200 : 44mm(FS.88mm) : HDR composite : DynamicPhoto

Photo メイン機材のE-30が手元に無いと、なぜか沸々と撮影意欲が出てくるから不思議なものであります。
天候も安定しないから、気軽に撮影散歩に出歩くわけもいかないという抑圧された気分が、逆に自分の感性を刺激するのでしょうか…ということで、急遽思い立って、前々から撮りに行きたいと思っていた『JFE第5高炉』へ、L1抱えて行ってきました。

現地はJR蘇我駅から真っ直ぐに海に向かう道のドンツキ。ジェフユナイテッド千葉の新ホームスタジアムを中心に再開発が進む地域の先に、その高炉は異彩を放ちつつ、未だ存在してしました…解体が始まってからだいぶ経つので、内心すっかり無くなっていたらどうしようというのは杞憂で済みました。

5 相変わらず蒸し暑いだけのスッキリしない空も、天気予報では夕方には日差しが出るというので、「夕陽に照らされて赤く染まる巨大な鉄の塊」風に撮れればいいなと思って出かけたのですが、日没まで粘っても結局、夕焼けには恵まれず。
急に思い立って出かけたので三脚も無く、E-30に比べて解像度的・階調的に不利なL1だったせいもありますが、湿度が高い空気層に阻まれてどうも締まりのない画しか出てきませんでしたので、途中で方針変更…滅多に使わないブラケットの連写で露出違いの画像を撮っておいて、PC上でハイダイナミックレンジ合成してみました。
(ちなみにHDR合成のWikipediaで作例写真に使われているのが、柏駅西口なのは何故w?)

Hdrbase
素材になった画像(上写真)で判る通り、錆びた炉の本体に露出を合わせると空が飛んでしまうし、空のディテールを残すと炉が暗くつぶれてしまうのはデジカメでは致し方ないところ…改めて人間の視覚回路の優秀さを知ることになるワケですが、最近流行のHDR合成ソフトを使うと、簡単にラチチュードの壁を越える事ができ、また一歩デジタルがアナログに近づいたと言えましょう。
最新のK-7では、カメラ内部でHDR合成が出来てしまう模様…ヤバい、欲しいかも(爆)
赤錆びた感じを強調してはありますが、階調は肉眼で見たイメージにかなり近い画像に出来たので、わざわざ蘇我くんだりまで出向いた苦労はとりあえず報われたかと…(苦笑)


で、汗だくで帰ってきたら、なんとE-30が修理から戻ってきていました…な〜んだ、あとほんの少し出かけるの遅くしていれば、こんなに苦労はしなかったのか(爆)
19日に修理預けだったので正味中5日。一週間はかかると思っていたので、案外早かったですね。
E30_finder 修理伝票を見てみると、「ファインダー ゆがみ 修理致しました」と記載されていますので、やはり何らかの対策(それが部品交換なのか修正なのかは不明ですが…)は、された模様。
元々それほど酷い状態では無かった自分のE-30ですので、戻ってきた機体のファインダーを覗いてもアッと驚くほど見え方が違うという感じはしませんが、確かに言われてみれば画面下の情報表示は多少見やすくなったかも…というのが、正直な感想ですかね。
カメラとPCを接続しての OLYMPUS Master 経由でしかバージョンアップできない面倒臭さから、ついついVer1.0のままだったファームウェアも、修理後は当然のごとくVer1.1に書き換えられていましたが、それに伴って各種設定が初期状態に戻ってしまっていたので、それを元に戻すのに案外手間取ってしまいました。詳しい検証は又おいおいということで。


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2009年6月22日 (月)

I just want to be happy

Photo
『夢想猫』

DATA : Panasonic DMC-L1 & Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5
1/50sec. : F5.6 : ISO 100 : 14mm(FS.28mm) : built-in Flash ON : SILKYPIX DS 3.0 SE


Photo_2
『廃屋の住民』

DATA : Panasonic DMC-L1 & Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 MEGA O.I.S ASPH.
1/40sec. : F4 : ISO 100 : 50mm(FS.100mm) : built-in Flash ON : SILKYPIX DS 3.0 SE


E-30を修理に出してしまったので、超久々にDMC-L1持って散歩したら、どういうわけかゾロゾロとにゃんこに遭遇(嬉)。
自分のにゃんこレーダーが冴えているのか、それともL1にマタタビ効果があるのか(笑)
梅雨空だからということあるのでしょうが、L1の画はしっとりしているというか、何となく落ち着いた雰囲気に写るから不思議です。


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2009年6月19日 (金)

無機質な箱

ほぼ一週間ぶりに梅雨の晴れ間だということで、久々の都内。
午前中はどんより鈍色の空でただ蒸し暑いだけだったのが、午後には日差しが出てきて、直射熱+輻射熱のダブルパンチになりました。

Photo
『無機生命体』

DATA : OLYMPUS E-30 & Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 MEGA O.I.S ASPH.
1/80sec. : F10 : ISO 200 : 19mm(FS.38mm) : ART-Filter“Rough-monochrome”: ReSize ONLY


しばし神田川周辺の撮影散歩をした後、暑さをしのぐ場所を求めて、まずはオリンパスプラザ東京へ。
なんだかんだ言ってても、やっぱり気になるものは気になる(苦笑)ということで、話題の新製品 OLYMPUS PEN E-P1 の先行展示実機を拝みに来たというのが目的の半分(批判するにしても見直すにしても、実機を触ってみないことには始まりませんからね)、E-30で発売当初から言われていた「ファインダーかすみ問題」の修理依頼が残り半分と、まぁ都内に出たついでに済ましてしまおうという魂胆なのであります。

1Fのショールーム内は、昼休み前後だからとはいえ(何回かココには来てますが)未だかつて無い程の混雑ぶり…自分と同じくらいの年齢から初老の男性まで10人程が列んでいる始末…どうやらこれがE-P1目当ての列のようです(苦笑)
暑い中結構歩いた後なので、まずはゆっくり涼しいところで座っていたいという軟弱な思考のもと、行列を尻目に2Fのサービスセンターへ。


いままでずっと放置していたことからも分かる通り、自分のE-30自体は殆ど無問題の機体だったのですが、世間的には縦位置と横位置で対象物の見え方に歪みが出てしまったり、視界中心部と周辺部で見え方に差が出たり、はたまた視度調節してもクッキリ見えるポイントがなかったりと、かなり不便を強いられている人も居る様子で、5月の連休前後にその対策が出来るようになったとネット界隈では言われていました。
如何に不便無く使っているとはいえ、そうなると気になるのが人情というもの。強いて言えば自分の個体でも、ファインダー内下の情報表示が多少霞んでいるかなという気がしなくもなくなり(苦笑)、ようやく重い腰を上げたというわけです。
直接八王子の修理センターへ郵送修理依頼しても良かったのですが、前述のような状況から、まずはファインダーの簡易チェックをしてもらって、許容範囲なのかどうか確認してから修理に出すか決めましょうということで、わざわざココまで足を運んだのでした。

待つこと数分。果たして簡易チェックの結果は「改善の余地あり」とのこと。
晴れて自分の機体も修理品の仲間入りです(苦笑)。郵送返却の手続きをしてボディのみ預けて、サービスセンターを後にしました。
それにしても自分の眼の精度を疑わざるを得ないのもさることながら、あの程度のモノでもNGが出るということは、本来あるべき姿になっていない個体が多数そのまま流通しているわけで、光学機器メーカーとしての検品体制に疑問を持たざるを得ませんねぇ…まったく最近イイトコ無しだなOLYMPUS。


さて30分たった1Fの様子はと言うと、昼休み時間が過ぎたせいか行列はなくなり、4台あるE-P1の展示機にそれぞれ人がついている程度になっていました。
自分の前で弄っていた初老の男性が、説明員さんにアアでもないコウでもないと説教くさいことを宣っていたのが少々ひきましたが…。

Ep1_white_2 以下、ケータイ写真なのでディテールが伝わらないかもしれませんがアシカラズ。

初めて触ったE-P1は、白いボディにパンケーキ17mmF2.8レンズ付き。持ち上げたときの第一印象は「結構ずっしりしてるな」でしょうか。 
E-4xxシリーズ比30%オフの体積に、ほぼ同じ重量ですから当然といえば当然ですが、E-P1のそれは殆どボディの重さ(実際外したレンズは軽すぎるくらい)なので、余計ずっしり感じるのでしょう。その点は精密機器の凝縮された感じがして好印象です。
ただしソレが金属筐体からくる固まり感に繋がっているかというとそんなことは無くて、握った指先の感触は金属の冷たさを感じるものの、絶対的な金属質の強固さを感じないというか…モノコックボディではないことがハッキリ分かってしまって、すぐに興ざめしてしまいました。
パネル面の塗装に厚さもあって(シルバーもヘアライン加工の上にクリア塗装してありました)確かに上質感を演出はしてありますが、カメラ好き男子には訴えかけるものが少ないのではないかと…まぁ仮想客はお前等じゃないよと言われてしまえばそれまでですが。
操作性はそれほど特殊なことも無く、背面の2つのダイヤルに合わせた若干の変更はあるものの、E-30を使っていればどこに何があるのか大方の見当がつきました。
ただしAFエリアの切り替えだけは、またもやメニュー階層の奥の方に追いやられてしまって(INFOボタン押してAFエリア表示にしてから十字キー移動)、E-3→E-30で改善されたのがまたもや後退してしまった印象があります。
AF速度そのものは遅くもなく早くもなく。コンパクトデジカメと思えば早い部類でしょうが、Panasonic DMC-G1/GH1 の爆速コントラストAFを知ってしまった今となっては「普通」以外の感想はありませんでしたね。

Ep1_fl14_back アクセサリー類も一通り展示してあったので、説明員さんの許可を得てからオプションのストロボを装着。
するとあり得ないくらい不格好なシロモノになりました(苦笑)…こ、これは予想の更に斜め下のデザインですねぇ。
本体にIS(手ブレ補正機構)を内蔵してコンパクトに収めることとバーターで、内蔵ストロボは排除されてしまったという説明ではありますが、ならばもうちょっと専用ストロボの出来を工夫できなかったものか…前後に飛び出してしまって、装着しても単品でも収納性は悪いし。せめてバウンス機構でも付いていれば納得もしようがソレも無しでは、全くもってイイトコ無しじゃありませんか。
懸念していた埋め込みモードダイヤルも操作にはすこぶる不便で、なおかつプラスチックの質感そのもので安っぽいし、電源ボタンは予想の通り(緑色でしたが)周囲が光るという品のないギミックで、メッキ部分にレーザー刻印された「OLYMPUS PEN Since 1959」と共に、デザイナーのセンスを疑わざるを得ませんね。

Olympus_penf_2 アクリルケース内に元祖PEN-Fも展示してありましたが、こうして実物同士を見比べると、やはりE-P1の浅はかさばかりが目立ってしまうような気がしました。

OLYMPUSの新製品発表時には必ずと言ってよいほど毎回登場するこの方の記事を見ても、今回ばかりは歯切れが悪いというか、「PEN50周年記念モデルですから、本命はまた別」とでも言いたげな雰囲気がプンプンします。
まぁそれもこれも、無機質なものに異常な執着をみせるカメラオタク特有の勘繰りなのかもしれませんが。


そんなこんなで10分程E-P1弄って、オリンパスプラザを後にしました。
そうそう、たち去り際に無駄と分かっていつつも側の説明員さんに
「E-P1専用の水中ハウジングを出す予定はありませんか?」と聞いてみたところ、
「今のところ、そのような予定はございません」とケンモホロロのお返事を頂いたことを追記しておかねばなりません。
最早ユーザーイジメなんじゃないかと思うほど、頑に採用され続けているショボイ23万ドット液晶でも、3インチなら水中デジカメとしては我慢できますし、内蔵ストロボ無しもハンデにはなりません(そもそも水中カメラは外付ストロボ必須)し、なによりE-P1の小型軽量でフラットな形状はハウジング作りやすいので、市販されれば写真派ダイバーは飛びつくんじゃないかと思うんですけど…まぁダイビング人口なんてタカがしれてますから、そんなことよりまずは女子に使って欲しいのでしょう。
なんだか寂しい気分を抱えて、また蒸し暑い街に出て行くyonhongiなのであります。


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2009年6月 7日 (日)

書くべきか書かざるべきか

それが問題だから、更新サボってたワケではないのですが…ご無沙汰してしまってスミマセン。

さてさて、なにを書くべきか悩んでいたかといいますと、昨日ネット界隈に一気に広まった「6/15発表予定のOLYMPUS版マイクロフォーサーズ」初号機のリーク画像に関しまして、です。
ネタ元はココとかココとか。

見ての通りまだ確定情報ではありませんし、肝心の正面画像が無い(2009/06/07時点)ので、あくまでも私的な第一印象でしかありませんが、一言で今の偽らざる気持ちを表現すると…

だめだこりゃdown ○|_| ̄ =3 ズコー、ですかね。

Pen_f 先日のエントリーでもちょっと触れましたように、約1年間展示し続けてきた黄色いモックを全否定してきた時点でヤバいかなぁとは思っておりましたが、Penのフィロソフィーなどと銘打って前フリしだしたあたりからそれは確信へと変わってきて、そこで登場のこのリーク画像(下写真2枚)…リーク画像には信憑性の疑わしいものも多々ありますが、こりゃ間違いなく本物でしょう。
なんてったって(下写真左)軍艦部トップビューの曲面具合といい、フィルム巻き上げレバーに見立てた位置に配されたモードダイヤルといい、完全にPen-F(写真右)デザインそのままですから。
折角ファンが待ちに待った新規格のブランニューモデル出すってのに、ここまでアカラサマに懐古趣味ですか、そうですか。。。
誤解を恐れずに言いますと、Pen-Fは当時のカメラとしては大変スッキリしたデザインでカッコいいと自分も思います。ですので本気でPen-Fデジタルを標榜するのであれば、四角いリレーズなんかまでとことん忠実に再現した上でデジタル化して欲しかったというのが、更なる本音だったりします。

Ep1_topEp1_side_2 これだったら黄色いモックの方がナンボもマシだったなぁと、期待しないようにしていたと言いつつもそれでも心の隅のどこかでワクワクしていた自分の心は、すっかり冷えきってしまいました。

まず気に入らないのが、モードダイヤルの処理。前述のようにデザインモチーフがまずありきなので、トップパネルをすっきりさせる為に埋め込みにしたのにも関わらず、意味なく全てのモードが丸見えという…機能美という観点が全く欠如したやっつけ仕事もいいところだと思うのです。
埋め込みダイヤル使うのなら、選択したモードのみが表示窓に表れるなり、百歩譲ってもモック風の全周露出にするべきで、こんな中途半端なものは何の役にも立ちませんっ!!
第2にPOWERスイッチ。おそらくプッシュオンするとボタン外周が青く光ったりするんでしょうが、レトロ路線のデザインでいくなら当然シンプルなスライドスイッチにすべきところで、これは途中で外装デザインが急遽変更されたので、内部基盤はそのまま使ったからこうなったというのが真相じゃないでしょうか。

17mmF2.8の単焦点パンケーキレンズが付いているのは評価に値しますが、そのレンズのピントリングに距離指標が見当たらないのもどうかと思います。
パンケーキレンズが真価を発揮するスナップ写真では、ノーファインダーのパンフォーカス・マニュアルフォーカスで撮るというシチュエーションが多々あるわけで、そんな時には距離指標が無いと不便で仕方ないと思うのですよねぇ。

内蔵ストロボを省略してきたのも、世間的には英断と受け取る向きもありますが自分的には大NGです。前述の意味不明なモードダイヤル付けるくらいなら、定位置に少光量でもストロボ内蔵していただいた方が、猫スナップや人物撮りの際のアイキャッチづけに活用できたものを…小型外付けストロボは同時発表されるのでしょうが、それを持ち歩くのでは小型軽量マイクロ機を選択する上で本末転倒だと思うのです。


正式発表まであと一週間強。
機械的には、長年の呪縛だったxDカードと袂を分かちSD仕様になっているとか、薄型機には搭載が難しいとされていたボディ内手ブレ補正を積んでいるなどのトピックもあるようですが、自分的にはこのダメデザインの前に、すべてのサプライズは消し飛んでしまいましたよ、とほほ。
(カラーがシルバーと白の2色展開、定番の黒は秋に限定でという販売戦略に)オシャレカメラとして女子向けにというコンセプトもあるんじゃないかと専らの噂ですが、ホンモノではないフェイクの「一見Pen-F風」カメラに、ファッションに敏感で真贋を見極める達人たる彼女たちは、果たして興味を示すのでしょうか? 甚だ疑問であります。


P.S. : 明日夜からのWWDC2009で、お口直しといきましょうかね(笑)



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2009年5月21日 (木)

踊る踊る大封鎖線

巷では新型インフルエンザ(A/H1N1)の話題で持ち切りですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ETCに続いて今度はマスクが全国欠品となっているようですが、ええじゃないかの昔より何事にも踊らされやすい国民性が、近年とみに顕著になってきたのではないかと思う今日この頃なのであります。
普段から自家用車通勤かつ事務所で特定少数としか接点の無い自分が、時代の最先端を行っている「女子高生と濃厚接触」するシチュエーションはありえませんcryingが、何はともあれ、後世この騒ぎがバカ騒ぎだったと歴史に刻まれる(程度の感染被害で収まる)事を切に願います。

さてさてそんな中、今年もまた夏商戦に向けた新商品発表が目白押しの季節となりました。
去年はiPhoneの発売発表に心躍らされていた自分でありますが、今年はちょいとばかり空振り気味で、物欲も空回りしております。
5/19に相次いで発表されたSoftBankとdocomoの夏商戦端末。
SoftBankに最早Xシリーズは影も形も無く、docomoのProシリーズも下馬評通りHT-03AT-01Aというタッチパネル前提のスマートフォンのみで、やっぱりフルキー端末が欲しい自分としてはどうも消化不良気味。
ちなみにヱヴァケータイは、ちょっち欲しかったりしますけどね(爆)

Ht03a HT-03Aは鳴り物入りで登場のgoogleはandroid-OS搭載端末ですが、世界的に見れば既にG1という横スライドキーボード付きモデルがあるわけで、新鮮味が無いばかりか、「検索のgoogle」にこそキーボードは必須でしょうということで、イマイチ物欲が湧きません。
方位計に連動するマップのストリートビューは興味あるところですが、これとて次期iPhoneでは対応してくることは目に見えているわけで、進化が速いこの世界で今更去年スペックの端末(の、しかも機能制限版)を新製品でございと言われてもねぇ。

T01a_2 T-01Aの方もQualcommの高速CPUであるsnapdragonを初搭載とはいえ、4.1インチWVGAタッチパネルという「ケータイにしては少々幅広」の面積のせいで、どうしてもEM-ONEと比較してしまう…実は明日、東芝本社で内覧会なんかもあるらしいのですが、どうも足を運んでまで見極めてこようという意欲湧かないんですよ…ということで、今回は各所で上がるであろうレポート見て、発売になったらホットモック触ってそれでいいかなぁなんて、らしくないこと考えていたりします。
そもそも東芝は過去X01Tみたいな地雷端末作ってますしねぇ。今更スマートフォンに注力とか言ってても端末自体は海外委託生産に切り替えるとか…イマイチ信用ならないわけですよ。

[2009/05/23 追記] 内覧会レポートあがってますね。

  • Q.Windows Mobile 6.5には対応するの?
    A.前向きに検討はしたい。ただ次があるかどうかはお客様あっての話なので、T-01Aの結果をドコモさんがどうみるか次第(東芝担当者)
  • Q.Bizホーダイ中はなぜBluetoothを使えないの?
    A.今後、お客さんの声を聞いて考えたい(NTTドコモ担当者)

Q&Aの上記2点、想像通り過ぎて萎えましたdown
この2点がクリアされない限り、日本でスマートフォンが普及することはありえないのに…。

「前向きに検討」ってのは、検討しないのと同義であるのは大人の常識ですからねぇ、とほほ。

だいたいこのところ何処もかしこもタッチパネルオンリーの機種ばかりで、iPhoneの亡霊から全く脱し切れていないのは何とかならないもんでしょうかねぇ。
iPhoneという端末がキーボードレスで辛うじて成立しているのは、マルチタッチと優れたUIの二つが揃っているからであって、大多数のスマホユーザーからしてみればそのどちらが欠けてしまっても魅力は皆無だということに、果たしてメーカーは気付いているのでしょうか、いや気付いていないからこんな現状なんでしょうねぇ。
同じ頃海外では、Treo PreTouch Pro 2 のデリバリーが始まるらしいとは、羨ましい限りであります。


カメラ界隈ではOLYMPUSのマイクロフォーサーズ機が6/15に発表になると発表された(なんじゃそりゃw)ことで盛り上がりを見せていますが、個人的にも楽しみにしてはいるものの、あまり過度に期待はしないよう心構えしています。なんつったって、
空気読めない企業ナンバー1の異名を取るOLYMPUSですから(苦笑)

今までさんざん展示してきていた黄色い革巻きのモックアップを社長自らダサイとか否定して、まだ姿を現さない製品を「それとはかなり変わる」とか言ってしまっている時点で、
かなり(;¬_¬) あ・や・し・い。

ま、それは置いといて、PENTAXからはAPS-C一眼レフのニューボディーが発表されました。

Pentax_k7_bg

PENTAX K-7

HOYAに吸収されてからというもの、常に心配されてきたペンタックスのカメラ事業でしたが、モノ作りに対しての真摯な姿勢というか真面目な体質はどうやら未だ健在といった感じで、なんとなく安心しました。
地味ではありますが、久々にニコン・キヤノンには出来ないような良い製品を出してきたなという印象であります。


Pentax_k7_mgbody_2 自分がE-30を買った時に残念だと思いながらも諦めた「防滴防塵」と「ダイキャストボディ」の両方を、ほぼ同じ価格帯で実現してきましたよ。
特にマグネシウム合金製のボディは、性能云々以前にホントに羨ましいですねぇ。持ったときになんとなく手に伝わってくるヒンヤリ固い感触は、いくらエンプラで強度を持たせても実現することの出来ない、所有欲を満たす上での重要な体感性能のひとつであると思うからです。
昔からペンタックスのカメラには、なにかそういう感性に訴えてくる部分があるから好きなんですよ、自分は。
しかもキッチリ小型軽量化も達成して、ボディ単体で670gはプラボディのE-30(655g)とほぼ同等、サイズは下の比較写真の通りひとまわり小さく仕上げてきました。
E3_k7
わずか半年の差で、他社からここまで濃密なボディが出てくるとは、よもや思いませんでしたよ。過去のKAFマウントレンズ資産が残っていれば、喜び勇んでポチるところです(笑)
さらにデザイン上で感心したのは、レンズの中央線(光路)が全体的に左(正面から見て右)に寄っているので、小型化して幅は減っていてもファインダーの覗きやすさ・構えやすさは犠牲にしていないと思われる点ですね。
これはE-1のL型デザインや、E-300/330・L1のサイドミラー光学系搭載機にも通ずる、理にかなったボディスタイルなんじゃないかと常日頃から思っているのですが、なかなかソレを具現化したプロダクトが出てこないというのは、やはり自分のような考えは世間一般的には傍流なのかなとも思ったり…(汗)
Pentax_k7_modedial その他にも冒頭の写真のようにオプションの縦位置グリップを付けてもバランスが取れていてカッコいいとか、昔からのカメラおたくに評判の良い三角カンの吊り金具だとか、質実剛健で変に媚びていない潔いモードダイヤルとか、各所にOLYMPUSにも見習って欲しい部分が満載です。
基本性能の部分も申し分無く、ペンタプリズム採用の100%視野ファインダー・VGA解像度の3インチ背面液晶・連写5.2コマ/秒など、とにかく心にそそられる製品となっている模様です。

KAFマウントの銀色に光り輝く単焦点Limitedレンズを1本だけでも手に入れて、このK-7に付けて首から下げてスナップ散歩なんかしてみたいなぁ、なんてちょっと妄想中のyonhongiなのであります。


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2009年3月27日 (金)

Twin Dragons

Photo Photo_2 Photo_3 

『建仁寺双龍図』
 DATA : OLYMPUS E-30 & Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5

『仰観』(上)   : 1/5sec. : F2.8 : ISO 320 : 11mm(FS.22mm) : OLYMPUS Master 2.11
『仰天』(左下) : 1/8sec. : F2.8 : ISO 400 : 11mm(FS.22mm) : OLYMPUS Master 2.11
『斜観』(右下) : 1/2sec. : F2.8 : ISO 250 : 12mm(FS.24mm) : OLYMPUS Master 2.11

素晴らしいモノにとって、本来説明やコメントは不要なのですが…。
旅行最終日に行った建仁寺は、とても見応えのある場所でした。京都は祇園の板壁の街並をくぐり抜けた先にあるその寺は、観光地に在る神社仏閣にしては大変珍しい存在…つまり、建物内での写真撮影・写生が基本的に自由という、自分のようなものにとっては正に神様仏様的な「開かれた」お寺さんなのであります。
(なにしろ先日捕まった泥棒が、決して小さく軽いとは言えない「木造十一面観音坐像」をいとも易々と盗み出してしまっているくらいの開けっぴろげさですから。)

建仁寺は禅寺ですから、有名どころの仏像といったものはそれほど無いのですが、俵屋宗達の風神雷神図や重要文化財級の 襖絵・書画の数々で名を馳せる、京都でも指折りの名山です。
それだけに普通ならば、境内や建物はともかく、堂内での撮影などもってのほかといった対応の寺社が大半のところ、ここは寧ろ歓迎ムードだったりなんかするんですよね。こんなのは以前、同じように禅寺の永平寺に行った時以来の経験で、正直所蔵品の有名無名以前に、いち観光客としてとても感激した次第であります。

で、冒頭の双龍図
108畳分の広さの法堂の天井に描かれたそれは、小泉淳作という日本画家が2年をかけて近年完成させたものではありますが、ともすれば古くからのモノばかりが珍重される風潮の中にあっても、充分に一見の価値がある「素晴らしきもの」のひとつだと思いました。
そしてその素晴らしさのたとえ一端でも、口伝ではなく映像として、このように伝えることを許容するという姿勢にこそ、実は仏教その他に共通する本来的な「布教」のこころなのではないかと感じた、今回の旅なのでありました。

ちなみにあまりに圧巻の大きさと精緻さなので、撮影は手持ちの最も広角なZD11-22mmレンズでもギリギリの感じでしたね。できればZD9-18mm(欲を言えば松レンズのZD7-14mm)が欲しいところです(汗)。
この堂内自体はそれほど明るくないのですが、天井画と仏様の適度な照明とE-30の強力な手振れ補正のおかげで、高感度特性に不利なフォーサーズでもISO250〜400程度の増感領域で、三脚無しにまずまずの撮影が出来たことを参考までにココに記しておきます。


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2009年2月17日 (火)

春なのに

Photo_2 『蒼の矢車』
DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/500sec. : F5.6 : ISO 200 : 150mm(FS.300mm) : OLYMPUS Master 2.11


Photo_3 『春の横顔』
DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/800sec. : F5.6 : ISO 200 : 150mm(FS.300mm) : OLYMPUS Master 2.11



Photo_4
『ミツバチとキンセンカ』

DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/320sec. : F8 : ISO 200 : 150mm(FS.300mm) : OLYMPUS Master 2.11



結局、150mmマクロしかレンズ持ってかなかった(忘れた)ので、暑苦しい構図ばっかりですね。
最初の縦位置2枚は絞りで被写界深度調整するまで頭が回っていませんでした。
1枚目はF8くらいまで絞って花弁全体にピンを、2枚目はF4くらいで背景をもっとボカした方が良かったなと。
3枚目のミツバチさんは、微妙に前ピンなのが惜しいところです。ホバリング中も狙って撮ったのですが、ことごとく外してしまいました。

去年のL1の素子に比べて、E-30の素子はやっぱり色飽和耐性が上がっているように感じます。特にキンセンカのオレンジなどは、格段に露出許容度が広くなって撮りやすく感じました。


あぁ、花の画像見たら、また鼻がむづがゆくなってきた…ぱぶろふのいぬかっ!!→自分



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2009年2月 1日 (日)

いざ鎌倉

Photo いつもコメントいただいている工場長さんに誘われて、鎌倉撮影散歩に出かけてきました。

『蹲踞に華』
DATA : OLYMPUS E-30 & ZUIKO-Digital 11-22mm F2.8-3.5
1/60sec. : F4 : ISO 200 : 19mm(FS.38mm)
ART Filter“TOY-Photo”

/ Multi-ASPECT 5:4

工場長さんとは実は今回が初対面でしたが、ネット上でのお付き合いは匠スタイラス購入以来ですから、約2年になります。始まりは単なる売り手と買い手の関係が、こうしてほとんど全く関係ない分野でリアルな関係に発展するのですから、ホント世の中なにがあるかわかりませんね。
鎌倉撮影散歩のメンバーは、その工場長さんと弟さん(HN:EP82Tさん)、工場長さんの自転車仲間かわうちさんと自分の男4人。
好青年!?!?!が4人連れ立って、古都鎌倉を撮り歩く…なんて素敵なシチュエーションなんでしょ(核爆)

昼過ぎに鎌倉駅で集合して、軽く食事していざ撮影へ。
小町通りは晴天の休日ということもあって、かなりの人出でした。狭い小町通りを抜けて、まずは鶴岡八幡宮へ。

Photo_2
『鶴岡八幡宮舞殿』
DATA : OLYMPUS E-30 & Leica-D VarioElmarit 14-50mm F2.8-3.5
1/125sec. : F5.6 : ISO 200 : 14mm(FS.28mm) : C-PL Filter : OLYMPUS Master 2.11

鎌倉には年に何度も訪れていますが、いつも家族連れなので、こうしてじっくりマッタリと時間を気にせず撮影するのは初めてだったりするんですよね。
前日の雨で洗い流されて澄んだ青空の下、朱塗りの社殿が眩しいばかりの、絶好の撮影日和になり嬉しい限りです。
最近E-520を手に入れて写真の世界に足を踏み入れてしまったという、かわうちさんにPLフィルターの有用性を解く(あるいは洗脳する?!)自分と工場長さん。
EP82TさんはCanonの5DmarkII白のLレンズという弩級の組み合わせを振り回してるし…なんか、とっても目に毒な感じです(苦笑)

Photo_4 Photo_5

こちらも負けじとE-30のレンズ取っ替え引っ替え、首にはDP1かけて撮ってみたりするんですが、観光地写真というのも慣れていませんし(雨男なもんで)普段あまり天気に恵まれた条件で撮れることが少ないsweat01ので、勝手が判らず上手いこといきません(T_T)
縦位置が多くなるときは、いろいろ苦心している証拠だと思ってください。
あぁもっと修行しなくては…。

Photo_6 『願い』
DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/250sec. : F5.6 : ISO 320 : 150mm(FS.300mm) : ART-Filter“Rough-monochrome”+ RAW : GIMP 2.6

こうなったらE-30じゃなきゃ撮れない写真を、と思って結局またもや姑息な技巧に走ってしまいました。ラフモノクロームとRAW現像の合成でセピアな感じに。ピンが女の子にきてないのはご愛嬌ということで(苦笑)。

八幡宮を後にして、鎌倉街道を北鎌倉に向けて歩いて行きました。途中木々の合間にリスを見かけたり、梅に鶯ならぬメジロを目撃したりもしたのですが、そんなときに限って付けてるレンズがZD11-22mmだったりで、タイミングにも恵まれず。
ついにはL1も首に下げてE-30右手にという総動員臨戦態勢をとったにも関わらず、以後目ぼしい偶然の出会いはありませんでした。_ノフ○

そういえば本日の趣旨は(ちょいと早めの)梅見だったことを思い出し、まだロクに梅の写真を撮っていないことに今更気付くyonhongi。

Photo_7 Photo_8

満開の鑞梅と白梅を見つけては4人で撮りまくり、浄智寺の手前で五分咲きの紅梅を見つけてはまた撮りまくる(^_^;)
いや〜、梅って難しいですねぇ。
三分〜五分咲きといった感じですので、樹全体を捉えるとまだまだ寒々しいですし、かといって寄りで一輪を綺麗に収めるのもまた難易度が高いんです。

途中、フォーサーズ同士レンズの取り替えっこさせてもらって、工場長さんのZD50-200mm借りた時には、正直びびりました…やっぱ、名玉といわれるだけのことはあるわ、コレ。
SIGMAの150mmも大変気に入って使っているわけですが、50-200はズームのくせして単焦点のそれより断然キレがいいんです。SWD(超音波モーター)は音も迷いもなくピンがきますし、ボケ味も自然で溶けるようです。こりゃ、やっぱ買いでしょうと、すかさず頭の中で金策に走る自分(爆)
そんなわけで後の行程は頭の中をそのことが ヽ(@◇@)ノ グルグル巡りながらですので、これといった決定打ショットも決められずに終わってしまいました。

Photo_9 折角古都鎌倉を歩いたのですから、ちょっとは仏様のお写真も載っけておきませんとバチがあたるかもしれませんね。

こじんまりした薄暗いお堂の中に、過去・現在・未来の如来様を一同に集めるという、ちょっと変わった形式で
Photo_10 ←こんな風に主役級3体が鎮座ましましておられました。浄智寺の三世仏坐像のうち、中央の現世を司る釈迦如来坐像。
中央に主役級の如来・両脇に脇侍の菩薩というのが一般的ですから、如来3体は実はかなり豪華な顔ぶれで、それだけにご利益も3倍…になればいいなと。

Photo_13 『浄智寺布袋尊』
DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/50sec. : F3.5 : ISO 800 : 150mm(FS.300mm) : ART-Filter“Rough-monochrome”+ RAW : GIMP 2.6

同じ境内の岩窟には江ノ島鎌倉七福神のひとり、布袋様がいらっしゃいました。
後ろにひっそりと控えているのは弁天様かと思いましたが、布袋様が弥勒菩薩の化身ということですので、もしかしたら先ほどのご本尊で右に居た将来如来になる前の弥勒様なのかもとも思ったり。

Photo_12 梅の名所、縁切寺こと東慶寺は、山門が冬場午後4時で閉まってしまうので間に合わず、外から参道の有名な絵柄を撮ってきました。
満開の時期には梅のアーチをくぐってお参りする観光客で溢れるのでしょうが、見ての通り梅はまだこれからといったところ。

日照時間が延びてきたとはいえ、高感度特性で不利なフォーサーズ軍団には厳しい時間帯となってきました(唯一フルサイズ機で参加のEP82Tさんはまだまだ手持ちでいけそうでしたが…羨ましい)ので、北鎌倉駅脇の喫茶店で反省会!?して、本日はお開きとなりました。
普段ひとりで気ままに撮っていると気付かないのですが、シチュエーションを生かしきれていない自分の技量に歯痒さを覚えつつ、他の人の視点やシャッターチャンスを観察できただけでも、この撮影散歩は有意義なものになりました。

改めて、今回誘っていただいた工場長さんにはお礼を申し上げます。


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2009年1月17日 (土)

御宿かわせみ

ちょいと時間ができたので、自宅近くを散歩。
冷たい風に吹かれる気分でもないということで電チャリではなく徒歩。そこで普段自転車では入りにくい、近くの小川(というか水路)の未舗装の土手をトボトボと歩いていると、不意に目の前を高速で横切る青い物体…冬枯れの土手は色彩がないので、小さくて一瞬の出来事でしたが目に付きました。

その物体の飛んで行く先を必至に見定め、慎重に近づくと…

Photo_2 果たしてその正体は、カワセミでした!!

よもや自宅からわずか五分の場所でお目にかかろうとは。しょっちゅうこの辺は散歩していますが、野鳥探しに凝っていた小学生時代ですら地元で見た事はありませんでした。

ココ大津川は、バードサンクチュアリである手賀沼に注ぐ小さな川で、周囲は水田地帯ということもあって、自分自身過去にも変な鳥を目撃したり、去年7月あたりからはホオジロカンムリヅルなんてのもニュースになってたりする(未見)くらいですから、古来から日本にいるカワセミがいたところで何の不思議もないんですが、それでも渓流とか清らかなせせらぎとはほど遠い風情のこの場所で目撃し、なおかつ写真に収められたことに個人的意義があるかなと、喜んでおります。

たまたまE-30に換算300mmのレンズ付けて歩いていたこともありますが、それでも小鳥を撮るには全く物足りない焦点距離でしたので、とにかく 殺気 撮気を殺して極限まで近寄ることに専念した結果、なんとか見られる写真が撮れました。
上の写真は最接近時(およそ10mくらい)のショットを2.5倍くらいにトリミングしていますので画質的にVGAサイズがやっとですが、それでも「水辺の翡翠」と称されるブルーグリーンの鮮やかな背中や、逆光気味の冬の日差しに光る黄金色の胸と赤い足が見てとれて、この偶然の出会いにしばし興奮のひと時を過ごすことができました。

とりあえず姿を記録できたことに欲を出して、あと数歩廻り込んで順光でのショットを収めようとした刹那、彼女(くちばし下が赤っぽいので♀)は水路の狭間に飛び込んで掻き消えてしまいました。


そのあとは気分も小学生に戻って、散歩目的が野鳥探しに変わってしまったのは言うまでもありません。
Photo_3Photo_5

とはいえやはり冬場の川縁は小鳥が多くて、もっと焦点距離の長いレンズでないと全くといってよい程、上手く捉える事ができません。
モズやヒタキの類いも見かけたのですが、いかんせん雀サイズの鳥を撮影するには装備が…予想通り、餌探しに夢中のイソシギ(左)と人慣れしたカルガモ(右)くらいしか相手にしてくれませんね(苦笑)
それでもL1の3点AFから大幅進化したE-30のフルクロス11点AFセンサーのおかげで、フレーミングをあまり気にせず咄嗟にシャッターを切れる様になったので、今まで撮りにくかった動体写真も撮ってみる気にはなります。
まだまだ使い慣れていないので、E-30のリレーズボタンの軽々しさにタイミングが合わず苦労していますが、それさえ克服出来れば結構いけそうな手応えを感じてしまったのもまた事実。

機材にお金が掛かる鳥撮りは今まで封印してきた分野ですが、比較的高速連写の効くE-30を手にした今、せめて400mmクラス、欲をいえば600mm相当の焦点距離の必要性も出てきたと前向きに解釈するべきでしょうか…。
名玉といわれるZD50-200mmを入手するか、それとも手始めに1.4倍テレコン(もくしは2倍)とSIGMA150mmの合わせ技でねじ伏せるか、はたまた両方いっちゃうか、新たな物欲が頭をもたげてきた感じ!?の冬の休日であります。

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2009年1月13日 (火)

EASY COME EASY GO

年末に、個人的景気刺激策だ〜っとかぬかして散財しまくったツケが、今月の請求書に反映されて少々意気消沈気味の今日この頃、皆さんは如何お過ごしですか?

20090110_gasoline 今月からは緊急緊縮財政で行くぞ!という決意のもと、まずは最近安くなったからと気が緩みがちなガソリン代の節約に着手。
自分はシェルのスターレックスカードを使っているのですが、5周年企画とやらで昨年10月から今年3月まで毎月10日と20日が2倍還元になるんですよ。
普段の10円/リットル還元だけでもかなり有利なので、先月までは日付を気にせず給油していたのですが、今月からは通勤その他でMR2とクラごんの運用を組み合わせて、毎月10日20日に給油するように調整して乗るようにしました。
で10日の給油時、ハイオクは105円/リットルでしたので、20円還元だと85円/リットル!!
去年の夏場の最高値で172円/リットルでしたから、実に半値になった計算です。
(とまぁ単純に喜んではいますが、実は先物で有名なWTIだとバレルあたり$142→$37ですから、実に1/4になってるんですよね。つまり最近下げ止まってしまっているのは、ガソリンに掛かっている諸税の割合が相対的に高くなってしまっているから…105円中53円は税金ですから…ということで、かなり複雑な心境ではあります。)
月平均200リットル消費する自分ですと、この調整で上手いこと全ての給油を10日20日に済ますと、普段より2000円の支出抑止効果があるってことで…なんか字面にしてしまうと、ちっこいなぁ自分(苦笑)

なにかもうちょっと収入増に繋がらんもんかと思案していたところ、一昨日OLYMPUSから封書が届きました。
Olympus_redstrap 中身はE-30の購入キャンペーンで先着2000名限定の赤いオリジナル本革ストラップ。
黄色もありましたが派手で汚れやすそうだったで無難な赤にしたのですが、こちらも充分以上に派手でしたsweat02
しかも自分で使うには少々幅が狭くて薄く頼りなさげなので、先走って別途用意しておいて正解だったかもしれません。
一応限定カラーのはずですので、もう少しタンスの肥やしにしておけば、いずれオークションで値が付くようになる、かもしれません。

それより喜ばしかったのは、キャッシュバック1万円分の郵便為替がさりげなく同封されていた件。
キャッシュバックキャンペーン自体はまだ受け付けているはずなので、当然支払いは終了してしばらくしてからだとばかり思っていましたから、存外早くに処理されて手元に還元されたのは嬉しい限りです。
これで、前述のガソリン代今月分と合わせて12,000円の黒字 (v^ー゜)ヤッタネ!!

ところがどっこい、神様は容赦がありません。
昨日、自宅玄関のライトをオンオフするスイッチがイカレテしまいました。
築4年半にして初めての目に見える形でのトラブルで、しかも悪いことにライトが点かないのではなく「点灯しっぱなしになる」という珍しい状態に。
原因特定は比較的容易で、「かってにスイッチ」こと自動点灯用の人感スイッチがダメになってしまった模様…どうやら内部の無接点リレー(トライアックかな?)が焼けて導通しっぱなしになっているようです。そんなに頻繁に入れたり切ったりしてないんだけどなぁ。マッタク、何の為の無接点リレーやら orz
とにかく点きっぱなしじゃ処置しないわけにもゆかず、応急処置で手持ちの片切スイッチに交換して(学校でとった資格が初めて役に立ったかも!!)とりあえずは事なきを得たのですが、やっぱり今まで全自動だったものを一々手でオンオフするのは忍びないので、部品を手配して直すことにしました。
つい先日、秋葉原行ったばっかりなのになぁ。ホント上手くいかないもんです。
新築の際にあれだけ考え抜いて配置したライトとスイッチなのに、4年半の実生活を経てやっぱり改善点がチラホラ出始めていましたから、この際その改良もやってしまおうと思い立って、壊れてしまったのと同型の「かってにスイッチ」WKT18115Wを2台、ネットにて手配…14,000円也の臨時出費です

結局現時点で2千円の赤字か… ┐(´д`)┌ ふぅ、真面目に働こ。

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2009年1月 2日 (金)

初MOWで試し撮り

明けましておめでとうございます。
本年もよろしく、で御座います m(_ _)m

Photo 例年通り、初詣でに行ってきました。

まずは地元の八幡宮へ。
仕事から帰ってきて…元旦つまり元朝ではなく、元日の夜。
小さいとはいえ産土神社ですから、日中はそれなりに行列ができますので、今年はあえて1日の夜に足を運びました…ら、参拝者は数人で、かなり拍子抜けしてしまいました。

寒いですし家族連れですので、お参りだけして直ぐに帰宅しましたが、折角なのでE-30の最高感度試写を一枚。
小フォーマットであるフォーサーズのISO3200ですから描写は推して知るべしですが、嫌みな高感度色ノイズは上手く抑えられていて、非常用なら充分使える域まではきたのじゃないでしょうか。
なにより、拝殿の背景の闇空に微かに木々のシルエットが残っていることには、少々びっくりしました。
パナライカのVarioElmaritとの最強手振れ補正コンビだと、レンズ内補正(OIS)でファインダー像が安定することでフレーミングとAF合焦がしやすくなり、さらにボディ内蔵ISが実際の撮影像のブレを低減してくれるので、なんとか手持ちでも1/2sec.切れてしまうというのはなにげにスゴイかも。

Photo_2 明けて今日。成田山新勝寺へ。

ここには物心ついたころからですから、もう30年余り、毎年こうして初詣にやってくるわけですが、今年は何だかいつになく混んでいるような気がします。
確かに例年スゴイ人出なのは間違いないのですが、ここの伽藍は広いのでそれなりに人の流れはスムーズ…のはずが、今年は拝殿に至るまでずーっとこの行列で、各所で規制もしているしで、ちょっと驚きました。
それプラス、毎年頂いている三千円のお札が五千円になっていたのにはもっとビックリしましたが…。


で、ここでのチェックポイントはL1対比5割増の解像感。これもまたなかなかのもので、人ひとりひとりのディテールや奥の塔の庇下の細かい装飾なども潰れずに描写出来ているので、ちょっとミーハーな意見かもしれないけれど、やっぱり画素数は多いに越したことはない、と思った次第。
ただしL1の繊細な描写と比べると、解像度の割にちょっと線が太めの気はしますが、まぁそれはそれぞれの持ち味と言うことで。

Photo_3 本殿にはためく五色幕は、逆光気味に普通に撮ると明暗差が激しいので、白トビや模様の潰れが激しいものですが、全体的に改善されたと言われているハイライト側ダイナミックレンジのおかげか、白幕でもなんとか布らしさをとどめていますし、太陽周辺の青空がきちんと残っているのは素晴らしいですね。
おそらくL1よりも1EV分くらいはレンジが広がっていると思われます。
ちなみにこれもVarioElmaritレンズなので、比較的盛大にゴーストが出ていますが、対逆光特性が優れていると言われる新型ZDの14-54IIだとどんな風に映るものなのか、ちょっと比べてみたくなりました。レンズキットで購入しとけばよかったかな。

参拝後はいつも通り表参道のお店を巡って買い物してから帰路についたのですが、この参道も大変な混雑で、普段の年の倍くらい、通過に時間がかかってしまいました。やっぱり不況だと神仏頼みで人出が増えるんでしょうか。

Cows
『COWS』
DATA : OLYMPUS E-30 & Leica-D VarioElmarit 14-50mm F2.8-3.5
1/100sec. : F3.5 : ISO 640 : 50mm(FS.100mm) : ART Filter“Fantasic FOCUS” : ReSIZE


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2008年12月20日 (土)

セルフ・サンタ

E30zd1122 OLYMPUS E-30 (写真は手持ちの ZUIKO-Digital 11-22mm F2.8-3.5 とセットで)
予定通り、やってまいりました〜 ( ̄ー ̄)ニヤリ

とりあえず外回りから簡単に感想を絡めながら見ていきましょう。
上記のZD純正レンズとの組み合わせは、なかなかバランスがいいですね。手にした感触もしっくりと気持ちよく、自分的にはジャストサイズな感じです。
グリップ部のシボ加工と相まって、片手で振り回しても不安感がないのは良いですね。L1のグリップが若干小さめでストラップ金具の位置関係から持ち方が特殊だったのと比べると、まさにオーソドックス。過去に所有していたカメラの中では、PENTAXのZ-1p以来のしっくり感です。

E30_topview ボディ素材のプラスチックは硬質で、E-3同様の梨地に仕上げられていて、けっして質感が悪いということはありません…が、やはり手に伝わる温度というか熱伝導率の差が、ちょっとだけチープさを感じさせてしまうのは致し方ないところ…まぁこれはコレからの寒い時期には逆に使い勝手の良さに繋がるので、我慢しましょう。
直線のラインとエッジが効いたデザインは、丸く角の落とされたカメラが多い昨今では逆に新鮮さがあって、自分は好きですね。
右手側前後のコマンドダイヤルや左肩のモードダイヤルの回転は、適度な節度とクリックで心地よく、なかなかしっかりした印象を与えてくれます。
ただ、モードダイヤルはぐるぐる無制限に回るのではなく、マニュアルとアートフィルターの位置が両端になるので、咄嗟のとき端から端へぐるっと回転させるのはちょっと面倒かも…アートフィルターの使用頻度によって、後から評価が変わるとは思いますが。

E30_back 売りのフル可動液晶はこうして裏返してしまえば、銀塩カメラのようなストイックな風貌になってカッコイイですし、なにより暗い場所での撮影の際に、液晶バックライトの明かりがファインダーを覗く目の下から入って見にくくなることがないのが嬉しいのです。PanasonicのG1などはアイレベルセンサーで、ファインダーと背面液晶を自動切替えするので、さらに進んでますけどね。

各スイッチ類の位置も悪くはありません。
各種機能が細かくカスタマイズ出来るFnボタンは、右手親指のグリップ位置を僅かにずらすだけで押せる絶妙な場所ですし、十字キーへのアクセスも慣れればファインダー覗きながらできる場所ですので、(ようやくAFポイントダイレクト選択が出来るようになったことですし)いろいろ活用出来そうです。

E30_powersw ただ、ひとつだけ疑問なのは電源スイッチの位置。
十字キーの左下に1/6円くらいの弧を描いたスライド式なんですが、なぜにココなんでしょ。
E-3もほぼ同じところに少し大きなスイッチが配してありましたが、確かに誤操作しにくそうな場所とはいえ、びみょーな位置であることに変わりはありません。
個人的にはL1のように右手親指で操作出来る所かトップパネル上にでもあったほうが、スッキリ判りやすいかと思うのですが、どうなんでしょう。

逆に感心したのが電池室の蓋のロック。
横向きなので、ボトムに小指を掛ける癖のある自分でも間違って開いてしまうことがないのは良いですね(L1は縦向きなので無意識に開けてしまうことがしばしばあります)。

E30_liveview 発売前に散々文句をつけていた背面液晶の質ですが、まぁ実際にじっくり見てみるとそれほど悪くはないようで、ハイパークリスタルII液晶と名乗るだけのことはありそうです。
フリーアングルですから、いざとなればどの方向からでも真正面に向けることは出来ますが、そのままでも視野角が広くて色乗りも良く、クッキリハッキリ見ることができます。
まぁこれもG1とかと比べてしまうと…ライブビューや再生画を見る分にはギリギリ及第点といったところでしょう。欲を言えばせめてもう少し精細感は欲しいとこです。
あとは日中の直射日光下での見え具合ですが、これは後日チェックするとしましょう。
なかなか気が利いていると思ったのは、背面液晶の中心線がファインダー直下にあるという点。
この位置にあることで、ライブビューで構えた時も構図の微調整がしやすくなりますし、またファインダーを覗いた時に鼻が画面に触らない(自分だとちょうどヒンジのところになります)ので、液晶面が汚れにくいというメリットもあるんですね。
まぁこの点に関しては完全に液晶サイズとのバーターですので、今回はこのメリットゆえ2.7インチでも許すことに決めました(爆)。

E30l1_lv 実際に2.5インチ液晶のL1と比べてみると、大きさ以上に視野角の広さが見易さに効いていると実感出来ます。
ほぼ正面から見てもコントラストが低めで色合いの判りにくいL1に対し、斜め方向からでも色乗り良く再現性の高いE-30には、やはり2年分相当の進歩は垣間見えます。

肝心のファインダーは暗めの室内でも明るく切れよく見えますね。ピントの山もそこそこ掴めるので、ファインダーでマニュアルフォーカスもなんとかなりそうです。
L1には1.2倍のマグニファイヤーME-1(改)を付けていますが、それと比べると像の大きさは気持ち劣るものの、明るさはE-30の方がダントツで、流石にペンタプリズムはいいと感じさせてくれます。
もちろんE-30にME-1を使えば、E-3並みの大きなファインダー像も四隅のケラレ無く得ることができました。

さてさて、ざっと外観チェックをしてきましたが、最後におっと思う部分がありましたので、そちらの紹介をしてインプレ第一弾終了としようと思います。

E30_bottomview
底面なんですが… DESIGNED BY OLYMPUS IN TOKYO MADE IN CHINA とあります。
このあいだのエントリーでぼやいたのを聞き届けてくれたのでしょうか?(まさか、ね)


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2008年12月18日 (木)

アウト・オブ・マインド

スバルとスズキのWRC撤退に続き、ホンダの業績下方修正会見でのNSX後継開発中止発言に意気消沈気味の今日この頃、如何お過ごしですか?

フォーミュラーにはあまり思い入れが無いのでF1撤退もそれほどショックじゃなかったのですが、モータースポーツで活躍する市販ベースのクルマが見られなくなってしまうというのは、かなり残念な気がします…っていうか、ホントそれで良いのでしょうか?
如何に世界経済が混乱していて先行きが暗いからと言って、日本の自動車メーカーのこの動きは、正直少々過剰反応のような気がしますね。
事実、新型Zの滑り出しは好調のようですし、つまりはニーズに合ったものが供給されれば需要はあるということだと思うのです。それを猫も杓子も同じような「自称エコ」な面白みの無いものばかりを作り出しておいて、市場が冷え込んでるから売れないと言うのはイイワケにも程があると…「売りたいモノ」を作るメーカーではなく、「買いたいモノ」を造り出すメーカーが日本には残っていて欲しいと、心底願うばかりです。

さてさて、そんなどん底の世界経済を救う個人企画第?弾の、お買い物レビューは…

Adrcfu2h サンワサプライ ADR-CFU2H

UDMA対応コンパクトフラッシュカード リーダライター、です。

先日E-30用に高速CFを手に入れたのは良いのですが、このところCFなんてついぞ使わなくなっていたもので、自宅のガラクタ箱をひっくり返して、ようやく探し出したCFの読めるカードリーダーはUSB1.1の頃の骨董品が一つと、Macユーザーになった時に買ったUSB2.0になりたての頃のものが一つで、当然ながら高速転送規格のUDMAなんてものに対応しているはずが無く…。
それでもとりあえず、どのくらいの速度で転送出来るものか確認してみようと、以前SDカードのベンチマークを取ったのと同じ方法(BootCamp上のVistaでCrystalDiskMark2.1使用)で計測してみたところ、惨憺たる結果に唖然 wobbly

Old_cardreader
USB1.1のもの(左側:Princeton PRD-601)は言うに及ばず、USB2.0のもの(右側:ADR-81U2SV)でも8.7MB/sec.くらいしか出ていません。
カメラの撮影済みデータを読み出すだけですので、Writeが遅いのは別に構わないのですが、折角45MB/sec.の高速カードを(大枚はたいて)買ったのですから、その1/5しかスピードが出ないというのは何とも悲しいわけで。

そこで早速、UDMA対応を謳っているカードリーダーは無いものかとネットで探してみたところ、案外この分野の製品てまだ出回っていないのですね。
UDMA対応というのはなかなか曲者で、45MB/sec.という転送速度はUSB2.0規格の理論最高速度480Mbps=60MB/sec.では少々役不足。フルに性能を発揮するにはFirewire800クラスのものが必要になるとのこと。
で、Firewire接続のCFカードリーダーを探すと以下の3点(amazonリンクですけどアフィじゃないですよ)

くらいしかなくて、しかも7,000〜9,000円と高いんです。
だいたい、よく考えてみると自分の環境にはFirewire400しかないので、結局Firewire800-400の変換したら速度も落ちてしまう、だったらUSB2.0の高速タイプでも良いかなとあっさり方針変更。
一般的なマルチカード対応のバッファローのBSCRA38U2I-OデータのUSB2-W33RWが見つかりましたが、バッファローのTurboUSBは例によってMac非対応ですし、SD系カード用のものは既に持っているので、ならばCF専用で安いコレで良いかなと。
そんなわけで近場の家電量販店を巡るも、ニッチな商品なのか見つけられず、結局amazonさんで1,300円(送料込み)でゲット…相変わらずショボイ買い物レビューでスミマセン m(_ _)m

Adrcfu2h_speedtest 果たして、結果はというと…24MB/sec.くらいは出ているようで、これならば公称速度の半分以上ですから、まあまあでしょう。
実際に Extreme IV 8GB ほぼフル容量の7.54GBの画像ファイルを転送してみたところ、7分8秒でしたから平均でも18MB/sec.くらいは出ているようで、これならまず転送速度が遅くてイライラするということも無いでしょう。
ちなみにカメラをPCにダイレクトでUSB接続した場合の転送速度の目安は、USBストレージクラスカメラで約15秒/8MB(つまり0.5MB/sec.?)とお話しにならないスピードのようなので、CFメディアの出し入れは面倒ですが、やはりカードリーダーは必須なようです。
ちょっと気が利いているのはCFを挿していない時に蓋を閉めることができるというところですが、それが災いしてカードが抜きづらいのはご愛嬌ということで。

さあこれで準備万端、後は本体を待つのみです。
20日の日は公休にしちゃいました(* ̄ー ̄*)ので、いじり倒すぞ〜(爆)

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2008年12月14日 (日)

問題です!

他人の庭は青いということで羨ましがっていた EOS 5D mark II ですが、巷では「黒点問題」なるもので結構な騒ぎになっているようですね。
今の季節定番の被写体であるナイトイルミネーションのような点光源の右横に、黒い縁取りというかシミのようなものが出てしまうとのことですが…例として上げられている画像を見る限り、ちょっとやっちゃった感が漂いますねぇキヤノンさん。
撮像素子であるCMOSセンサー特有の現象で、ひとつの画素で受けた光の量が極端に多いと電荷が溢れ出して、隣の画素にバイアスがかかってしまいその結果、隣の画素の電荷情報が低く(間違って)記録されてしまうという現象だそうなんですが、そこを如何に発生しにくくするかがチューニングの腕の見せ所のようなものだそうで、ある程度は高感度特性とバーターの関係にある問題なんだそうです(全て伝聞でスミマセン、この辺のことは専門外なもんで)。
高感度耐性で不利なフォーサーズ陣営から見れば、常用ISOが〜6400とか羨ましい限りなんですが、今回ばかりは高感度耐性を優先したばかりに、肝心の画質部分に欠陥が出てしまったようで…。
キヤノンも問題は認識しているようで近々ファームウェアのアップデートくらいはするんでしょうが、なんとなくソフトでは解決しきれないような気がするんですよねぇ、コレ。
フルサイズ機なんてハイアマ〜プロクラスの人相手に、「画質調整で目立たなくしました」とか「ノイズリダクション強めにかけて消しました」じゃ、イイワケにならんと思いますし。気になるかどうかは個人差がありますが、ここまでハッキリとした現象が出るとなれば、素人目に見てもソフトではなくハード改修の必要性を感じますね。
その昔、NikonのD200横縞問題てのもあって、メーカー見解が物議をかもしたなんてことがありましたが、今回はなにげにそれ以上の問題に発展しそうな雰囲気で、今後のキヤノンの対応から目が離せません。

[後日追記] キヤノンから12/19に公式インフォメーションが出ました。
とりあえずはやっぱりファームファームウェア修正を検討しているようですが…それだけで大丈夫かなぁ?

と言うのも、工業製品である以上、製品設計上のクセ的なものは多かれ少なかれ何処のどんな製品にもあるわけですから、あながち他人事とタカをくくってばかりもいられません。
現にオリンパスもE-3でファインダー傾き問題なんてのをやらかしてますから、正直あと1週間弱で手元にくるであろうE-30も初物はなんかありそうで、ちと心配ではあります。
ちなみにオリンパスのカメラボディーは上から下まで Made in China なので、やはりというかなんというか、あまり気分の良いものではありませんね。
今の時代、完全な Made in Japan なんて希有の存在だということはワカラナイでもないですが、TATSUNO QUALITY だとかレンズの宣伝するくらいだったら、ボディーの方もなんとかしなくちゃ片手落ちでしょうと、まぁ言いたいワケです。
ニコンもキャノンも一眼ボディーはほぼ国内製なんですよね
で、この辺の対応が上手いのが(分野違いですが)アップルで、当然製品は全て中国の委託工場で生産されているのですが、Designed by Apple in California , Assembled in China と表記されています。言葉の綾ですが、なんとなくこれだと気分が和らぐ…(爆)



とまあ、杞憂だか愚痴だかなんだかわからないエントリーをぐだぐだ書いているのは、やっぱりなんだかんだ言ってE-30が待ち遠しいからに他ならないんですが sweat02
待ちわびついでに、フライングでストラップと記録メディアを先行入手してしまいました。

Acam107 ストラップはおなじみARTISAN&ARTISTACAM-107
L1でも細身の銀一コラボタイプを使っているので、代わり映えしないと言われればそれまでですが、今回のボディーは望遠系専門にするつもりなので、重いレンズを付けっぱなしでも肩に食い込まないように幅広のモノを探していたら、やっぱりデザイン的に許容範囲内なのがコレしかなかったということで。
今回はキャンペーンで革ストラップも貰えるらしいんですが、手首に巻いて使うにはこの手のしなやかなアクリルテープ製の方が使いやすいので、ね。
本当は先日の Photo Festa の時に入り口で売っていた金文字OLYMPUSの100円投売りストラップでも良いかなとは思ったんですが、今時メーカーロゴ付きのいわゆるプロストも無いんじゃないかという気がしまして… (/ω\)ハズカシーィ
A&Aのは高いんで躊躇しましたが、結局買ってしまいました。

Extreme_iv_8gb 記録メディアは…まぁこれは無くちゃ撮影出来ませんから必需品なんで仕方ないんですが、このSD系カード全盛の時代に今更コンパクトフラッシュ(以下CF)というのも、ちょっと不思議な気分です。
E-30はダブルスロットでCFと、もうひとつはxDピクチャーカードなんですが、最大容量2GB止まりで低速で汎用性の無いモノ(良いとこ無しだな全くsad)を買うくらいだったら、少々高くても連写向きと言われるUDMA対応のCFを選ばざるを得ないでしょ。ということで、これまたおなじみSanDiskの Extreme IV 8GB をゲット。
メモリ価格下落傾向が続いているとはいえ、同容量のSDHCと比べたら凡そ4〜5倍、通常版CFと比べても倍近い壱諭吉は、手取り給料も減少傾向の昨今痛い出費ですが、手持ちCFはPro1処分したときに一緒に処分してしまったので致し方ありません(今回はEシリーズのキャッシュバックキャンペーンで1万円戻ってくる予定なので、先行投資と思って我慢します)
厳密に計測すれば未だに Ducati Edition の方が高速らしいですが、マイナーチェンジして同等の45MB/sec.になったコレなら、まず不満が出ることはなかろうと思います(思いたい)。とはいえUDMA対応機器は現時点で持っておりませんので、実力の程はE-30を待って確かめねばなりません。
あまり一度に枚数を撮る方ではない自分ですが、E-30は1230万画素と対L1比で5割増のデータ量ですから、念のためL1で使っている倍の容量の8GBにしてみました。

本体買う前にすでに諭吉さん1.5人分…う〜ん、世界経済に貢献してるなぁ → 自分 _| ̄|○


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2008年12月 7日 (日)

六本木 de 四本木心中

Photo_3 『落ち葉の帰り道』
DATA : Panasonic DMC-L1 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/100sec. : F3.5 : ISO 100 : 150mm(FS.300mm) : SILKYPIX DS3.0

さて、忘れないうちにE-30の感想など。
Photo Festa の会場はベルサール六本木というイベントホール。六本木ヒルズ森タワーの斜向かいというオシャレな立地に黒を基調としたオシャレな外観の建物…野暮なオリンパスにしては、なかなか気の利いたセレクトだと思いました。
地下に続くエレベーターの先に、大写しの宮崎あおいさんがアンニュイな風情で佇んでおりました。なるほど、E-410・E-510にひきつづき彼女がプロモーション・キャラクターなワケですね。
最近では篤姫キャラで「強い」の部分がよく話題になりますが、こちらでは儚気な雰囲気でいい感じです。
入り口で製品カタログもらうと、その表紙にも彼女。そしてリリー・フランキー!
読めた! この表紙一枚で今回のE-30のコンセプトが読めました!!
パナのG1が「女流一眼」なら、オリのE-30は「カレセン(枯専)一眼」に違いない(爆)
枯れたオジサマに魅かれるようなちょいと芸術志向の女子達と、(儚気な女性に魅かれる)その枯れたオジサマ達自身の双方を主要ターゲットにしてる、まさにダブルに美味しいマーケティング戦略。やるじゃんオリンパス(違!)
会場入り口でいきなり古いプロストラップ(金文字OLYMPUS)100円で売ってる辺り、枯れオヤヂのココロを鷲掴みです (*´д`*)

E30_parts E30_cutmodel

会場に入って左手直ぐのところにE-30の分解構成とカットモデルがありました。
こうやってみると、やっぱりE-3のようなダイキャスト・ボディが羨ましいですね。エンジニアリング・プラスティックが悪いとは言いませんが、やはり男心をくすぐる魅力はありません。コストダウン感が随所に漂っています。
ただカットモデルを見る限りは、背面可動液晶搭載でギリギリまで薄く作ってあることや、ペンタプリズム採用のファインダー光学系は手が込んでいることなどが見て取れて、肝心な部分での手抜きは無さそうな雰囲気です。

会場内、複数のテーブルに現行Eシリーズ全機種(E-420/520/30/3)が各標準レンズがついた状態で置かれていましたので、即効E-30を手に取ろう…として間違えてE-3を取ってしまうくらい、両機種はパッと見が似ていました。
で、気を取り直してE-30を手に取ると、(直前にE-3を持ったせてもありますが)拍子抜けするほど軽く感じました。
カタログ数値以上に軽く感じるのは体積重量比が小さいからなんでしょうが、E-420のようなミッチリ感がないことからも、やっぱりチープに感じてしまうのは残念なところです。個人的にはもう100g重くなってもダイキャスト・ボディにして欲しかったと…。
手にした感触の質感自体は悪くないんですけどね。E-3の塗装と同じパターンのシボ加工が施されたプラは硬質で、メディア挿入口や内蔵ストロボ部分の剛性感もありますし。
グリップのサイズは手の小さめな自分でも最適な部類で、片手で振り回しても不安はありませんでした。前後コマンドダイヤルの位置にも自然に人差し指と親指がかかり、操作性は良好です。

復活した左肩モードダイヤルのクリック感も硬めで、ロックはなくても不意に回ってしまうことはなさそうですが、シーンモードのアイコンと問題のアートフィルター機能がこの特等席にあるのは、やっぱりマニア好きしないと思いますね。
で、そのアートフィルターですが…個人的には当初の予想通り、あっても良いけどウリにするには弱いかなぁと。
前述のダイヤルで合わせて、あとは種類を十字キーでセレクトするだけで使える簡単操作で、ライブビューで効果を確認しながらフレーミング出来るのは便利とはいえ、効果の強弱すら弄れないお仕着せ仕様の6種類だけの現状では、レンズフィルター交換不要の手軽さ以上の魅力は無いかと思います。
まぁ唯一の救いは、アートフィルター効果がかかるのはJpegだけなので、素のRAWと同時記録に設定しておけば後でどうとでもなることでしょうか…後の商品説明会でもソレをあえて勧めていたあたりに、オリンパス内部での迷いと誠実さ?!を感じました。

PowerShot Pro1 以来のフル可動液晶は、やはりライブビューでの効果絶大。少々硬目のヒンジは剛性感アリで不安はありませんが、パネル部分のネジ留めは、E-3最大の弱点ポイントだった(売り場展示品がことごとく壊れてしまうことで有名)のと同じ構造の横留めなのは少々不安な気もする…けどまぁ、激硬ヒンジのE-3より動きは多少柔らかいのようなので、改善されていると信じましょ。
2.7インチになってようやく及第点の液晶ですが、ハイパークリスタル仕様で多少見易くなったとはいえ、やはり他社並みにもうちょっい高精細が欲しいことと例の逆さOLYMPUSロゴの件は、しっかり説明員さんに注文(文句)言っときましたしアンケートにも書いてきましたので、少しは不満が発散できました。

E-520以上E-3以下と言われているファインダーは、どちらかというとE-3寄りでホッとしたところ。隣同士で比べるとやはり判ってしまうものの、無理して拡大していないだけに明るめで使い勝手は必要充分でしょう。アイポイントも長めで眼鏡越しでも四隅までキッチリ見えるので、視野率98%は残念ですがバランスは悪くないようです。
AFポイントが十字キーでダイレクト選択出来るようになったのも好感触ですが、まぁこれはE-3の仕様がどうかしてたということで(笑)。

最後に画質チェックをと思ってはたと気づく…CFもって無いじゃん自分。メディア挿入口を開けたら側の説明員さんが「記録メディアお持ちですか?」と言うので、思わず「SDカードなら」と言いかけて危うく思いとどまりました。
折角のダブルスロット、もういいかげんxDピクチャーカードはやめましょうよ → オリンパスさん(と心の中で呟いた声が届いたのか、説明員さんがCF貸してくれました)。
前述のショボイ控えめな液晶でみた限りは、ノイズの出方も自然で悪くはなさそうです。ハイライト側のダイナミックレンジも約1段分くらいは粘るようになったという話、信じておきましょう。信じるものは足を掬われる救われる、はず!
テキトーにしっかり構えもせずに撮ったにもかかわらず、1/4secで拡大画像でもブレて無かったのは、なにげにしっかりIS(手振れ補正)が機能している証拠ですね。

まぁファーストインプレッションはざっとこんなところでしょうか。
で、買うの?買わないの?と聞かれれば、やっぱ買うことになるでしょうねぇ。
正直、惚れ込んだワケでもないのに買う宣言するのは、普段の自分的には納得しかねるんですが…ま、写真で見るよりは現物の方が説得力はあります。今の値付け(キッシュバック込みでボディ12万円台)では少々高いと思いますが、メタルな質感は引き続きL1で楽しむこととして、望遠系のボディとして導入しようと思います。
発売まであと2週間。 。('-'。)(。'-')。ワクワクとまではいきませんが、ニヤニヤしつつ待とうかな、と。

最後に、出口でVelbonのカーボン三脚が半値以下で即売されていたので、ついつい買ってしまいそうになったのは内緒です(手持ちの現金が少なくて且つカード不可だったのでなんとか我慢出来ましたsweat02)


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2008年11月30日 (日)

NEW FACE

Photo_3 『公園の新顔』
DATA : Canon PowerShot G7
1/500sec. : F6.3 : ISO 100 : 7.4mm(FS.35mm) : built-in Flash ON: GraphicConverter 4.52

巷では昨日発売の EOS 5D Mark II を手に入れた方々の写真が出回りはじめています。
折しも今週末は天候にも恵まれて紅葉の盛りでもあり、皆さんが溜息が出るクオリティーの写真を惜しげも無くアップされているのを見かけるにつけ、仕事おっ放り出してしまいたい衝動に悩まされ続けているyonhongiです。
常々フルサイズは(自分には)要らないとか(自分には)大き過ぎるとか、悔し紛れのイイワケをほざいてはいますが、流石フルサイズ2100万画素の解像感は伊達じゃないなと感じされるだけのものを持っていますね。
心配されていた周辺部光量の減少も補正機能をそつなく搭載して、従来弱点とされる部分は確実に潰されているようですし、レンズ交換式一眼で動画撮影という新しいジャンルへの挑戦も含めて、元祖フルサイズ入門機が基本設計を煮詰めてきた意義はとても大きいと言えましょう。
SONYのα900NikonのD700といったブランニューのライバル達と、三つ巴の競争を繰り広げられるだけの力を与えられて、もはや「出し惜しみのキヤノン」などとは言わせないぞという気迫が感じられる出来だと言って良いと思います。
自分では買わない(買えない)と分っていても、なかなかワクワクするプロダクトですね。

翻って…フォーサーズ待望の機種であるE-30は発売まであとひと月を切って、ようやく公式サンプル画像スペシャルサイトが公開されました。

一言で感想を述べさせて頂くと…なんか、やっつけだなぁと。

プレスリリースで言っていた「防滴防塵に代わる新機能」が「アートフィルター」だと判明した時点から薄々感じてはいたことですが、ここまで「アートフィルター」を全面に押し出したマーケティングされると、正直ハイアマの人達はひくんじゃないでしょうか?
カメラ発売前の公式サンプル画像って、マニアにとってはイヤでも注目せざるを得ないものなのですが、8枚中6枚がその特殊効果を施されたものでは、全くその商品の素性というか特性というものが判然としないですし、冒頭の素の2枚もわざとやっているんじゃないかと思える程ノイジーな画像で、正直魅力の「み」の字も演じられません。
おそらくどこかヨーロッパの田舎町でロケしたのでしょうが、仮に個人的に写真作品として嫌いじゃない表現だとしても、こうも好き嫌いが出やすいようなモノを作例に取り上げて公式サンプルとして公開するOLYMPUSの姿勢には、疑念を抱かざるをえません。
っていうか、全部ISO200なのは空気読めなさ過ぎでしょオリさん。

せめてもう2〜3枚、スタジオ撮影のモデルさんとか高解像度の静物とか、見栄えのするモノを何のフィルターも掛けない素の状態で提供するようにしなければ、趣味性の高いカメラなんてモノは売れるものも売れなくなってしまいますよ。

Filtertest_2 とまぁ、言いたい放題文句付けるのも、個人的に期待しているからに他ならない訳で。
アートフィルターだって面白い機能だと思いますし、ラフモノクロームの荒れた感じやライトトーンなんか大好きな自分ですから、それが手軽に使えるというのは悪いことじゃないとは思うのです。
現に右の写真のように、画像処理でノイズ乗っけて硬い荒れた調子に作る(試しにG7で撮影したものをGIMPで粗い粒子のセピア調に加工してみました)のは、それなりに手間がかかることではあるのですが、その手間を厭わない層が本来のターゲットであるべきハイアマ機で、「簡単便利」をウリにしちゃ逆効果ってもんです。
いずれにしろ、世界経済が厳しいこの時代に未だこんなチグハグのマーケティングやっていて大丈夫なのかと、本気で心配になってしまいましたとさ。┐(´д`)┌ヤレヤレ


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2008年11月11日 (火)

猫視眈々

Photo
SIGMAさんがFoveon社を買収しちゃったらしいですね。

世間一般的にはそれほど大きく取り上げられていませんが、ことFourThirdsユーザーの間では、かなりのビッグニュースなのは間違いありません。
なんせこれで、SIGMAはレンズやボディのみならず撮像素子を手に入れ、小さいながらもカメラメーカーとして一人歩きが出来る体制を整えたわけですから。

デジタルカメラを構成する主要3要素(つまりレンズ・撮像素子・ボディ)のうち、日本のカメラメーカーの中では現在、総合家電メーカーであるPanasonicとSONYのみが自社内で全てを賄える体制を持っているわけで、老舗のNikon・Canon・OLYMPUS・PENTAXは殆どの撮像素子を他に依存している(2大巨頭のNとCはそれでもオリジナル版を手配する余力はありますが…)現状だけに、弱小SIGMAがセンサー製造力を手に入れたという事実は、次のワンステップを誰しもが想像せずにいられないだけのインパクトがあるニュースだったということでしょう。

DP2の開発を発表したり、DP1のファームVer2.00で操作性の向上を図ったりと精力的な動きを見せるSIGMAのことですから、ミラーレス一眼規格のMicroFourThirdsボディへのFoveonX3素子搭載という展開は、当然視野に入っていることでしょう。
つい先日まで、マイクロ規格はPanasonicの為のものとばかり思っていましたが、実はソレにさりげなく参加表明しているSIGMAの、したたかで計算高い一面を見たような気がします。
もしかしたら自社製のレンズ交換式次期DPシリーズはもとより、OLYMPUS版マイクロ機にも外販する算段が整った上での買収なんじゃないかと、希望的観測というか下世話な勘ぐりというか…とにかく来年以降のFourThirds陣営もなかなか面白いことになりそうです。


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2008年11月 5日 (水)

E気持!?

そんなわけで、忙しない11/5。

Olympus_e30 まずは OLYMPUS E-30
メーカーHPdpreview

情報通りでサプライズは無しでしたねぇ。
強いて言えば、RAW撮りで多重露光が出来ることと、電子水準器内蔵(風景の水平出しに便利)くらいが予想外だったことでしょうか。
発売は12/20予定。
で、肝心の初値はヨドバシあたりでボディのみ149,800円の10%ポイント。
13万半ば〜14万くらいってとこですかねぇ…ビミョーだ。
キャンペーンで1万円キャッシュバック(2009/1/12までって、これまたビミョー)やるそうなんですが、どうしようかなぁ。
発売までの一月半、じっくり悩むことにします。

14:00からはドコモの秋冬モデル発表会。
明らかに前回と違った雰囲気の進行(SoftBank意識し過ぎ)でしたが、こちらの第一印象は・・・複雑なラインナップだなぁ。
STYLE/PRIME/SMART/PROと4つのシリーズをひたすら強調しておりましたが、今までの70xiと90xiの方が余程わかりやすかったと思いますよ。
質疑応答でも触れられていましたが、これでは型番とシリーズが全く一致しないので、意図している方向性が全く見えません。
まぁ自分としてはPROシリーズしか興味ないですからいいんですが、ね。
EM-ONE風のSHARP端末SH-04Aは、全部入りみたいですがどうなんでしょう。
ちょっとビックリだったのはPROシリーズで、こちらにも Nokia E71 が入ってきたことです。
当初HPにWindowsMobileロゴが表示されていたりと、ドコモでも混乱している(笑)ようでしたが、BlackBery Bold と同列の扱いなので、変な規制さえなければコッチの線もアリだなと思ったり思わなかったり。
コチラは来年2月頃ということで、やっぱりじっくり悩むことにします(爆)


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2008年11月 4日 (火)

FREEDOM

globe、好きだったんだけどなぁ…(´・ω・`)ショボーン

さて。
先月末のSoftbank祭りで個人的興奮も冷めやらぬうちに、明日はもう11/5。
ドコモの新製品発表と(おそらく)OLYMPUSのE-30発表があると言われています(11/6が決算発表だからとか)。

で、そのE-30ですが、海外サイトからスペックが漏れ聞こえてきました。
それによると、注目の新機能とは…アートフィルターなる、画像処理機能の模様。
ソフトフォーカスや粗い粒状のフィルムやピンホールカメラを模した、いわゆる「トイカメラ」風の表現を手軽に出来ると読み取れますが…正直要らない機能だなぁ(苦笑)
折角復活した左肩のモードダイヤルに、こんな子供騙しの機能を割り振って、「防塵防滴に代わる」新機能とか言われてもねぇ〜 ┐(´д`)┌ヤレヤレ
その他にも、連写5コマ/秒とスペック上はまぁまぁにみえて実はRAW撮影時は12連写までと、ライバル機(50DやD90)と比べるとバッファ不足感が見て取れたり、E-3を知ってしまった今となってはやはり残念な、視野率98%・1.02倍のファインダーなど、ラインナップ保持の為のデチューンが目に付くと言えましょう。
11点全クロスセンサーAFがそのままだったのは評価に値しますが、これとて新センサー作るとコストが余計にかかるからでしょうし。
そんでもって、気になる価格は$1,299。ちょっと、いや結構高い値付けですねぇ。
E-3が13万円台で手に入る昨今、すぐに10万円台まで下落してしまうであろうことを考えると、ちょっと初物を買うのは躊躇しちゃいますねぇ。
対して、先月末に無事発売となったPanasonicのDMC-G1の評判は、当初の悲観的意見も減ってまずまずのよう。10万円あればFourThirdsアダプターと本体買ってもお釣りが来そうですし、それを言ったら先日の Nokia E71 の一括69,120円も高くはない気がしてきました(けど香港版SIMフリーなら4万円台だしなぁ)…ホントどうしましょ。

(以下、ちょっとグレーな記事なのでサラッと読み流してくださいな。)

そんなこんなを鬱々と考えていたら、手持ちのX02HT用のあるものの存在を知ってしまいましたsweat01
最近流行のWindowsMobile6.1のROM焼きをしたあと、やっぱりWM6に戻したい時に使ってくださいという趣旨で置かれているらしいのですが、コレがあるとココでSIMロックを解除した際に、SoftBank以外のSIMでかかる発信規制が解除出来てしまうので、完全なSIMフリー機に出来てしまうんです!!

X02ht_hardreset_2 というわけで、この時以来ずっと安定運用してたX02HTを約1年ぶりに完全初期化して、ついでに勢いでSIMロック解除作業をしてしまいました。
件のサイトでIMEIコード(電池裏に貼ってある15桁の機器固有の番号)を入力して$50をPaypalで支払うと、CAVAv1Unlock.exeというロック解除ソフトとその解除コードが手に入るので、BootCamp上のVistaでX02HTをActiveSyncした状態で実行。
ものの数分でアンロックされたX02HTが再起動します。
その後、まずは確認のため手持ちのFOMAのSIMを挿すと、案の定発信規制画面が出て緊急電話以外の発信その他の操作が出来なくなります。
その状態でもFOMAの番号に電話をするとちゃんと着信はするので、SIMロックの解除自体はきちんと成功している模様。もちろんSoftBankのSIMなら全くこれまで通りに操作出来ます。

X02ht_testrom_2 で、今までだとこの発信規制画面をキャンセルする為に必要なROMイメージを、中国だか香港だかにある解除業者に催促をして送ってもらう必要があったのですが、前述の通りテスト版のROMが出回ったので、その手間(というか送られてこないというリスク)が省けるようになったというわけ。
再びActiveSyncしてテストROMを焼き、今度は10分程かかって再起動すると、オープニング画面でTest Onlyの文字が…つまり、市販版ROMの一歩手前の検証・店頭販促用のROMなのでしょう。細かいところで市販版と違いがあるのかもしれませんが、重篤なバグの報告も無さそうなので良しとしましょう。

まっさらになったついでにインストールするソフトを厳選し、イメージチェンジも兼ねてホーム画面作り直したり再構築したりで、なんだかんだで丸一日潰れてしまいましたが、これで久々にX02HTが予備機からサブ機に昇格決定です。
今までFOMAのSO905iCSはポケットに入れて持ち歩くにはちょっと分厚くて、仕事の時にはカバンに入れていたのですが、X02HTとメイン機iPhoneなら両方ともポケットに突っ込んでおける薄さなので、SO905iCSは完全に休日専用機になりそうです。

X02ht_simfree X02ht_simfreehome

これで当面、E71の誘惑からは逃れられる…のでしょうか?!

[2008/11/05 追記] うはっ、Nokia E71 ドコモにもラインナップされてるよ(爆)
製品情報にWindowsMobileのロゴとか付いてるし!?!? ダイジョーブか、ドコモさん?


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2008年10月 1日 (水)

「当方」見聞録

忙しない時に限って、ネタというものはあるものでして。
そしてネタというものは、寿司でもお笑いでもブログでも、鮮度が肝心なワケでして。
色々他にもせねばならないことがあるにもかかわらず、やっぱり新鮮なネタはその日のうちに書いておきたいと思う心が眠気に勝っている秋の夜長、皆さん如何お過ごしですか?

あんまり時間的精神的余裕が無いので、前口上はこのくらいにして…。
毎年恒例の電気製品部品その他諸々の展覧会、CEATEC JAPAN 2008 に行ってきたので、その記録をしておこうと思います。
頭があまり回っていないので、今日のところは淡々と、見てきたものを写真を交えて簡単に紹介することに徹しますね。ヤマなしオチなしですが、そこんとこヨロシク!

Dmcg1_face まずはイキナリ今回の主目的であった、Panasonic LUMIX G1 (DMC-G1) の実機チェックから。

一言、結論から言うと、想像以上にいいわコレ。

Webや写真で見るより、実物の方が数段シッカリ出来ていました。
イメージリーダーの赤い機体は派手すぎず、しっとりした良い色合いで好印象。
素材自体はエンプラですので高級感は望むべくもありませんが、それでも下手にシボ加工を施した似非っぽいボディーが蔓延している現代、逆にこの艶消ししただけの色ボディというのもアリなんじゃないかと思わせるだけの仕上がりにはなっていますので、これは是非現物を見てから成否を判断して頂きたいですね。
サイズは、スゴ〜く小さい…というほどではありませんが、指の短い自分の手でも持て余す感じは全くなく、パナの高倍率ズームデジカメFZシリーズと殆ど同じようなグリップ具合で、セットの標準ズームとならば持ち歩きに全然苦にならない質量です。この辺はやはり、OLYMPUS E-420に通じるものがありますね。

Dmcg1_mftmount_2 Dmcg1_parts

レンズを外すと、すぐそこにはLiveMOS撮像素子が…やはりミラーレス構造でフランジバックが短い(対FourThirdsで半分の20mm)というのは、想像以上に無駄な空間が無い、ギリギリの設計なんですねぇ。
カットモデルで見ると、マウント部は撮像素子と完全にユニット化されていて、それ以外の基板は電子ビューファインダー(以下EVF)まわりに少しあるくらいで、あとはグリップ内のバッテリーが内容積のほとんどを占めてしまうくらいに簡素化されています。カメラマニアからすると、金属の骨格が無いというのは少々不安なものですが、これもクルマと同じで軽量化と相反する要素ですから仕方ありませんね。

Dmcg1_lv Dmcg1_lvf Dmcg1_summilux25mm

その注目のEVF、パナが言うところの高解像度LVFの出来ですが、これも正直想像以上でした。
過去にEVF機としてCanonの PowerShot Pro1 を使っていた経験からすると、今回のG1のEVFは殆ど光学ファインダーと遜色無く使う事ができると断言出来ます。
まず、像倍率が大きく見やすいのが○。覗くと(過去にミノルタ機にあったように)アイセンサーが反応して背面液晶が消えEVFが作動するのですが、その切替えが実にスムーズでシームレス、全く意識せずに切替えができるという点が素晴らしく、使う気にさせてくれます。
EVFの表示自体も大変高精細で、ドットの荒さはまったく感じることができません。上写真中央のように、ちゃんと花弁のどこにピントが来ているのか判断出来るほど高密度なので、おそらくマニュアルフォーカスでも充分に使い物になるでしょう。
(ある程度は調整出来るのでしょうが)色合いが多少実際よりもビビッドで、コントラストが高い反面ハイライトが飛んでしまいやすい感じはしましたが、純粋に視野率100%の撮像素子映像そのままですから、厳密な構図合わせには絶大な威力を発揮しそうです。
惜しむらくは移動体に対する追従性…これも、前述のPro1の頃と比較すれば言うに及ばず、おそらく現時点で最も追従性能の良い部材なのでしょうが、やはり微妙なタイムラグとカクカク感が残っていますので、鳥の飛行シーンや鉄道・車両の走行シーンなどの撮影には慣れが必要になるでしょう。
ただし、もうひとつの心配点だったコントラストAFの合焦速度は、パナが豪語するだけのことはあって、もはや位相差検出方式となんら遜色ないだけのものに仕上がっていましたので、動体撮影が完全に不得意分野とは言い切れません。使いこなせばかなりのポテンシャルを発揮する、伊達に赤い○○じゃないよというところでしょうか。
クイックリターンミラーは無いものの、シャッター音は意外と大きめ。フォーカルプレーンシャッターが落ちるショックがしっかり手に伝わってきますので、コンデジとはやはり一線を画す感触ですね。
最後に、フォーサーズアダプターを介してSUMMILUXの25mmf1.4を付けてみました(上写真右)が、思いのほかアンバランスな感じはしませんでした。これくらいなら、手持ちの極太VARIO-ELMARIT付けても、そんなに変じゃないかも…などと妄想してみたり。ですんで、旧Leica-DレンズもファームアップでコントラストAF対応とかしてくれないかなぁと思ったりして、Panasonicブースを離れました。

Sony_900 はす向かいのSONYブースには、堂々フルサイズのα900が並んでましたので、ちょっとだけ覗いてみました。
やっぱり巨大です…特徴的なとんがり頭のペンタ部に納まったプリズムから導き出された光学ファイダー像は、やっぱり大きく明るくて羨ましいですが、それにしても必要以上に大きさを感じさせる威圧感たっぷりのボディでした…自分にはフルサイズ機は無理っす。
こうして写真で見ると、SONYの一眼レフ!?という参入当初感じていた違和感はだいぶ薄れた(見慣れた)感はありますが、ね。

そんなこんなで、とりあえず第一目標クリア。
携帯端末その他の見聞録は、次エントリーに続きます。


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2008年9月25日 (木)

新しきことは美しき、かな?

とにかく、今回のエントリーは愚痴・妄想だらけで何の参考にもならないかと思いますので、読み流してくださいね(なんでそんな駄文をアップするのかと言われれば、「ただもう書きたかっただけ」としか … coldsweats01 )

Ea1_front まず触れねばならないのは、やはりコチラでしょう。
OLYMPUSのFourThirdsミドルグレード機、もっぱらE-二桁とかE-XXとか言われていた機体で、試作ネームではEA-1などと呼ばれているようですね。
そんな立ち位置のモデルがモック(といっても、ほぼ製品版の最終段階)で発表になりました。
(写真はフォトキナ2008の現地レポートが詳細な写真とともに上がっているDigitalCamera.jpから拝借しました。)
世界最大の写真機材イベントであるフォトキナを、毎度毎度モック展示でお茶を濁すところがオリンパスらしいというか、相変わらず市場が読めていないと言うか…。とにかく、発売は来年早々(2009Q1)だそうです。

外観は実にオーソドックス。パッと見はE-3と見まごうほど似通ったデザインテイストで、良く言えば「こなれた」、悪く言えば「何のサプライズもない」形に仕上がっている模様。まぁこれは、E-3が試作コードネームEP-1だったことからしても、名機E-1のプロ仕様発展形としてのE-3と、今回のハイアマチュア向けEA-1が兄弟機であるのですから、当然と言えば当然でしょうね。
色々なところで画像比較されているのをみると、幅はほぼ同等で高さが1cmほど縮められている…つまりさらにギッシリ感アップといったところでしょうか。
E-3の大きさ・重さは、個人的に許容範囲の少し上をいっていましたので、おそらく自分的には今回のこのモデルの方がジャストサイズではないかと踏んでおります。つまり、この点は○。

物議を醸しているのは、前述のプレスリリースにある一文「防塵防滴機能に代わる様々な新機能」とは何かという点なのですが、代わるとは代替という意味だから「防水機能だ!」とか妄想の燃料を投下してくれたという意味では評価しますが、最近あがったなかのひとのインタビュー記事によると、どうやらフラッグシップE-3との差別化の為に「防塵防滴」は省かれたようなのは、とても残念です。
…っていうかOLYMPUSさん、そんなデチューンでラインナップの整合性をとるとは笑止千万!! それこそユーザーのニーズを全く読めていませんよ!!
PENTAXのK20Dだって、あの価格帯で防塵防滴採用なんですから、ここは意地でも譲って欲しくなかったなぁ…たとえスペック至上主義と揶揄されようと、自分は断固としてこの施策に意義を唱えます。なので、この点は大×。
ちなみに、では目玉の新機能はなんなのか…これに関しては発売までのサプライズとしてとっておきたいというのがメーカーの思惑なのでしょうが、おそらくはLiveMOS撮像素子のグローバルシャッター機能を利用した高速連写もしくは動画撮影機能に準ずるものではないかという読みが、自分を含めた大方の意見のようです。

Ea1_back 文句ついでに書かせて頂くと、もうひとつ気にくわないのは、この背面写真から。

なんでこの期に及んでまだ背面液晶がこんなに小さいんだよっ! と言いたい、いや問いつめたい! \(*`∧´)/

E-3発売のときにも2.5インチじゃ小さ過ぎると書きましたが、この写真を見るに、おそらく今回は2.7インチかと思われ、ライブビューを売りのひとつにしているメーカーの最新機種として残念というより情けなささえ感じます。その点、先日のPanasonic G1は高解像度3インチを奢ってきたあたり、よ〜く判ってますよねぇ。今時、入門機のKissデジですら(バリアングルじゃないけど)3インチなのに。翻ってOLYMPUSのKYさといったら、もはやドS(いや、虐められて喜ぶというのはドMか)以外の何者でもありませんて(溜息)。
Olympus_protoexx_2 オマケにまたまたこんなところに「OLYMPUS」のロゴ入れてからに。E-3のときあれほど口を酸っぱくダメだししたにもかかわらず、再度スイング時に逆さまになってしまうようなところにメーカー名入れるとは、もうアホかと(写真はコチラから拝借)。

背面写真から見て取れるボタン配置や表記から、相変わらず煩雑そうな操作性は想像に難しくないですが、これはスピーディーなショートカット操作への慣れと相通ずる部分ですので、まぁ良しとしましょう。
左肩に新設されたのはモードダイヤルだと思われますが、あえてなんの表記もないところが前述のシークレット機能への期待を膨らませますので、とりあえずは怒りの矛先を納めるとしましょ。

とにかく、長々と愚痴愚痴文句をたれているというのは、裏を返せばそれだけ期待していたという事ですので。来年1月〜3月、値段次第では第2のボディ(主に望遠・マクロ系担当)として購入検討しているからに他ならないのですから、良いものを出して頂きたいのですよ、OLYMPUSには。


Olympus_mft そのOLYMPUSは、当然 Micro Four Thirds (以下MFT)の方も同時に製品発表…と思いきや、こちらはさらに初期段階のモック展示のみ。
アルミの筆箱か弁当箱に筒を付けて、オレンジ色の革テープ貼っただけなんじゃないかコレ!? と慌てて作りました感バリバリではありますが、世間的な評判は上々の様子で、「これぞ期待していた(パナには裏切られた)MFTのあるべき形」とか言われていますが、DP1ユーザーの自分としましてはやっぱり今更感のある凡庸な感じが否めません。この方向性で悪くはないと思いますが、なんというか心に響く高揚感が全くないデザインというかなんというか。
まぁこちらはまだまだ製品化まで時間がかかるようですし(それもOLYMPUSらしいけど…ホントのんびりペースだよなぁこの会社)、如何様にもこれからブラッシュアップが出来ると思いますので、それに僅かな期待をかけるとしましょう。

というか、対するSIGMAがDP1のレンズを標準域(フルサイズ40mm相当)に換装したDP2を発表してきたのは意外でしたがね。
で、よくよく見るとこちら、OLYMPUSのMFTと完全に被りますよねぇ。
こうやって焦点距離違いのモデルを複数投入するくらいならば、やっぱり誰もが考える通り(一応SIGMAもフォーサーズ賛同企業なわけですから)、いずれMFT規格のDP某でFoveonセンサー積んでくれたらと妄想を膨らませずにはいられないわけで。
そうすればパナ・オリ・シグマ3社3様で、大変面白い展開になると思うんですよねぇ〜。

他にもフォトキナ2008では、Leicaがオーバーフルサイズ(30×45mm)の一眼システムS2を発表したり、Canonの 5D MarkIISonyのα900などのフルサイズセンサー機がお披露目されたりしていますが、いずれも高嶺の花なので全く眼中には入りません…結局、今回は自分的にパナのG1が一番のサプライズだったようです。


Tmobile_g1 話代わって、携帯端末関連。
こちらでもG1と呼ばれるものが出てきました。
携帯端末向け第4のOSことGoogleのAndroid搭載機。
USのT-Mobile向け端末としてHTC製造のコレが出てきたという事は、意外と近い将来、同一周波数帯域(1.7GHz)を有する日本のイーモバイルでの展開も可能ではないかということで、個人的に密かな注目株だったりするんです。
各種情報を見る限り、初物にしてはなかなかスムーズな動きをしているようで、マルチタッチではないものの、指スクロールなどもきちんと出来る様子で、横スライドで大きめのキーボード付き、かつGmailやGoogleMap完全対応となれば、それなりに強力な小型ネットワーク端末として使いでがありそうな事は容易に想像出来ます。
下部がちょっとだけ曲がったスタイリングはなかなか斬新でもあります。全体的に角が取れたキュートなイデタチですが、これはこれでアリかもと思わせる何かを持っているデザインで好印象です。
現状でもiPhoneは閲覧用としては最強ですし、Touch Diamondの日本導入や、果ては Touch HD なんてのまで出てきて、高解像度液晶タッチパネル機の選択肢には困らない嬉しい状態でも、やはり Touch Pro やこのG1のようにハードウェアキーボードを持った端末への憧れが捨てきれない自分ですからねぇ。
今から今後の展開にひとりで 。('-'。)(。'-')。 ワクワクしています。


嗚呼、散財万歳!(爆)

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2008年9月17日 (水)

もうひとつの“G”

すっかり新製品紹介ブログと化していますが…。
ことカメラと携帯端末に関しては、もはや自他ともに認めるマニアですので悪しからず。

愛機 PowerShot G7 のマイナーチェンジ版G9が、さらに今回G10として帰ってまいりました。

PowerShot G10
メーカーHP / スペシャルサイト(Flashで重いので注意!)
Powershot_gseries
前回エントリーで、G1といえばCONTAXが思い浮かびますなんて書きましたが、そういえばCanonのGシリーズというのもあったんですよね。G7ユーザーながらまるっと忘れていました(苦笑)。
PoweShot G1から始まって、(G4とG8が欠番で)8世代。その間、撮像素子画素数やレンズ構成は変わってきたものの、基本的にはキープコンセプトの、なにげに日本の工業製品には珍しいシリーズだったりします。

デザインは例によって超コンサバ。
G7・G9のグリップを気持ち太くした正面と、新たにISO/MODEダイヤルを同軸にして右肩に、露出補正ダイヤルを空いた左肩に配置したトップパネルの採用で、これまで以上にマニュアルライクな操作のしやすいモデルに仕上がっている模様です。
中身は、更に高画素化(1470万画素)した点は少々やりすぎの感がありますし、レンズに至っては28〜140mm相当5倍ズームへと若干スペックダウンを感じさせなくもありませんが、こと自分のようにハウジングに納める水中コンパクトデジカメとして考えれば、広角よりへの今回の変更は前述のダイヤル追加の操作性アップとあわせて、とても興味深いものがあります。

そう! 今回もちゃんと純正ハウジングの用意がありますよ!! WP-DC28
相変わらずねじ込み対応出来そうもない四角変形のレンズポートが、ちょい残念な感じですが…。

これで高感度特性がさらに改善(ISO400常用できるか否か)されていれば、水中コンデジ最強スペックなんじゃないでしょうか、ね。

あぁ、そういえばもうかれこれ丸一年、潜りに行ってないですねぇ、自分。
愛機G7も、すっかり仕事用ブツ撮り専用機と化してしまっていますし orz。
レギュのオーバーホールを先日頼んだので、それが戻ってきたら本格復活を目指しますか。それまでに体力作り兼ねて、スキンダイビングでも行きたいなぁ。


[追記] えっ? 同時発表のEOS 5D MarkIIには触れないのかって!?
不思議とフルサイズ機に興味はないのですよ、自分。スゴイとは思いますけどね。
良い意味でも悪い意味でも、35mmフルサイズフォーマットという縛りはデジタル時代にそぐわないと考えているものでして。
銀塩のメカニカル機とかなら、また買ってみたいなとは思うんですけどねぇ。


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2008年9月12日 (金)

マイクローン化完了

新製品Rush!!

Micro Four Thirds 規格の第一弾がPanasonicからイキナリ発表になりました!

Dmcg1
Panasonic DMC-G1

パッと見はなかなか素敵ですね。乾漆調の渋い赤ボディ、良いかも。
ボディスペック的には、385gと重さこそOLYMPUS E-420とほぼ同等ですが、光学ファインダー系のメカニズムがまるっとないだけに、約45mmと薄いです。
個人的にはもう少し頑張ってもらいたかった小型化ですが、まぁ一発目としては妥当かなぁ…あまり小さ過ぎても扱いにくいですし。
ソレよりなにより、G1というネーミングが…在りし日の CONTAX G1 を思い起こさせます。

撮像素子はLive-MOS1300万画素をマルチアスペクト(4:3・3:2・16:9)で使って1210万画素、背面液晶はフル可動3型の46万ドット。期待の高精細EVF(電子ビューファインダー)144万ドットと相まって、ライブビュー映像がどれだけ綺麗にレスポンス良く再現出来ているかが気になるところです。

[追記]114万ドットEVF…RGBをシーケンシャル180Hz駆動ってことは、実質144万画素60fpsってことのようです…なかなかスゴイかも。

AFはコントラスト検出オンリーということで顔認識や自動追尾も出来るようですが、その分、アダプターかまして使えると言うFourthirdsレンズのAF対応も最近のコントラストAF対応品に限られてしまう(MFはもちろん可能でしょうが…)のが、ちょっと難点でしょうか。
それとスペックシートに「ゴミ取り」ことSSWFが無さそうなのが、かなり残念。
スミマセンちゃんとありました! アンチダストシステム。コレで安心。

実売価格はと言うと…さっそくヨドバシに出ています、ボディのみ79,800円(+ポイント10%)…ちょい高いような気もしますが。

買うかどうかは別として(笑)、一度手にしてみたいところであります。
フォトキナが楽しみ〜。

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2008年9月 4日 (木)

いいじゃないか、家族なんだから

ふと思い立って、えびちゃんオフタイムにカメラ用の雲台を取付けてみました。

今までは、走行中の写真を流し撮りとか疾走感溢れる動画撮影をしようとすると、首からデジカメ下げた状態でセルフタイマーだったワケですが、それだとどうしてもハンドル廻りがフレームに入ってしまって、決まりきった構図でツマンナイ自己満足写真のオンパレードになってしまいますし、位置が高いとスピード感が出ないので、ならカメラを固定してしまえ、とね。(それに最近、平衡感覚が怪しくなってきつつあるので、片手でも手放し運転は危ないし。)

世の中にはどんなことに関しても先人がいるのが常で、そんな方々の要望が結構あるのか、自転車専用カメラ固定器具というのが今はいくらでも出回っているのですが、このところの散財のツケがまわってきつつある自分の懐具合を鑑みて、今回は極力有り合わせのものでやってみましたよ。

Offtime_gh1 大昔一番最初に買った三脚は安物だったので、ソレ自体は直ぐダメになってしまったのですが、ヘッドについていた自由雲台だけはなぜか部屋の隅に転がっておりましたので、まずはコレを流用することに決定。
HAKUBAのGH-1という型番がついていますが、今ググっても出てこないほど古いものです(傷だらけだし…苦笑)。短く太めのワンハンドグリップでボールマウントのコントロールをしているのですが、思いのほかしっかり固定出来そうです。

オフタイム車体への固定には、毎度おなじみホームセンターで手軽に手に入るU字型の金具を使用。
様々なサイズがある中、幅が30mmで、雲台の底面ネジに直接ねじ込めるよう6mmのネジが両端に切ってあるものをチョイス…一応錆びにくいようにステンレスのものを奢ってみましたが、それでも240円也。

取付位置は(なるべく地面に近い方が迫力のある画が撮れるのではないかと思い)ハンドルコラムを想定していましたが、オフタイムはここも少々特殊で、首に当たる部分が細く下に行くに従って太くなっていますし、途中に折りたたみ機構もあったりで結構位置が限られてしまいます。
結局、その折りたたみ機構とワイヤー錠の固定具の間で、折りたたみに支障をきたさない位置を試行錯誤で見つけ出しました…と言っても、実質作業時間は10分程。
U字金具の幅が若干狭かった(コラムの方が太かった)ので、無理矢理幅を広げるのに手間取ったくらいで、あとはただゴムのプレート(テールライトの付属品の残り)を挟んでねじ込んだだけというヤッツケ仕事ですが、思いのほかシッカリと固定出来ましたので良しとしましょう。

さて、使用するカメラはどうしたものか、一思案。

Finepix4800z_family さすがに一眼のL1つけるのはヤリ過ぎだ(付けられるけどcatface)…雲台の固定がシッカリできた反面、カメラに加わる振動は見逃せないので、精密な手振れ補正機能付きのG7を付けるのもまたちょっと気が引けますし。
そんなわけで、自宅ショーケース内でノベルティーグッズたちと共に引退生活を送っていた FinePix 4800z に、白羽の矢が立ったというワケ。

火事騒ぎでも唯一手元に残った、因縁の一台。もう7年も前の機種になるんですねぇ(しみじみ)。
まぁそれでもハニカム240万画素ですし、最大80秒と制限付きながら動画も撮れるので、試験体としては必要充分でしょう。

ホント今回は、古いものを捨てられない自分の性分が出まくりですね (^-^;)

Offtime_fp4800z いよいよ実装&実走です。

グリップ式自由雲台なので、微調整は比較的簡単…ワイヤー類がレンズにかからないようにセットしたら、先日追加のLEDランプと相まって、なんだかえびちゃんオフタイムの正面が三眼のスコープドッグみたいな面構えになっちゃいました。

イカツクてメカメカしくて、まぁこれはこれで良いかも(爆)

カメラに対して雲台が大きいので、前後左右のブレも殆ど気にしなくていいくらい、ガッチリと固定出来ています。歩道の段差くらいならなんのそのって感じです good

乗車位置からは丁度ハンドルバーに付いている諸々に隠れてしまう場所なので、乗ってしまえば視覚的なゴテゴテ感はそれほど意識しなくて済むのですが、さすがにハンドルまわりの重量増はモーメントの増加として体感出来ますので、普段からカメラを常設して走らせるのはちょっと…というところでしょうか。まぁ雲台だけならそれほどの重さでもないので、いずれカメラ脱着が簡単にできるようなワンタッチ式の雲台に替えると良いかもしれません。

走行中のブレの程度を見る為に、テスト動画を録ってみました。

近所の変わり映えのしない田んぼ道ですが、80秒って思いのほか長いですね。
4800zは正面にマイクが付いていますので、風切り音がスゴイ…ほんの20km/hくらいの速度ですが、なかなか疾走感があって面白い画像が撮れました。
なにやらGoogleストリートビューを連続して見ているような気分ですね。

おまけの動画撮影機能なので画質はそこそこ(QVGAの10fps)ですが、制作費240円ですから、とりあえずは満足満足 ( ̄ー ̄)ニヤリ であります。

近頃はHD画質でムービーが撮れるXactiみたいなのも出てきていますから、いずれは(資金ができたら)そんなのを搭載して綺麗な街並をひたすら走り回る、自作ロードムービー(そのまんまやないか)なんて撮影できたら面白いでしょうねぇ(願望)。

Sm128m_microsd2gそれよりなにより、いざ撮影したデータを吸い出そうとしたら、4800z付属の専用USBケーブルが見つからず。ならばメモリーカードからと思って取り出したら、なんと懐かしのスマートメディアでした。
microSDと比べると笑えるくらい大きいですね。
今更スマートメディアが使えるカードリーダー探しで苦労することになろうとは、思いもしませんでしたよ。

そんなワケで(どんなワケだよ)「今日はここまでっ!」



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2008年4月21日 (月)

こんでぃしょん・ぶるー

またもや一週間のご無沙汰でありました。
別段、忙しいという程のものでもなかったのですが、何をやってもなんとなく気分が乗らないと言うか、このところの菜種梅雨的天候のせいもあるかもしれませんが、全体的にブルーな気分を引きづっておりました。
これ、実は完全に自分のバイオリズムに組み込まれている季節変化らしいのです。
ちなみに去年の今頃のエントリーでも「ここ数日、何かをする気力が全くおきず」とか書いてるし(爆)。
ぜんぜん成長してないなぁ coldsweats02

そんな時期は無理して頑張っても良い結果が出ないことはよく解っているので、このところやっているのは実質的に情報のインプットのみ…次から次へと脈絡も無く思考の赴くままインターネットの情報の海を漂って、気に掛かる項目に出会うとそれを意味もなく調べ、また別の情報を求めて彷徨う…の繰り返し。
Photo それでもやはり画面上の情報だけでは物足りなくなって、実際に出かけてみようかという気分になってきただけ回復基調なのかな、とは思うのですが…ということで、自分にしては珍しく博物館なんぞに行ってきたのが先週半ば16日のこと。 国宝 薬師寺展

無意識のうちに仏像をじっくり拝んでみたくなるなんて、自分もいよいよ歳とってきたなぁと思わなくもないのですが、わざわざ京都や奈良のお寺さんに行っても、なかなか御本尊を一般公開してくれていなかったり、ましてや手の届きそうな足元やお顔の視線の合う高さから眺められる機会なんて、まず無いですからね。大枚1,500円はたいて、上野にある東京国立博物館まで行ってきましたよ。

比較的新しい建物である平成館2Fの特別展フロアは、平日にもかかわらず結構な人出で、一通り見て歩くのに2時間くらいはかかりました。
中盤の見どころとして紹介されている国宝の聖観音菩薩立像は、想像していた以上に大きく、かるく2mくらいあるでしょうか…その立ち姿は実に凛々しく、写真や資料では感じることのできない力強さを、間近にすることができてまず感動!
と、そのコーナーを抜けたところにさらに大きな、日光・月光菩薩立像が現れる演出に、充分1,500円の価値はあったかなと納得させられました。
薬師寺金堂内では釈迦如来像の脇侍として、向かって左に月光菩薩・右に日光菩薩が配されているそうですが、この2体だけでも充分な迫力がありました。
光背も外されて素の状態になった両像は、それぞれに微妙に顔つきや姿勢が違っていて、若干憂い顔でたおやかに身体をくねらせているように見える月光菩薩に対し、きりりとした顔つきで躍動的に思える日光菩薩が、実に上手く対象配置されていて、国宝と呼ばれるだけのことはあるなぁと(当然のことに)感心してしまいました。
残念ながら写真撮影ができないので、自分の稚拙な文章力ではその魅力の1%も伝えられていなのですが、一度見てみて損は無いと思いますよ(笑)。
その立ち姿をぐるりと見て回ることで、写真を撮る際の構図や表情の変化の良い勉強になったんじゃないかと、勝手に満足した自分であります。

Photo_2 博物館を後にすると、だいぶ気分も晴れてきた(た、単純!)ので、ちょっち足を延ばして神田やぶそばで遅めの昼食。定番のせいろう2枚と天たねをいただいてきました。本当は池の端薮蕎麦の方が近いし行ったことないので行ってみたかったのですが、生憎の定休日で、ならば何度か行っている本家にするかと。
久々に食べたココ独特の青みがかったお蕎麦ばサッパリとしていて美味しく、少々量的には物足りないものの、コクのあるそば湯を飲む頃には満腹になって満足しました。

いや〜、お蕎麦ってホントにいいですねぇ(謎)

…とまぁなんのオチも脈絡も無く、先週のことを振り返ってのエントリーでありました。

そろそろ真面目に仕事をしないと。 殺気 さっきから電話で、「提出書類が遅れているんだけど〜」との催促が来てたりするんですが、どうもまだ仕事やる気はおきないのですよねぇ。

とりあえずココは、碇司令の名言でもお借りして切り抜けるとしますか。


全ての計画はリンクしている。問題は無い。

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2008年4月12日 (土)

熱望ビリー

このところなんだかんだと身辺が忙しないので、休日はトコトン癒されモードで、ご近所猫のビリーくんと戯れることが日課になっております。
PhotoPhoto_2Photo_3

実に人なつこくて可愛い…にしても、あなた
ちょっち無警戒すぎやしませんか??

※ちなみにビリーくんは飼い猫ですが、夜でも雨の日でも平気な顔をして(家に入らず)道端に居ます。首輪に名前が書いてあるので、ご近所でもみんな名前を知っているお愛想猫です。
ウチからはワンブロック程離れた家の子なんですが、我が家の隣の家のたまの姿が見えないときには、ウチの駐車場まで遠征してきて、MR2のエンジンフードに乗っかってまったりしたりしているので、自分のことは見慣れているせいかも知れませんね。


昨日、DP1のファームウェアと、現像ソフトSPPことSIGMA Photo Proにアップデートが公開されました。
本体の方は若干の不具合(特定操作時のフリーズ解消等)とグリッド表示の新設および記録レスポンスアップらしいのですが、体感上の操作性はあまり変わらずといったとこでしょうか。
こうしてキチンとアップデート対応する姿勢は評価しますが、もうちょっと大胆な操作性アップを伴うプログラム変更を期待していただけに、少々残念ではあります。
ただ、SPP側で周辺部の緑色カブリを軽減する対策がとられたのは助かりました。
今までも現像時に、(お世辞にも使いやすいとは言えない)色相調整でなんとか目立たなくはしていましたが、フラットな構図ではやはり気になる色調の偏りだっただけに、オートで現像しても一見して判らないくらい自然な仕上がりになったのは、手間が減るという意味でやっぱり便利です。

暖かくなってきたので、ビリーくん以外の子とも遭遇する確率が増えてきました。折角なので、その子達にもご登場願いましょうかね。
Photo_4Photo_5
Photo_6

やっぱりにゃんこを見てると癒されますねぇ(爆)
 

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2008年3月25日 (火)

麗ら Uh!LA!LA! ウラ うらら

Photo
『鉄塔下の蕾』

DATA : SIGMA DP1 with MC CLOSE-UP No.3
 
1/200sec. : F8 : ISO 100 : 16.6mm(FS.28mm) : built-in Flash ON : SIGMA Photo Pro 3.0
ご近所の桜並木は開花寸前のつぼみで、そこはかとなく並木全体が赤みを帯びはじめています。

Photo_3 左の写真はSO905iCSのスーパーマクロで、古木の幹咲きつぼみにめい一杯寄ってみたものですが、(レンズ収差からくるフリンジが目立つことはともかくとして)なんとなくこういった画像は生命力が溢れていて好きですねぇ。
むしろ華々しく咲き誇っている様よりも好きかもしれません。

Photo_6
麗らかな日差しに誘われて、ご近所猫のビリーくん(本名)も塀の上でひなたぼっこ中。
ご満悦のご様子…この子は人懐っこいので、広角のDP1でくぐっと寄っても全然平気で、いつも良い表情を撮らせてもらっています。
ありがとね。

Photo_5
DATA : Panasonic DMC-L1 &
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/200sec. : F3.5 : ISO 100 : 150mm(FS.300mm) : SILKYPIX DS3.0 : B&W
そういえば世間の学生諸君は春休み中なんですね。
公園で対戦ゲームってのは、いかにも当世風ですが…。

ヒトも動物も植物も、春を満喫しているようです。
以上、今日の風景でした〜 happy01

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2008年3月24日 (月)

用意周到意味不明

20080323暖かくなってきたので、道端でのにゃんこ遭遇確率もアップしてきた今日この頃、 桜の便りもそこかしこから聞こえてくる時節となりました。
皆様如何お過ごしですか?

毎年、花見の時期はなにかとドタバタ忙しくしてしまっていて、じっくり写真を撮っている間もなく過ぎ去っていってしまうので、今年こそはキチンと時間をとって仲間内の花見にでも参加するべと、来週末のシフトは空けておきました。
当初今年の開花は遅く、関東では当初4月第一週が見頃との予報でありましたが、近頃の気象庁は信用できませんのでね…独自のリサーチ&デベロップメント!?で導き出した独善的予報による開花は24日、満開30〜31日と踏んでいたワケですよ。

ところがどっこいフタを空けてみれば東京は22日に開花宣言で、週明け月曜日の今日は雨が降ったりしているので、29日の花見会予定日には中々良さげなコンディションになってくれるのではないかと、内心ワクワクしているところでして。
桜は魔性の花ですね。毎年同じように咲くのに、自分を含めて大方の日本人を 0(゜゜;)(。。;))((;゜゜)(;。。) ソワソワわくわくさせてしまう…。

Voictlander28mmvf_top そんなわけで、今年の花見は万全の体制で望むべく(というイイワケを長々と前置きしていますが)、やっぱり揃えてしまいましたよ…DP1に外付けビューファインダー。

純正のVF-11が高いとかさんざんほざいていたのに、結局それより高価な VOIGTLÄNDER 28mm View Finder M のシルバーをお買い上げ。我ながらバカですねぇ。
コレも桜に惑わされたということにしておきましょう。
DP1は最短撮影距離が30cmと物足りないので、多少は桜花アップも撮りたいなと職場近くのヨドバシにクローズアップレンズを調達しに行ったところ、なぜか帰宅の際には袋の中にコレも入っていたという…その間の記憶が曖昧なのはいつもの事でありますが(苦笑)。

Dp1withvf 定番カラーはボディに合わせて黒なのでしょうが、シルバーのほうが存在感があってイイんじゃないかとあえてこちらを選んだ自分はやっぱり天の邪鬼。でも、

思った通りお似合いじゃあ〜りませか!!

Dp1withvf_face_2
DP1ボディのスクエアなラインの上に、絶妙な存在感でもってちょこんとのっかっているソレは、目玉オヤジ然としていてなんとなくファニーな雰囲気を醸し出しています。
アクセサリーシューがレンズ直上の軸線上にあるので、パララックスの発生も上下方向のみ最小限ですし、なにより視界の明るいビューファインダーは日中見にくくて仕方ない背面液晶の代わりとして、思いのほか活躍してくれそうな気がしてきました。

Brightframeおそらく真鍮製のソレはサイズの割にずっしり重くて、軽過ぎて拍子抜けなDP1に適度な重量を与えてくれたのは、予想外の収穫でしたね。
太めの鮮明なラインでブライトフレームが表示されるので、あとは視差がどの程度のものかを身体で覚えるのみ…とか気負っていましたが、元々銀塩レンジファインダーの頃はフレーミングもフォーカスもアバウトに撮って、現像が上がってくるまでのドキドキワクワクを楽しんでいたのですから、DP1もそうやって楽しめば良いのだということに今更ながら気づかせてくれたような気がします。

それにしても最近なんだか、DP1撮った写真じゃなくて、DP1撮った写真が多いなぁcoldsweats01
(このエントリー最初のにゃんこも実はSO905iCSで撮ったものだし…)

とりあえずクローズアップレンズのテストも兼ねて、ポピーの乱れ咲きでも撮って貼っておきますかね。
Photo_2
MC CLOSE-UP No.3 使用でこの程度(筒先10cmくらい)までは寄れるようです。
マクロとは言い難いですが、コレくらい寄れれば大概こと足りそう…ダメな場面は他のカメラに任せればいいだけですし。

なにはともあれ準備万端。これで花見会が雨天中止だったら、泣くに泣けない…。

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2008年3月20日 (木)

先の見通し

Vanishing_point_2
『vanishing point』

DATA : SIGMA DP1
 
15sec. : F8 : ISO 100 : 16.6mm(FS.28mm) : MF : SIGMA Photo Pro 3.1

桜が咲く前の寒の戻りというやつでしょうか、ここ2・3日、冷たい雨が降り続いています。散歩にも出られず、ちょっと鬱down
仕方なくネット三昧で過ごしていると、オークションで久々に心そそられる小物に出会ってしまいました。で、さっそくポチっと落札(最近、躊躇いが少なくなっているような…まぁこれでストレス解消できるなら安いもんだ!?)。
その翌日にはもう手元に届くのですから、日本の物流は優秀ですねぇ。

Yama_hood_2 購入したのは YAMA Special Parts メタルフード

前に紹介したように、DP1にはフードアダプターにステップアップリング経由でPLフィルターつけて使う事が多いのですが、さすがにPLを常用する訳にもいかず、さりとて純正角形フードはプラスチック感丸出しで、尚かつレンズキャップも付けられないので、何かレンジファインダー機用のスリットフードでカッコイイものはないものかと物色していたところに見つけたのがコレ。色々なレンズ用があるのですが、今回は同じフィルター径46mmの CONTAX Gシリーズ用 Biogon 28mmレンズに適合するタイプを手配しました。
なにが素敵って…フード背面が独特の穴空き形状で、まるで連珠紋のようなデザインにイチコロですよ(爆)

Dp1withyama さっそくDP1に装着してみると…思った通りピッタシカンカン(古っ)。

う〜ん、カッコイイ!

フードアダプター先端に46mm径のプロテクトフィルターと重ね付けしても、撮影視界がケラれることもないようでひと安心であります。
フードとしては小振りですが、パンチングメタル状の穴のおかげで、見た目のインパクトは充分。カメラ全体のスタイリングもグッと引き締まった気がします。
一般にはあまり出回っていないようなのでオリジナリティーも抜群。人とはひと味違うものを欲しがちなカメラオタク(の自分)にもピッタリで、大満足の衝動買いアイテムでありました。

あまりの格好良さに調子に乗って、ついでに黒無地で素っ気ないプラスチック製フードアダプターの鏡筒部分の一部にアクセントとして、家具補修用木目調シールでリング状にマーキングしてみましたよ。
GR-DIGITALあたりだと定番カスタマイズとして革巻きが流行っているみたいですが、ソリッド&クラシックなトイカメラ風デザインのDP1に革巻きは、ちょっと豪華すぎてミスマッチなような気が個人的にはするので、あえてチープな木目調でクラシック感を強調してみようかなと思った次第であります。

で、ここまでやったら、やっぱり外付けファインダーも欲しいかも(爆)
っていうか、元々外付けファインター通してみた時にフードで視界がケラれる範囲を最小限にする為のスリットフードなんですが…本末転倒も甚だしい(苦笑)

Zd1122withl1 それにしてもこのアングルで見ると、つくづくL1と同じデザインテイストだなぁと思ったり思わなかったり…カクカクっと角張ったエッジの効いたボディーに円筒状のレンズの組み合わせというところが、きっと自分の物欲中枢を刺激するんでしょうね…同じようなものが増えてしまうのも無理からぬことであります。

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2008年3月16日 (日)

暮れなずむ街の光と影の中

Photo
『佇む』
DATA : Panasonic DMC-L1 &
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/160sec. : F4 : ISO 100 : 150mm(FS.300mm) : built-in Flash ON : SILKYPIX DS3.0

今日も今日とて撮影散歩。
右肩から Panasonic DMC-L1 & SIGMA APO MACRO 150mm、
首から SIGMA DP1 、ポケットに SO905iCS で、大荷物じゃなくてもそれなりに、なんちゃってフルレンジ構成。
DP1の28mmは素敵だけれど、もうちょっと寄りの写真を撮りたいなぁなんて時には、所詮携帯カメラとはいえマクロに強いSO905iCSは結構補完をしてくれるので、 気負わずに普段撮りで持ち歩くのに、この2台は良い組み合わせかもしれません。

さて。今日のお題はDP1で夕暮れ写真。
画面内に強い光源が入るシチュエーションでは、マゼンダ転びが強く出たり、赤い斑点状の独特のゴーストが出るなど、かなり癖があることが各所で話題ですが、風景写真で朝焼け・夕焼けが撮れないとカメラとしてはかなり o( _ _ )o ショボーン なので、本格稼働前に事前チェックをしてみました。
Sdim0072 結果としては…日没前30分くらいのまだ日差しに光量があるときには、拡大してみると太陽が○ではなく六角形に歪んで写ってしまったり、件の斑点状ゴーストが現れてしまったりと、やはりちょっと注意が必要ではあるものの、その後日没に至るまでに太陽の光量が落ちてくれば、豊かな諧調表現と抜群の解像度の相乗効果で、なかなか素敵な描写をしてくれることが判り、自分としては内心ホッとしました。
特にハイライト側での色飽和や白トビに対する耐性はかなりあるようで、日没直前の真っ赤な太陽が、かなりイメージに近い赤色で表現できるのには感心しました。
銀塩からデジタルに乗り換えてからというもの、フィルムに比べてダイナミックレンジで見劣りするデジカメで最も苦労している部分でしたので、その点でも「フィルムライクな」撮影のできるDP1はかなりの戦力になってくれそうな予感がします。

Sdim0074 等倍で見てみると写っている飛行機雲の4本線がちゃんと確認できたり、送電線の一本一本が背景に溶け込んでしまう事なく解像している様は、流石Foveonと言って良いでしょうね。

あぁ仕事なんか放ったらかして、雄大な大自然の写真でも撮りにいけたらなぁ。
(現実逃避モード炸裂中)

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2008年3月13日 (木)

目と目で通じ合う♪

Photo_2
『床下の住人』

DATA : SIGMA DP1
 
1/30sec. : F5.6 : ISO 100 : 16.6mm(FS.28mm) : built-in Flash ON : MF : SIGMA Photo Pro 3.1

未だご近所散歩にしか連れ出せていない我がDP1であります。
出てくる画にはつくづく惚れ惚れするものがあります(ただしその実力を引き出すのは相当難儀するのです)が、こうして日常的に使ってみると、やはりメカとしての不出来さが目立ってくるもの事実ですね。なので今回は敢えてアラ探し。

まずもって、背面液晶の出来がよろしくありません。
光学ファインダーが別売外付のDP1にとっては、他のコンデジと同様に背面液晶は最重要パーツであることは間違いないと思うのですが、とにかくそのLCDが映し出す画像には不満アリアリです。2.5型23万画素とスペック上は標準的ですが、色乗りが悪くザラついていて、実際に写って記録されるであろう画像との落差がありすぎて、全くアテになりません。
Dp1_backview またバックライト輝度調整が標準・暗い・明るいの3段階しかなく、それぞれの差も大きすぎて、なのに晴れた日中では「明るい」でも輝度コントラスト不足気味という中途半端さ…せめて10段階くらいの手動調整…欲を言えばiPod touchのような無段階環境光センサーくらい搭載してくれていても罰は当たらなかったと思うのですよ。
そのうえ表面コーティングのせいか妙に映り込みが激しくて、日中屋外のフレーミングには四苦八苦してしまいます。
このあたりの出来は、同じスペックの部材を使っていてもG7の方が数段上…老舗カメラメーカーのノウハウが詰まっている部分なのでしょうね。
DP1では4:3のLCDに3:2を横いっぱいに表示した下の余白部分に、撮影モード(P・A・S・M)とシャッター速度・絞り・露出補正値・測光方式が白抜きで出るのは良いとして、撮影画面内に荒い白抜きのフォントで表示されるその他の情報、特にMF時のスケールは見にくくて、折角使いやすいMFダイヤルでのピント合わせの軽快感をスポイルしています。

操作ボタン系では十字キーの中央ボタンが、MENUと決定(OK)を兼ねているのが戸惑います。そのメニュー項目も良く言えばシンプル、悪く言えばただの項目の羅列なので、例えばフォーカスエリアの選択が15項目あるメニューの上から辿っても下から辿っても最も遠い第8項目だったり、そのうえメニュー開くたびに前回位置を記憶していないので第1項目から辿らなければならずイラッとする等々、いかにも試作機そのままといった感じが安っぽさを漂わせます。
単焦点なのに、ズームキーがグリップした右手親指位置の一等地に鎮座ましましていて、再生時の拡大縮小くらいにしか使われていないのも納得いきませんね。

別売光学ビューファインダーをアクセサリーシューにつけてあげれば、上記のような不満も少なくなるだろうとメーカーは思っているのかもしれませんが、別体ファインダーには撮影情報は一切表示されませんからねぇ。これがRICHO GX100のようなEVFならばまた話は違うのですが…フレーミングだけのファインダーに2万円はちと高価すぎる…気がしたので、敢えて今回購入しませんでした。
付けるとカッコはイイんですけどねぇ(溜息)

そうそう、フィルターワークに必須のフードアダプターは2,000円弱と安いので同時に注文していたのですが、なかなか入荷せず不便な思いをしておりましたところ、昨日ようやっと入荷連絡があり引き取ってまいりました。
独特の角形フードが付くと、本体のソリッドなデザインと相まってクラシックなレンジファインダー機然として素敵なのですが、これにもまた問題があって、46mm径のフィルターは種類が限られる上、自分が多用するPLフィルターを付けるとフードが邪魔で回転できないのです(泣)。
Dp1_fullspec なので今回は角形フードの使用は諦めて、46→58mmのステップアップリングの先にG7と共用でPLその他のフィルターを付けて使うことにしました。
ついでに手持ちの外部ストロボ SUNPAK PF20XD を付けたら、コレがまたジャストフィット!!
内蔵ストロボをポップアップしても当たることなくちょうど良い位置に来るうえ、キヤノンのように内外自動切替え機構なんて余計なお世話なものは付いていないので、内蔵と外部のストロボ同時発光も(もちろんオート調光はできませんが)可能だったのは嬉しい誤算でありました。SIGMAとSUNPAKのコラボってのもまた、チープさ満点な気がしなくはないですが(苦笑)

まぁ色々と不満点はありますが、それでも愛着が湧くという不思議な存在感のDP1…無言の色っぽさとでも言いましょうか。

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2008年3月12日 (水)

四神相応

それでは予告通り、デジカメ記録用SDカードのベンチマークをば公開。

Sdcards_2 まずは本日エントリーのSDカードの面々を右端から順に反時計回りで紹介いたします。

右端 : Panasonic RP-SD128MB
SDカードが普及しはじめた頃の、かなり初期のカード。たしか転送速度は2MB/sec.くらいだと思うが古すぎて資料無し。全体が青いパッケージ。

上端 : SanDisk Ultra II SD Plus USB 1GB
DMC-L1購入時に記録用として入手。わざわざケーブルやカードリーダーを使わなくても済むよう中折れ式USB
直挿タイプ。現在では2GBと512MBのみ販売中。公称では10MB/sec.の転送速度。全体が黒いパッケージ。

左端 : A-DATA Super SD Duo 2GB
PowerShot G7購入時に入手。動画撮影も長時間出来るように大容量USB直挿
タイプを探していたところ、比較的安価なA-DATA製が発売されたので購入。現在は80倍速のモデルが流通しているが、当時の表記は60倍速(9MB/sec.相当)だったような…。白地のシールが目立つデザイン。

下端 : SanDisk Extreme DUCATI EDITION SD Plus USB
今回購入の主役SDHCカード。大容量4GBにして高速転送(公称20MB/sec.)の中折れ式USB直挿タイプ。全体的にが鮮やかなパッケージデザイン。

…と、ここまで書いていてふと気が付きました!!
このカラーリングラインナップはまさに四神そのものですね。
ということで、以下それぞれのカードを青龍・玄武・白虎朱雀と称する事とします(だって特にSanDiskの名前長いんだもの)

ちなみにyon繋がりというわけではないんですが、当然のように「太王四神記」はハマって毎週見ておりますよ(苦笑)…だってスジニ(イ・ジアさん)がスゴく可愛いんだものheart02

Sdcard_benchmark 脱線は程々にして、まずは各SDカードそれぞれを単品でPCに繋いでベンチマーク。公平を期する為に、SDHC対応カードリーダーBSCRSDU2に都度それぞれのカードを差し換えして、CrystalDiskMarkというソフトで計測しました。各5回計測。
seqが100MB一括の読み書き速度。512kと4kはそれぞれそのサイズの細切れファイルの読み書き速度ということのようです。

結果は左表の通り。
総合的にみるとやはり看板に偽り無しという感じで、
速い順に朱雀>玄武>白虎青龍という順番ですね。
トータルでは朱雀の66.439MB/sに対し青龍の15.329MB/sですから、

は3倍どころか4.3倍速いらしい(笑)

ただし細かく見ていくと、今回のようにデジカメ記録用として最重要だと思われる、中サイズファイルのランダム書込み(この計測では512k Write)では白虎が最速だったりと、なかなか興味深い結果も見てとれます。

さてさて、次はいよいよ実際にデジカメ“DP1”に挿して使った場合の比較。
計測方法としては、一番書込み処理に時間がかかるRAW3枚連写時に、書込み中を示す赤いLEDが点滅を開始してから終了して消えるまでの時間を計る事とします。
ストップウォッチ片手に計測しても正確とはとても言えないので、今回はその様子を他のデジカメで30fps動画撮影して、赤ランプが光っているフレーム数を数えて秒数に換算しました。我ながら安上がり且つ比較的正確な方法を思いついたもんだと自画自賛(爆)。
結果は以下の通り。

  • 青龍 : 20.80sec.
  • 玄武 : 9.23sec.
  • 白虎 : 9.13sec.
  • 朱雀 : 8.87sec.

朱雀最速はこちらでも実証されてひとまずホッとしました(だって高かったんだもの…)が、青龍以外は思いのほか僅差でしたね。
秒間30コマですから、±1コマの誤差0.07秒くらいはそれぞれに含まれるとすると、なおさら実際の使い勝手での差はわずかということもできます。
前述のPCベンチマークの結果ほど顕著な差が現れなかったのは、DP1のRAW記録サイズが13〜15MBと、512kランダム以上100MBシーケンシャル以下のサイズであったことによる数値的順位の入れ替わりが主な要因でしょうか。
また元々DP1の出力バッファが比較的大容量であることの証明かもしれません。
まぁここでも敢えて激遅の
青龍をベースにすれば

は3倍ではないが2.3倍速いらしい(更笑)

と言えなくもありません。
いや、そう考えないとわざわざあの額を朱雀に払った自分の立場が…orz。

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2008年3月10日 (月)

赤い○○

今日もお仕事(当たり前だ! punch )
銀行廻りのついでに職場近くのにゃんこポイントをうろついてみるも、雨上がりのせいかノラたちの姿は見えず…DP1のモデルになってもらおうと思ったのになぁ〜、残念であります。

仕方ないのでまた手近なものを試写してみました。
三層ダイレクトイメージセンサではR(赤)の感光層が最深層部にあるので色分離が悪く赤がマゼンダに転んだり、また最上層のG(緑)の影響が残ってしまって緑かぶりする傾向がありという情報も流れておりますので、今日の試し撮りのお題は
例によって等倍画像にリンクしているので、ナローバンドの方はご注意を。

Photo_3 工場の壁。
1/500sec. F8
ISO100 SPP現像

確かにJpeg撮って出しの状態だと多少ピンクがかった赤の発色だったので、RAW撮影して現像時に補正した上で彩度を少しあげてみましたよ。

リアルな色再現かどうかの議論は置いとくとしても、RAWで現像してあげれば充分に補正できる程度の色かぶりですので、RAW撮りデフォルトのつもりの自分には無問題…ただし鮮やかというよりは、やはり渋めの発色に偏りがちなようなので、キヤノンのDIGICみたいな画を求めるとちょっと苦労するかもしれません。

それにしても、空の気持ちよい青といい屋根の境界線のシャープさといい、全体的にクリアな空気感の画がこのDP1の特徴のようで、これはハマる写りですねぇ。
構図や露出がドンピシャに決まった時の至福感は、堪らんもんがありそうです。

Photo_4 荒い木肌の街路樹。
1/50sec. F9
ISO200 SPP現像

高感度には弱いという(事実最高感度はISO800まで)ことなので、あえて増感して、シャドー部のノイズ具合をチェック。
現像時に暗部を持ち上げてみてもそれほど嫌なノイズが見受けられないのは、なかなかどうしてちゃんとチューニングしてある証拠なんじゃないでしょうか。
多少コントラストやスッキリ感を犠牲にしても、ISO200がなんとか常用できるようであれば、開放F値が多少暗いF4のレンズでも、活躍の場は結構ありそうですね。

赤い木肌の荒々しさや松葉の細い一本一本が、モヤモヤすることなく描写されているのは実に素晴らしいです。
得てしてコンデジで撮る広角は、細部のぼんやりした印象派風の画像になりがちですが、このDP1のぶっとび解像度ならば、風景写真にもまた一種独特のリアリズムが与えられそうです。

さてさて、一通り画像傾向のチェックが済んだところで、もうそろそろ本格的に撮影に行きたいところですが、なかなか時間が取れそうにありません。
Sandiskede4gb_box そういうときはストレスが溜まるので、ネットショッピングで無駄遣いしがちな自分ですが、今回もご多分に漏れず早速ポチっとしたものが届きました。SanDisk Extreme DUCATI EDITION SD Plus 4GB

長ったらしい名前ですが、要は記録用のSDHCカードであります。

今時4GBのSDHCならば、最安2,000円弱で手に入れられるものを、なぜにわざわざこんな高価なもの(実売価格でおよそ4倍)を…と思わなくもありませんでしたが、今まで色々な記録素子を使った経験上、やはりデジカメの記録メディアには多少のコスト高には目を瞑って、速度の出るものを使った方が良いのではないかというのがその第一の理由。
ご覧の通り真っ赤な(無駄に大きい)パッケージに入って届いたそれは、バイクの名門DUCATI社とSanDiskのダブルネームで、いかにも速そう(爆…っていうかイメージ戦略にかかり過ぎ!)だったというのがポチってしまった訳ではあるのですが、それだけで終わってしまってはなんだかなぁなので…
今回は 木津千里 きっちりベンチマークを取ってみる事にしましよ。
噂では、DP1の書込み速度すなわち撮影インターバルは、SDカードの書込み速度にかなり依存しているということですのでね。

果たして本当には3倍速いのか!?

まずは実証実験のために比較対象用のSDカード達をかき集めなければ。
ベンチマーク結果の詳細は次回エントリーにて公開予定です。乞うご期待!(苦笑)

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2008年3月 8日 (土)

ためしてガッテン

あぁ今日も悲しい程お天気sun
気分はすっかりDP1つれて撮影散歩…なんですが、現実社会はそれを許してくれませんでしたcrying
結局一歩も事務所から出ずに、一日パソコンと向かい合っています。
仕事に対するモチベーションゼロのまま。うぅdown

仕方ないので、昨日充電完了後に急ぎ足で試し撮りしたRAWを現像して、画質比較の資料を作ってみました。
といっても、DP1は広角単焦点なうえに最短撮影距離0.3m、マクロモード無しという男らしい仕様につき、手近な被写体でそこそこサイズの大きなものを探すのに苦労してしまい、自宅にあった花瓶の花と近所の林ですが。
参考程度の比較対象は750万画素LiveMOSのDMC-L1に、純正レンズのLeica D VarioElmarit 14-50mm F2.8-3.5。これを広角端固定で比較する事にしました。
本来ならコンデジ同士G7と撮り比べるべきところでしょうが、同じ換算28mmに撮影距離を最短30cmを合わせる事でレンズの調子も見たかったので、あえて眼レフとの比較にしてあります。またフォーサーズ撮像素子の方がFOVEON X3より小さいので、その辺りも興味のあるところです。

Dp1_sample L1_sample
左がDP1でRAW撮影後、付属ソフトSIGMA Photo Proにて現像処理 → 標準出力(2640×1760pix.)。
右がL1でRAW撮影 → SilkyPixで現像 → 縦1760pix.に合わせてリサイズ。
※どちらもクリックで等倍画像の大きいファイルにリンクしていますので注意。

アスペクトレシオがDP1の3:2に対してL1が4:3ですので、同じ換算(対角)28mmレンズでも印象が若干異なりますが、現像段階で彩度やホワイトバランスをなるべく合わせることで、各々の解像度とレンズ特性の違いを比べようという為のサンプルです。

まずパッと見で判るのがDP1のレンズの歪みの少なさ。
どちらにも樽型の歪曲が出ていますが、さすが専用設計の単焦点レンズなだけあって、DP1の方が優秀なようです。まぁ片や歪曲収差には不利なズームレンズですから当然と言えば当然ですが。同じ広角ズームでもZUIKO DIGITAL 11-22mmだったらもっとまっすぐだったかもしれませんね。
縮小画像で比べると、DP1の方は若干色乗りが渋いかなと感じます。一部ネットで言われている「緑かぶり」らしきものも周辺部(特に右下)で見受けられるような気がしますが、この辺はRAW現像時にもう少し調整してあげる余地がありそうですね。

解像度に関してはそのままだと比較しにくいので、等倍画像の一部を切り出して並べてみました。
Dp1l1_zoomsample_2

正直ちょっとビックリですね(同様にクリックで等倍画像にリンク)
どちらも悪くないとは思いますが、左のDP1は花弁の一枚一枚の立体感が素晴らしいです!
特に外側から2〜3列目の花弁先端のかすかなテカリ具合や、シャープなのにざわざわとした不自然さのないクリアな輪郭など、噂通りのぶっ飛び解像度の片鱗をこのDP1の画像には感じる事ができます。
L1画像はリサイズしてありますので単純比較はできませんが、それでもこれだけの生々しさをコンデジサイズのボディで撮影できたら、そりゃ話題にもなりますわな。
純正RAW現像ソフトに2倍出力なんて項目があるのも、1000万画素クラスの解像度は余裕であるんだぞというSIGMAの自信の現れなんだと実感しました。

Dp1_sample2_2 次は近くの竹林をDP1で。
上と同様RAW撮影後SPP現像→標準出力。

明暗さの激しいシチュエーションでしたが、それほど調整しなくても白飛び・黒潰れも最小限で、なかなかラチチュードの広い撮像素子の様ですよ。
こちらも適度なシャープネスとコントラストで、笹の葉の一枚一枚をきっちり描ききっているのは見事としか言いようがありません。一般的なコンデジ画像とはパッと見のすっきり感が格段に違いますねぇ。
画面四隅までその傾向がほとんど変わりなく描写されているのは、専用設計のレンズのおかげである事は言うまでもありません。
伊達にびよ〜んと長く伸びるわけではないんですね(笑)。

Dp1_sample2zoom_3
試しに右上部分を拡大して見ても、細い木の枝によく現れるパープルフリンジが極々僅かに認められるだけで、青空のわずかなグラデーションもしっかり確認でき、なおかつ不自然な偽色も見受けられないのは、前述のレンズもさることながら、構造的にローパスフィルターの無い(必要ない?)ダイレクトイメージセンサのなせる技なのでしょうか、ね。

これは真面目に、撮影の旅に出たくなりました。
広大な風景や都市の建築を、足の向くまま気の向くまま撮り歩きたい衝動に苛まれつつ…そろそろ仕事に戻るとしますか(爆)

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2008年3月 7日 (金)

諸々

近頃公私ともに何かと落ち着かない自分であります。
ココに書きたいことは山ほどあるのですが…。

3月末からの音声通話サービス開始に向けて矢継ぎ早に発表された、イーモバイルの新料金体系と新端末(もちろんEMONSTERことS11HT)のこととか、それに伴って手持ちのEM・ONEの処遇はどうすべきか悩んでいるうちに、見放されたかと思っていたアップデート1.04aが公開された途端にまたもや不具合込みだったので公開中止になってしまったこととか、毎月発表されるTCAこと携帯PHS契約者数がどうも個人的感覚からはかけ離れた結果が出ている(auってそんなに調子いいか?)ようで信用ならないこととか、OLYMPUSが突如発表したE-420ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8(俗にいうパンケーキ標準レンズ)の組み合わせがなかなかどうして魅力的なこととか、平安遷都1300年祭マスコットキャラクターのゴタゴタがまさに祭り状態な(みごとなまでの作者フルボッコとそれでもめげない創作者としての心意気みたいなもの)こととか、mixi新規約騒動に関する個人的見解について(正直そんなに騒ぐ程に皆、著作権主張したいようなものをあんな仮想閉鎖空間に投稿してんのか?)とか、ついに花粉症の季節がやって来てしまって日がな一日ボーッとしていることとか、Pioneerのプラズマパネルや東芝のHD DVD事業からの撤退に対する個人的感想についてとか、その他諸々もろもろ…。

しか〜し、そんな諸々のことはとりあえず脇に置いといて、今まさに書きたいのは、

キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!

の一言でありますよ。

Dp1_face SIGMA DP1

今春発売とか言っていたので、てっきり早くても3月末だろうとタカをくくっていたら、2月26日(月末モードで忙しい最中)にひな祭り(3/3)発売が正式に発表されたという情報をキャッチできず、月が明けた最初の週末にフライングゲットの報告がネット界隈に流れ出したところで己の不覚を悔やむも時既に遅く、リアル店舗の在庫はことごとく無しで、あわてて地元のビックカメラと以前L1を購入したマップカメラに予約を入れるも「納期未定」…あまつさえ世間ではamazonでkonozama報告が相次ぎ、次回入荷まで3ヶ月かかるらしいよなんて噂まで流れていて落ち着かない日々を過ごす事一週間…マップカメラから商品確保のメールが入ったときには、思わず職場で声だして「よっしゃー!」(苦笑)もんでありました。

その待望のカメラが本日到着であります。

思いがけずARTISAN&ARTISTの真っ赤な皮ストラップのオマケもついてきて、ウマーな感じsmile
ちょうど眼レフのL1にはA&A GIN-ICHIコラボのカーキ色のストラップを使っているので、お揃でご機嫌のyonhongiなのです。

Dp1g7_back 初めて手に取るDP1は、金属製ボディーの割には思いのほか軽いというのが第一印象。
コンパクトカメラとはいえ大きさはそこそこあって、PowerShot G7と並べると、ディメンションこそ違うものの体積的には似たり寄ったりですが、手にしたときのその軽さとアッサリとしたデザイン故か、あまり高級感は感じられません(というか、やっぱりチープに見えますねぇ…実売価格はG7の倍もするのにcoldsweats01)。
各部のパーツもプラスチック感アリアリで、モードダイヤルや電池室の蓋まで金属成形のG7のほうが、よっぽど高級機に見えます。まぁその辺の事は判って買っているのですが。Made in Japanなのが唯一の救いですか。

Dp1g7_lenslong_2 トップパネル真ん中辺り、モードダイヤル横(のすこぶる押しにくい位置にある)の電源ボタン押して火を入れると、今時珍しい程はっきりとしたジジジッというギア駆動音とともに、びょ〜んとレンズが伸びます…換算28mm単焦点レンズとは思えない程ロングです…正直これも格好悪いshock
6倍ズームのG7最望遠時と大差ないくらい伸びますね(苦笑)
道理で別売フードアダプターHA-11の筒がやけに長いワケだ。まぁそれもこれも、全ては大型撮像素子に最適化されたレンズのため。我慢します。

Dp1_foveon_x3 そう、全てはこのFoveon X3センサの為。

既存コンパクトデジカメの常識を覆すほど、圧倒的解像度を持つ画像を出力するといわれる、そのダイレクト三層イメージセンサが作り出す映像を見たいが為だけに、自分はこのDP1を手に入れたのですから。その他諸々のことは目を瞑りましょう。

早く充電終わんないかなぁ。
明日は仕事休んで撮影散歩にでも行きたい気分です(えっ!?)

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2008年3月 4日 (火)

よきこときく

最近は携帯電話にも自動アップデート機能なんてのが搭載されているんですね。
So905ics_fwud自分は各種購入アイテムに関して、2ちゃんねるを利用して事前の情報収集をすることはあっても、購入後も見続けることはあまりないのですが、今回のSO905iCSはまだまだ不安定な動きをする事もあって、ここしばらく2ちゃんウォッチを続けておりました。

すると3/4にアップデートがあるよ! との書込みがっ。

ということで公式にもSO905iCSにファームウェーアアップデートが発表されました。
例のズーム7段目でフリーズする現象が解消されているようです。
そのまま放っておいても深夜勝手に書き変えてくれるらしいのですが、今回のカメラ機能バグはちょっと深刻だったので、MENU→設定→管理→ソフトウェア更新 と辿って手動で更新開始。
書き換え中の表示になってプログレスバーが徐々に伸びていく様は、まさにPCですね(笑)。
普通の携帯電話とは言っても、その辺のところは最早X02HTのようなスマートフォントと大差ないかもしれません。そういえばSO905iCSのOSはSymbianだということですから、大差ないのも当然と言えば当然ですね。
こんなふうに不具合の修正がネットワーク越しの通信で簡単にできてしまうのは、それはそれで素晴らしい技術ですが、どうも最近は(どんな分野の製品も)ソフトウェアの柔軟性を良い事に、不具合に対する事前チェック不足というか、作り込みの甘いまま製品として出荷されてしまう傾向が多々あるという実情は、多少なりとも仕事で新製品開発に関わっている身としてはなんとも歯痒いのですが。

So905ics_fwudfinish で、そんなこんなの複雑な気持ちを反芻しつつちょっと長めの25分程で書き換えは完了、再起動して無事終了であります。
待受け画面にも見慣れぬ(WindowsMobileのActiveSyncみたいな)アイコンが出て、無事アップデートが済んだ事が確認できました。

早速、件のズームフリーズでの状況を再現してみると…おおっ! ちゃんと直っている様です(当たり前)。
その上、心無しかカメラモード時の各種メニュー操作レスポンスも改善されて、キビキビ動くようになった気もします。このくらいの反応速度があれば、咄嗟のシャッターチャンスでも逃がしてしまうリスクがかなり少なくなるでしょう。
25分も書き換えにかかったのですから、その他にも裏で色々バグフィックスがされているのではないかと勘ぐりたくなるのが人情ですが、肝心の撮影画質の方は(各所で変わったの、いや変わらないのと情報が錯綜していますが)自分が見たところでは、さほど大きな変更はされていないように感じました。
ちょっとあっさり系の色づけや、少々甘すぎるシャープネスなどが改善されていれば嬉しかったのですが、まぁこの点に関しては適宜事後調整してあげればすむ程度ですのでね。

PostnyanPhoto_2
こうして野良ちゃんたちを見つけたときに、気軽に安心してズームアップの写真が撮れるようになっただけでも、光学3倍ズームが本来の機能を取り戻した恩恵は充分感じられるようになりましたので、まずはアップデート万歳であります!!

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2008年2月18日 (月)

テステス

テステス
SO905iCSのブログ投稿機能を使って、モブログ投稿テスト。
いつもの公園でいつものノラをモデル撮影。
ネコ顔にも顔認識AFが働いたのでちょっとびっくり!とりあえずカメラ内でVGAリサイズのみ。

久しぶりにテンキー入力で文章を打つと、時間がかかる〜。でもPOBoxの予測変換とジョグダイヤルは、やっぱり使いやすいですね。
カメラの方もだいぶ癖が分かってきたような…ちなみに某所で話題のあがっている、八割くらい望遠側にズームした状態でAFロックかけるとフリーズするバグは、我がシロガネーゼでも発症しました(ToT)
こりゃ近いうちにファームアップしてもらわないと困るなぁ。

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2008年2月16日 (土)

シロガネーゼ見参!

いやはや。
普段まともに仕事していないと、珍しく忙しいというときの対処能力が…。
気が付けばもう2月も半ばを過ぎてしまいました。
まぁどうやらようやく一段落といったところであります。

さてさて、そんな中でもちゃんと「おもちゃの購入」だけには抜かりのない自分。
iPod touchもまだ使いこなせていないうちに、次のアイテムが登場してしまいました。
So905ics_camerastyle SO905iCS
昨年11月の発表から3ヶ月かけて2/15から発売になった、DoCoMo905iシリーズの中の企画端末であります。

スペックだけ見ても、SOユーザー待望のジョグ(+JOG)ダイヤル復活に加えて、Cyber-shotを名乗る光学3倍ズーム付5.1MPカメラ、そして2.7インチフルワイドVGA(864×480pix.)と、個人的に魅力満載なモデルなだけに、発売を今か今かと待ち望んでおりました。
3色(銀・白・桃)とあるうち、今回は自分にしては珍しく白をチョイス。
気持〜ちアイボリーかがったマットな白地にシャンパンゴールドの縁取り&ボタン類という配色に、メタリック好きの自分も簡単にノックアウトされてしまいましたよ。
白&金なので、愛称は「シロガネーゼ」に決定(単純happy02)
So905ics__sh901is よくよく眺めてみると、質感自体は金属パネル採用だった前機種SH901iSの方が断然上質なのですが、このマットで上品なこの配色のおかげか、プラスチッキーさはかなり緩和されているのではないかと自己満足中。
こうして2つ並べてみると、開閉方式こそ違う(SH901iSは回転二軸/SO905iCSはスライド)ものの、スリーサイズと重さはほぼ同じで、機種変更後の触感にあまり違和感がないのも納得です。
SHも当時としては画期的な3.2MPカメラにAF搭載で、手軽なメモ撮り&モブログ用に重宝しておりましたが、いかんせん光学ズーム機構がないせいで、記録画素数を落としてデジタルズームを使わざるをえない場面も多々ありましたので、SOに光学3倍ズームが搭載された事には拍手喝采であります。

So905ics_macrotest で、肝心のカメラ画質を試しに、ちょっとまだ気が早いかもと思いましたが、湯島天神まで梅を見に行ってきました。
案の定、梅はまだ一分咲きでかなり空振り気味でしたが…。

写真はSO905iCSのマクロモードにLEDフラッシュONにて撮影。クリックで5Mファインの未加工画像をアップしてしておきます(気持〜ちブレちゃってますがご勘弁を…手振れ補正ONになっていますが、もしかしたらソフトウェア補正はあまり効きが良くないのかもしれませんね)

ちょっと全体的に色合いが淡く、軟調気味のアッサリした画作りではありますが、ケータイカメラでコレ位撮れればまずは合格点をあげても良いのではないでしょうか。ダイナミックレンジを広めにとる味付けなのかもしれませんので、加工段階で少し彩度とコントラストを上げてやれば、VGAサイズはもちろんXGAサイズでも充分鑑賞に堪えるのではないかと思います。

本体を受け取ったその足で試写に出向いてしまったので、操作系の予備知識もないまま撮影しましたが、レンズカバーを開けてのカメラ起動(撮影可能まで7秒程)に始まり、各種設定操作は横持ちの撮影スタイルのまま一般のデジカメ同様に操作できたので、特に戸惑うことなくカメラとして使う事ができました。まぁ各メニューの移動に多少もっさり感があるのは確かですが、これも自分的には許容範囲内ですね。

So905ics_normaltest 光学ズームとAF動作の緩慢さや、シャッター押下後のタイムラグ(体感0.5秒位)がありますので、流石に動体撮影は難しいと思いますが、記念撮影に使う分には顔認証機能もあったりで、かな〜り使えそうな感触であります。
撮影後のmicroSD記録と再生のレスポンスは、ギリギリ及第点…できればもう少し早くしてほしいものですが(それでもSHの時の記録再生レスポンスに比べれば、雲泥の差ではあるのです…あるかどうか分からないファームアップに期待しましょう)

今時の携帯電話としては厚みのあるボディーの右手側を少しえぐるようなデザインにする事で、横位置に構えた場合のグリップはすこぶる良く、人差し指は自然と大きめのシャッターボタンに、親指はズームを担当するソフトキーに位置するようになるのには感心しました。

So905ics_flash_2 ちょっとだけ心配していたLEDフラッシュの出来ですが、さすがに絶対的な光量はキセノンには適わないものの、思いの外明るく色味もそれほど青白くもないので、マクロ撮影はもちろんポートレイト撮影程度の距離までなら充分使えます。猫撮るときにアイキャッチを入れたりするのに重宝しそうです。

予想外の機能で嬉しかったのは、今まで全くの役立たずだったプッシュトークボタンで、任意に点灯/消灯がコントロールできる事! こりゃ、便利です。非常時には明るいLED懐中電灯がわりに使えますね。

So905ics_camera 3cmまで寄れるスーパーマクロ機能は、ケータイカメラとしては超強力です。

比較的奢ったレンズのおかげか、画像周辺部の像が流れてしまう様子もなく、500円玉くらいのサイズのモノであれば、画面いっぱいまで寄って撮る事ができますので、ちょっとしたオークション写真撮影くらいならデジカメ要らずの実力です。
惜しむらくは絞りの選択ができないので、被写界深度の調整が利かない事くらいですが、それをケータイカメラに望むのは酷というものでしょう。
写真のチョロQを実際に撮影した未加工画像も載せておきます。
(比較用にSH901iSのマクロで撮影した画像も右下に小さく載せておきますね。クリック拡大して比べると、当たり前ですが画質差歴然です!)

So905ics_supermacrotest

Sh905is_macrotest 以上、SO905iCSとりあえず撮影編でありました。

まだロクに電話として使っていないので、その他の使い勝手はおいおいアップいたします。
なんとなく久々に普通のケータイをいじると、どこをどうやって設定してあげれば良いのか分からなくて、スマートフォンよりずっと難しく感じてしまう自分は、かなりヤバいでしょうか!?

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2008年2月 6日 (水)

ライバルは海老フライだよ

相変わらずイミフなタイトルでスミマセン m(_ _)m
2月に入ってからというもの、徹底的にモチベーションが上がらずに冬眠生活sleepyをしておりましたら、iPod touchに32GBモデル追加とかいうニュースが入ってまいりました。

べっ、別に悔しくなんかないんだかんねっ!

どうせ買えない値段だし…っていうか、今回も価格改定無しですかそうですか。
いいかげん為替レートの設定を変えないと、売れるものも売れなくなっちゃいますよ、と負け犬の遠吠えですがナニカ? (まぁ8GBモデル買った早々値下げされたら、それはそれでそっちの方がショック大きいと思う)

新製品発表ラッシュも一段落して、PMA08でフォーサーズがらみの発表は皆無に近かった(SIGMAのレンズ2本)だけに、もうそろそろ記憶の彼方に忘れかけていたこの存在が、意表をついて今春発売というアナウンスには、かなりぐらついています。
Dp01_08
SIGMA DP1

その開発発表記事をエントリーしたのが2006年9月ですから、実に一年半の時を経ての発売となるわけでして、通常のデジカメのライフサイクルを考えれば、そんな長期間あいてしまってはスペックも何もかも陳腐化してしまうはず…なのですが、このカメラだけはどうもそういった時の流れからは外れているというか、未だに(自分に対しては特に)魅力をふりまく存在であります。

Dp1_ba デザインの変遷を見てみても、当初(06バージョン:写真左上)からそれほど大きな変更も無く、07バージョン(写真左下)からの変更は背面ボタン類がクロームメッキから黒になって、親指滑り止めのドットパターン面積が増えただけのように見受けられます。
今回発表になっているスペックシートで、最高速シャッタースピードが1/4000 sec.→1/1000 sec.(一部報道では1/2000 sec.)と下方修正されていたり、背面液晶が今となっては普通の2.5インチだったりするのがちょっぴり残念ではありますが、ポロポロと出始めたβ機の試写画像を見て、そんな不安も払拭された感じがします。
大袈裟かもしれませんが、まさに眼から鱗、手には水掻、顎で鰓呼吸です。
原理的にローパスフィルターが要らないと解ってはいましたが、Foveon X3センサーから取り出せる画像が(画素数が多いという意味ではなく)ここまで解像度が高いとは。
通常のコンデジでは、どうしてもモヤモヤした描写になりがちな木の葉やシャープネスを強くかけたくなるようなビルの窓のラインなどが、ほぼ素の状態と思われるDP1取って出しのJpeg画像でも、くっきりハッキリ隅々まで解像しています。
また青空のグラデーションも(よくありがちな斑状にならず)見事に描ききっている様は、確かに他のコンパクトカメラとは別次元の仕上がりと言って良いでしょう。
反面、色傾向が多少暖色系に転んでしまったり、大型素子の割に高感度撮影が弱い(最高感度ISO800)などの弱点も明確にあるようですが、それを差し引いても充分自分には魅力的ですね。

上記のような特殊な要素に加え、今時手振れ補正機能も付いていない換算28mmF4レンズということで、カメラとしては相当クセのある扱いづらい機体ではあるのでしょうが、予価10万ならば是非とも手に入れたいと思います。
コレと35mm〜210mmのG7だけを鞄に入れて、気軽に街撮り散歩なんてすごく楽しそうです。

問題は「今春」発売というのが具体的にいつなのか…早ければ来月末にも出てきてしまいそうな勢いなので、資金繰りを考えなくてはなりませんねぇ。

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2008年1月 6日 (日)

ご利用は計画的に、ね!?

年明け早々、パソコンで「机上の空論」と打とうとしたら「騎乗の九龍」と変換されて(一体普段どんな文章打ってるんだというツッコミは無視の方向で)ちょっとビックリしたお正月もやっと終わり…皆様いかがお過ごしですか?

お正月が終わるといよいよ、自分のようなガジェットオタクには一年で最もホットな一ヶ月が巡ってまいります。う〜ん、この時期だけはアメリカ西海岸に住みたい(爆)
2008 International CES : 1/7〜1/10  Las Vegas
Macworld Expo 2008 : 1/15〜1/18  San Francisco
PMA 08 : 1/31〜2/2  Las Vegas

かんたんにココ1〜2年を振り返ってみると…

  • 2006年2月のPMAでは愛機Panasonic L1の発表があり、一目惚れをして夏の発売と同時にご購入。
  • 2007年1月のCESから注目していたHTC cavalierの日本版X02HTが5月にSoftBankから発表されて、(すったもんだあったものの)9月にご購入。
  • 去年のMacworldではiPhoneが発表されたものの、日本では使えずに悔し涙を飲み、秋のiPod touchの発売にも、3G対応iPhoneの登場を夢見てグッと我慢を貫いている…。

といった現状では、否が応でもこの黄金月間に注目せざるをえないのあります。
そこで、今年一年の散財計画を年初にきっちり立てる為にも、これから登場するであろうyonhongi的注目アイテムを整理しておきましょうという、極々個人的エントリーでありますので、以下興味の無い方は適当に読み流してくださいませ。

まずなんと言ってもアップルの動向が気になります。
永らく噂の存在だったウルトラポータブルMacBookがいよいよ出てきそうですからね。去年寿命により世代交代したメインマシンPowerBookG4 12インチの再来とも言うべき存在に、現メインマシンの黒板くんと役割がかぶってはしまいますが…とりあえず以下のような条件をクリアしてきたら、ポチしてしまっても良いかなと思いはじめています。

  • 13インチクラスまでのWXGA以上の解像度のモニター、LEDバックライト。
  • 1kg前半の重量、1cm台の薄さ、A4サイズ以下のフットプリント。
  • Core 2 Duo 2GHzクラスのCPU、1GB以上の標準メモリ。
  • 最低64GBクラスのSSD、WiFi / Bluetooth はもちろん内蔵。
  • 高級感のある外装材(メタルもしくはカーボン)、シンプルなデザイン。
  • 価格的に$2,000くらいが上限。

巷では光学ドライブがレスだとかいう話も流れていますが、自分としてはモバイル機に光学ドライブは無くてもあまり不便しないので、その分を質量の減少に充ててほしいですね。やはり普段から持ち歩くのには軽さは命ですから。現行MacBookはその点、ちょっとだけ大きくて重すぎるのですよ。

また期待の日本向け3G iPhoneに関しては

  • 容量16GB以上。
  • 720×480もしくは800×480の解像度。
  • 内蔵BluetoothのA2DP対応。
  • 交換式バッテリーの採用。

の4点がクリアされて、年内に日本で発売されるようであれば、まだなんとか我慢できそうです。個人的には最近噂されている通りDoCoMoがキャリアだといいなぁと思っていたりはしますが。
もし万が一、何のアナウンスも無ければ…電話機能は後述のモノに任せて、iPod touchに浮気してしまいそうです。

E71 CESでの注目は、つい最近その存在が明らかになったNokia E71
Macと親和性の高いSymbian OSのスマートフォンも、一度試してみたいのですよ。仮にSoftBank版が出たりSIMフリーがNokiaから出たら、是非使ってみたいと思うのです。Windows Mobileの自由度の高さも捨てがたい魅力である事は、この一年で身を以て知ってはいますが、やはり感覚的な部分で相容れないところがあるのも厳然とした事実なもんでね。
そのWM機の中では現時点で最も定評のある全部入りのHTC Kaiserですが、これがイーモバイルの音声サービス開始と同時に3月から投入されるかもという噂も、見逃しがたいですねぇ。その辺のことが明らかになるのも時間の問題でしょう。
初代EM・ONEも独特のクセを克服した今となっては、ほぼ使い放題の高速パケット通信端末としてとても重宝していますが、やはりスマートフォンとして音声通話まで一台で賄えるとなれば、利便性は格段に向上するはず…なので、解像度の問題は目を瞑っても機種変更(買い増し?)する価値はあるのではないかと妄想している次第。

PMAに関しては…現時点では、なにかビックリどっきりメカの発表があるといいなぁという程度。リーク情報もあんまり無いですしね。
昨年のOLYMPUS E-3は確かに良いカメラだとは思うものの、待たされた割には平凡なスペックにイマイチ盛り上がれずといった不完全燃焼感が残っていますので、得意のライブビューに磨きをかけた素敵なモデルの登場を願ってやまないyonhongiなのであります。
今現在で個人的メイン一眼の要求スペックは、

  • 1200万画素クラスで、ISO400常用可能な感度の撮像素子。
  • もちろんライブビュー必須、フル可動液晶は3インチくらい欲しいなぁ。
  • 手振れ補正はレンズ側が好き(見やすい高倍率光学ファインダーがあれば尚更)。
  • 記憶媒体はそろそろSD(SDHC)に統一しましょうよ。
  • サイズはE-3位が限界で、Canon 40DやNikon D300は大きすぎ、5DやD3のフルサイズ機の大きさは言語道断!

なので、その辺よろしくお願いしますよ→カメラメーカー各社さん。
コンパクト機はなんだかもう機能頭打ちの感が漂っていますが、そういえば開発遅延のお断りなんかがあったSIGMA DP1とか、どうなんでしょうかねぇ。

長くなってしまいましたが、以上、初夢妄想エントリーでした(苦笑)

[2008年1月8日 追記] ↑でコンデジは機能頭打ちとか書いちゃいましたが、まだまだこれからっ!というのが発表された模様…
超高速秒間60コマ撮影可能なデジカメ、EXILIM PRO EX-F1 発表
これぞデジカメにしか出来ないっていうとこがスゴイ。個人で「アインシュタインの眼」みたいなハイスピード撮影とかできちゃう時代の到来であります。
買いかどうかは別として、エポックメイキングなモデルだと思いますね。

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2007年10月17日 (水)

1、2、3、(4)、5

えーと、またもやマニアックな話題ですのであしからず。

16日、待ちに待った Mac OS X 10.5 Leopard が発表になりました。
26日午後6時解禁とのことで。返す返すもあと半年早ければ、うちの黒板くんにもプリインストールだったものを…との思いもあるにはありますが、OSの要求スペックが『PowerPC G4(867MHz以上)/512MB』以上ということですので、急逝後自室にて銀色のオブジェと化しているPowerBookG4 12inchのG4:867MHz/640MBでもギリギリなんとか動きそうな感じがしますから、今回は5台までインストールOKのファミリーパックを購入して、黒板くんはもちろん、PBG4の華麗なる復活とMac miniのバージョンアップもしてしまおうと目論んでおるのであります。
ほかにもBootCampで夢のデュアルブート環境を手にいれれば、いちいちActivesyncを要求するEM・ONEやX02HTといったWindowsMobile機の運用にもなにかと便利になるし、とにかく待ちに待っていたのは間違いないわけでして…さすがにOSばかりは予約したり銀座に並んでまでして、いち早く手に入れようとまでは思いませんが、月明け早々にも導入したいなぁと。

明けて17日。
こちらもようやくですが、OLYMPUS E-3も発表になりました。
いやもう、ほんとようやく。しかも発売は11月23日で、この期に及んでまだひと月以上待たせるかっ(苦笑)
で、わかっていた事ではありますが、案の定、以前の韓国発表やリーク情報通りでサプライズは無し。実売価格がボディ単体で20万円を切る設定らしいというのは、これだけの質実剛健スペックにしては頑張っていると感じますが、どうも今ひとつインパクトがありませんねぇ。
やはり個人的に許せないのは、何をおいても背面液晶まわり。
どう見ても2.8〜3.0インチを想定してデザインされているであろう部分が、なぜか今となっては凡庸な2.5インチ止まりで、余分な枠スペースを誤摩化すがごとき「OLYMPUS」のプリントがなんともチープで…しかも最悪な事にこいつはフル可動液晶ですから、ハイアングルやローアングルで多用するであろうサイドにスイングした状態で使用すると、そのメーカーロゴが逆さまになってしまうというおバカなオチまでついています。フラッグシップ機として(性能とは無関係な部分ではありますが)、こういった見た目の格好良さにももっと気を配ってほしかったのですよねぇ、個人的には。
ということで、このE-3はパスかな、と。なにせ見た目優先のカメラおたくですから。来年の今頃、この辺がマイナーチェンジされたE-3nとかE-3pなんかが出たら、また考えましょうかね(笑)

それより、ズイコーデジタルレンズ随一の名玉と言われた50-200mmF2.8-3.5がマイナーチェンジでSWD(超音波モーター)仕様になって再登場の方が、気になる部分ではありますが…って、まだレンズ買うか→自分。

E3withapomcro150 [2007/10.19 追記] フォーサーズ公式HPでマッチングシミュレーションが公開された…早速、ボディとレンズをとっかえひっかえ着せ替えしてみる…なにげにE-3とAPO Macro 150mm F2.8の組み合わせがカッコイイことに気が付いてしまった…いや、絶対今回は我慢するのだ…じゃないと…破産する…。

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2007年9月18日 (火)

運命のルーレット

物欲の神様に、完全に弄ばれているわたくし。
Apo_macro_150mm 欲しいと思ったものに、ことごとく裏切られ続けているこの何ヶ月かの不運がチャラになるんじゃないかという位のタイミングで、件のレンズを入手いたしました!!
いや〜、うれしいっす (^▽^)/
各種オンラインショップをはじめ、行きつけの弱小カメラ屋に至るまでリサーチした結果、10月末位までは入手不可能だと半ば諦めていたのですが、別件で訪れた一番近くのビックカメラ○店にてダメもとで在庫確認したところ、あっさり「ありますよ」との回答がっ!
別件の方はすっかりほっぽり出して、その場でレジに並んでしまったのは言うまでもありません。

さっそくL1に装着。
Apo_macro_150mm_with_l1
想像よりも長くてずっしり重いレンズでしたが、L1とのマッチングは中々どうしてカッコいいんじゃないかと(なんでも見た目から入る性格なもので)。
特にフードを付けて三脚に据えて横から眺めると、まるでデジスコのような外見になって、やる気にさせてくれます(苦笑)
レンズ自体の質感も結構良くて、ザラザラ黒塗装の手触りも悪くありません。いやむしろ手持ちの際に滑らなくていいかも。L1のトップパルネルはツヤツヤ黒塗装なのでミスマッチな気もしましたが、実際にはメリハリが利いて良い感じなんじゃないかと自己満足している次第。
ワンタッチで脱着可能な三脚座付きなところもグッドですし、その三脚座の大きさがまた絶妙で、万一つけたまま左手で構えても手のひらにしっかり収まるサイズ・形状なので、これなら咄嗟のチャンスにも柔軟に対応できるでしょう。

なにかと品質管理に?がついてまわるシグマですが、購入の際に念入りにチェックするよう店員さんから勧められたのは、やっぱりそういうクレームが多いからなんでしょうかねぇ。幸い今回は問題無しでしたが。

肝心の描写性能はまだまだ試写段階なのでおいおいに、ということにしますが、HSMこと超音波モーターによるAF駆動はククッと小気味よく決まってくれますし、わざわざMFに切り替えなくても随時マニュアルでピント調整が出来るというのは素晴らしいですね。この点は非HSMのパナライカ純正レンズやZuikoDigitalレンズの従来型電気駆動式MFに対して、かなりのアドバンテージになると思います。

とにかく、使っていて楽しいレンズであることは直ぐ判りました。
筒先十数センチの近接撮影から数百メートル先の被写体まで、オールマイティーにピントが合う快感にしばらくは溺れてしまいそうです。今まで「構図で勝負」とか「足で稼ぐ」とか豪語していた自分ですが、望遠マクロの魅力には、すでにハマりかけていますね。

しばらくは、どアップや遠景ものなど被写体頼りの(暑苦しい)写真が多くなるでしょうが、どうかご勘弁を。

P.S. : 冒頭、ビックカメラを訪れた別件というのは…
またもやX02HTがらみでして。
オンラインショップで予約完了したことですっかり安心しきっていたのですが、それから一週間、待てど暮らせどいっこうに本申込みのメールが来る気配がなく…まぁ世の中3連休だから、それが明けたらいくら何でもとタカをくくっていたら、結局火曜も音沙汰無し。
さすがにちょっと不安になってお客様センターに問い合わせたところ、「いまだ在庫確保できていないので」とか寝ぼけた事を言うので、キレてしまいました。
巷じゃ22日にようやく発売ということで、ならば本家のオンラインショップ先行予約をしておけば確実と思って早々に手続きしたのに、こんなんじゃ店頭予約しといたほうが早く手に入るじゃないですかっ!

どうやら予約締切り(20日23時59分)後、順次メール配信するつもりらしい…けど、それじゃどう頑張っても22日には届かんわなぁ。
先行予約の意味、わかっとんのかと、小一時間(いやまぢで)問いつめてしまいましたよ。けれど結局、どうにもなんない模様。
ホントにsoftbank、信用ならんわ〜(怒)。

てなわけで、いまさら店頭予約しに行ったビックカメラだったのですが…レンズ見つけちゃったので、そのまま帰ってきちゃいました(爆)

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2007年9月 4日 (火)

物欲の秋

あっという間に9月も、もう4日。
明けて5日(日本時間だと6日早朝だろうけど)には、アップルのイベント「The beat goes on.」が開催され、第6世代iPodや動画対応のiPod nanoなどの登場がほぼ確実視されています。
巷でリーク画像として出回っているコレコレのように、ふとっちょnanoだったらちょっと残念ではありますが、愛用の初代が電源系いかれていて完全充電しても一時間と保たない「携帯できない」プレーヤーと化してしまっている現在、個人的には否が応でも期待せざるをえません。
手元に、夏モデル携帯として発表されたのに未だ発売されないX02HT予算が残っていますので、iPodの出来と発売時期如何ではそっちに行ってしまうかも…っていうかホント最近、欲しいと思った商品が手に入らなさ過ぎで、今年の夏は必要以上にイライラさせられましたので、秋の物欲は大全開の予感がします。
いや、こういった傾向の人はきっと多いと思いますよ、実際。
魅力的な商品がほぼリアルタイムに全世界規