2009年11月21日 (土)

小市民的景気浮揚対策実践中

Photo_2
『はばたき』

DATA : OLYMPUS E-30 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM & OLYMPUS EC-20
1/640sec. : F14 : ISO 320 : 150mm×2(FS.600mm) : OLYMPUS Master 2.2 : trimming

このところブログがおろそかになっていまして、すみません。実はちょっとショックな事があったものでして…。
先月末に会社事務所で保護したおにゃんこ様が、13日の夜から失踪してしまいましたのですcrying
まぁ元々ノラですし、2週間の間に体重もぐっと増えて体力もついていたので本人(猫)の安否はそれほど心配じゃないのです…きっと朝方お腹が減ったので、隔離していたスペースの僅かな壁の隙間から事務所の外に抜け出して、戻れなくなっちゃったのでにゃあにゃあ啼いているところを、裏通りを通りかかった誰かに拾われたのだろうと思うのです。ですから当初の目的である里親探しを自ら完結させたのだと思えば、それはそれで良い結果だったとは思うのですが…たった2週間の間にやはりというかなんというか、自分の情がすっかり移ってしまっていたもので…朝、出社してもあいつの姿がないというのはなんとも寂しいもので、立ち直るのにこの一週間が必要だったというワケです。

その間、RICOHから驚異の分身合体カメラGXRが出たり、OLYMPUSも高精細EVFを使用可能なE-P2を出したりしたわけですが、傷心の自分を揺さぶり起こすには至らず。ケータイ端末界隈でも WILLCOM HYBRID W-ZERO3 がQWERTYキーボード・レスだったことに意気消沈し、国内正式発表を期待していたAndroid端末も未だその姿を現さずで、物欲による気分浮上もままならない状態でした(苦笑)。
唯一、docomo端末で出るという SAMSUNG SC-01B にちょっと心動かされているものの、どうやら相変わらずの規制がかかっているようなので、いまいち心躍るまではいかないのです。


ともあれそろそろ浮上しないと、ということで更新再開宣言。

冒頭の写真は、今年最初の鳥撮りに自宅最寄りの川辺を歩いた時に出会ったコサギ。先頃、新規導入した2倍テレコンバーターEC-20を使っての換算600mm。

Photo_3 テレコン初陣はラジコン飛行機撮影で、その時はぶっつけ本番だったので歩留まり悪く苦労したのですが、今回は使い方にもだいぶ慣れてきたので、そこそこ当たりを出す事が出来るようになりました。
(左写真 : 川辺のキセキレイ)

ただ、やはり長玉の扱いが難しいのには変わりありません…いくら手ブレ補正5段分を豪語するE-30でも、ひ弱な上腕二頭筋の自分では厳密にブレを防ぐにはSSは1/320秒くらいがめい一杯な感じです。
それを補うには高感度特性に優れたカメラボディか開放F値の明るい高級レンズを…と言いたいところではありますが、今期のボーナスも危ういという昨今、そこまでの冒険も出来ない小市民は、今更ですが一脚を入手することにしましたよ(苦笑)

Slik_381pro Slik_381pro_zoom

SLIK Carbon Pod 381 PRO


憧れ?!の炭素棒…カーボーンロッドです(笑)。炭素繊維多層巻き特有の模様がなかなかそそります。
なんといっても390gは圧倒的に軽いですね。これならカメラバッグに常時くくりつけておいても、重量面で苦になる事はなさそうです。
反面、縮長は520mmとそこそこあるので、一脚とはいえちょっと嵩張るのは残念なところ。
ただ同じシリーズの361PROというより軽量短縮版はあるのですが、そちらは伸長1400mmで自分の背の高さでは若干足りず、どうしても使用時に屈み加減になってしまいそうなので断念しました。その点、381PROは1630mmで充分以上の長さになります。
パイプが空回りしないVelbonのNeoPodシリーズや憧れのManfrottoも検討したのですが、やはり今回はコストと軽量さを最優先としました。
2002年登場のモデルですので値段がこなれていて、定価のおよそ半額の実売価格1.2諭吉程度だったのも嬉しい誤算でした。

本格使用は次回のお休みまでオアズケですが、SIGMA APO MACRO 150mm の三脚座につけた限りでは微塵のたわみも感じない安定感でしたので、これならちょっとした夜景撮影でも威力を発揮してくれそうですよ。
これから冬にかけては、イルミネーションやライトアップの撮影が多くなりますが三脚禁止の場所が多いですから、活躍の機会はたくさんありそうです。

来週末、鎌倉は長谷寺の紅葉ライトアップを見に行く予定なので、その時に持っていって使ってみようと今からワクワクしているところです。

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2009年9月 2日 (水)

新しい秋が来た、希望の秋だ!?

秋。
それは嬉しくも狂おしい、新製品の季節。

民主党政権になったことで、この先は没落確定的元独身貴族yonhongiです(苦笑)
「子供は社会の宝」ですもんね、子持ち家庭を支援する為に税金を投入するのは国民の当然の義務…で・す・が、その前にキッチリと現状予算の無駄遣いをあぶり出して、それでもなお財政的に成り立たないと明示されない限りは、いかなる増税も、
み、認めるわけにはいかないんだからねっっ!! ( ̄u ̄;)ハァハァセ゛ェセ゛ェ…

ということで、以前にも増して厳しい財政状況が待ち構えているのを見据えた上で、今年下半期の計画的散財のため、気になる新製品たちをチェックしておこうと思います。

Dmcgf1_r

Panasonic DMC-GF1

かねてより噂になっていたマイクロフォーサーズ規格のニューモデルです。
PanasonicとしてはG1/GH1に続く第三弾、夏前にOLYMPUSが発売したE-P1の純粋な競合機という位置付けになると思います。
基本デザインは事前にリークされていた通りでしたので驚きはありませんでしたが、E-P1に比べて明らかにオーソドックスなカメラ然としたスタイルに安心しきっていたところを「ファッション・ムービー一眼」のキャッチコピーには度肝抜かれました…なんですかこの狙いっぷりは(笑)。

まぁパナの広告戦略センスはさておき、確定したスペックを詳細にチェックしてみると個人的には少々残念な点がいくつか。
撮像素子…色々情報が錯綜しておりましたが、結局GH1同等のマルチアスペクト素子は採用されず…普通のトリミング仕様となりました。
E-P1にはオプションでも存在しないので期待していた外付けEVF(電子式ビューファインダー)も、その期待を見事裏切って20.2万ドットの高精細とは呼べないもののようですし…G1/GH1とのラインナップ・ヒエラルキーを維持するには仕方ないのかもしれませんが、なんとなく最近のパナはちょっと前までのキヤノンのような出し惜しみをしているようで、いい気持ちはしませんね。ジャンルは違いますが最近のキヤノンは逆に出し惜しみ無しの EOS 7D なんかを投入してきましたから、なおさらそう感じるのでしょう。まぁすっかりK-7に慣れてしまった自分には、いくらハイスペックでも巨大な7DやD300S、ましてや廉価版とはいえフルサイズ機のα850などに食指は動かないので、その点は助かりますが(汗)
Dmcgf1_flash 逆に感心したのは、内蔵フラッシュ。
GN6とコンパクトカメラ同等以下の小光量ではありますが、E-P1が搭載スペースの都合上諦めたものを(手ブレ補正機構がボディに無いので有利だとはいえ)、限られたスペースに複雑なリトラクタブル機構を駆使して見事に搭載したのには頭が下がります。
これを見る限り、OLYMPUSだってE-P1でやろうと思えば充分出来たんじゃないかという気が…。

同時に発表された 20mm F1.7 のパンケーキレンズはもとより、Leica DG の銘がついた 45mm F2.8 マクロレンズが実にそそられますし、さりげなく追加されたロードマップにはさらに3本の魅力的なレンズ達が! いつまで経っても単焦点レンズを出さないOLYMPUSに、爪の垢煎じて飲ませてやりたいくらいです。

で、買うかと言われると…う〜む欲しい、欲しいんだけど微妙なとこですねぇ(爆)
超広角の 7-14mm F4 と今回発表の2本ので、ほぼ最高の旅行カメラ・システムになりそうな気はするのですが、そこまで揃えて持ち歩くならやっぱりE-30出撃させた方が満足度高い画が撮れそうですし、個人的にはやはり外付けEVFが残念でイマイチ踏ん切りが付きません。あと一息って感じですねぇ〜。
来る9/9にはLeicaもX1なんていうAPS-Cミラーレス機を用意しているらしいですし、Kマウントのミラーレス機の噂もまだまだ絶えませんので、発展途上のこの分野の商品はゆっくりノンビリ品定めすればいいかなと(苦笑)


Xperia_x2_2 さて、X1といえばSonyEricssonのスマートフォンにそんな型番のモデルがありましたが、こちらも XPERIA X2 として順当に進化したようです。
今となっては珍しい、スライド式フルキーボード搭載機。いかにiPhoneのマルチタッチ+フリック入力に慣れてしまおうとも、やはりガジェット好きにはハードウェアキーボード付きというのは、いつまでもそそられる魅力があります。
OSは Windows Mobile 6.5。
後発のiPhoneOSやAndroidに押され気味とはいえ、それでもまだ「いじり甲斐」はピカイチであることに間違いは無いと思いますので、実用機というよりも趣味の一台として是非是非手元に置いておきたい一品ですわ heart04

スペックとしてはWVGA3.2インチ液晶に8.1MPのAFカメラ/aGPS内蔵と申し分なく、コチラコチラを見るにφ3.5のステレオミニプラグもありそうなど、なかなか遊べそうな雰囲気プンプン。
X1ほどパキパキの筐体デザインではありませんが、適度に絞りの入れられた背面などは、なかなか使いやすそうな感じがします。

折しも先日発表されたWM6.5の10/6リリースという記事の中にアジアでの展開として、キャリアに NTT DOCOMO / SOFTBANK / WILLCOM の名前が、マニファクチャーに SonyEricsson / HTC / TOSHIBA が挙げられていましたので、もしかしたらもしかして日本導入もあったりなんかして…なんて楽しい妄想を繰り広げている最中であります。
docomoはサムスンがWM・ソニエリがAndroidと発表しているので、SoftBankのXシリーズで復活だったら嬉しい…けど、ホントはこういうのを真っ先に導入すべきはイーモバイルなんですよねぇ。デコPCなんぞで遊んでる場合じゃないっつうの!!


他にもSONYは10月のWindows7発売に合わせて VAIO type X を用意しているそうですし、そういえば9/9にはAppleも新型のカメラ付きiPodの発表をするイベントを控えていますので、各方面で物欲の種は尽きまじ、といったところでしょうか(苦笑)


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2009年8月21日 (金)

導火線に火を点けろっ!

明日の花火に誘われました〜 (⌒-⌒)ニコニコ...


・・
・・・

女子に、じゃないのが自分らしいっちゃらしいのですが(爆)
いや、女子は誘わにゃならんのか orz

いつも撮影会を企画してくれる工場長さんが、鶴見川サマーフェスティバルを撮りに行くということで、それに便乗です。
今年は夏らしい場所にも行ってないし、体調不良でしょっぱなケチがついてからというものマトモに撮影にも行っていなかったので、今夏のラストチャンスとばかりに二つ返事で参加表明…土曜日のイベントですけど、職権乱用?!で休日ゲットです(苦笑)

で、ふと思い出しました。
花火撮影の必需品のひとつ…リモート(ケーブル)リレーズを持っていない事に、です。
2秒セルフタイマーなんかを駆使すれば撮れないわけでもないんですが、バルブ撮影する被写体の中でも花火はちょっと特別で、動きモノを撮るのと同じくらいにタイミングが命だったりしますので、やっぱり必需品だと思います。


まずはメインボディのE-30用。純正品はRM-UC1という型番の専用品で6千円もします!
特別な電子回路が組み込まれているわけでもない、ただのスイッチ部品にこの値付け! 昔のホントのケーブル式ならいざ知らず、今の電気式のものにこの金額払うのはなんともバカらしい気がするのは、自分が小市民だからでしょうか?
接続部分も汎用性のないマルチUSBと呼ばれるPC接続と共用の端子なので、そのへんも自作へのハードルをワザと高くしているようで気に食わないですねぇ。
(ちなみにOLYMPUS一眼の現行機では、E-3のみが一般的なminiUSB端子です。)

Horusbennu_rs801_o1 Multiusb

というわけで、そんな時は(アングラなものは)なんでも売ってるヤフオクで検索(笑)
案の定、RM-UC1の互換品というのが1,500円で見つかりました。
もちろん、即ゲットです。

韓国のHORUSBENNU(なんて読むんだ?)という写真用品メーカーのRS-801(O1)というもののようです。本国では10,000ウォン(およそ760円)なので1,500円でもちょい高いのですが、まぁこのくらいなら許せるかな。
案の定、Made in CHINA なんですが、精密部品でもないからいいでしょ。
大きな赤ボタンが目立つので、夜間撮影には純正品より寧ろ好都合かもしれません。ボタンのタッチはふにゃふにゃで良くはありませんが、ちゃんとバルブロックも出来るので大目にみてあげましょう(笑)。


さて、K-7の方はどうでしょう。
純正品はCS-205。実売で3千円位…OLYMPUS程じゃないですが、それでもやっぱり高いと思います。
ただ写真を見るに、端子は極々一般的な3極のステレオプラグのようです。
そこでボディを観察。
K7_remoteplug 25mm3p

グリップサイドのカードスロット下、分厚いゴムの防水蓋の下にリモート端子があります。径は2.5mmのスーパーミニプラグのようです。
ジャンク箱の中から使えそうな部品を探し出して徐にリモート端子に突っ込んで、
先端とアースのショートでシャッターが、中間とアースのショートでシャッター半押し(測光/AF)が、作動する事をなんなく確認できました。
( ̄ー+ ̄)ニヤリ… これなら楽勝で自作できますね。

ということで、さっそく在り合せの部品を掻き集めて作ってみました happy01
いざ、出来上がってみると…
K7_bulbmode K7_remoterelease_diy
ど、どこをどう見ても爆弾の起爆装置です!!
本当にありがとうございました(爆)

花火会場の人混みで職務質問なんかされた日にゃ、しょっぴかれること受け合いです。普段プロダクトデザインがどうのと偉そうに宣ってはいますが、我ながらモノ造りセンスの無さに飽きれてしまいます…まぁ、ちゃんと作動するからいいんですけどね。


さあ、これで準備万端整ったわけですが、雨なんか降らないでおくれよ、ホントにもう。。。


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2009年8月 8日 (土)

ひぐらしの鳴く頃に

4
『4つの瞳』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/60 sec.: F4.5 : ISO 640 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility Ver. 4.00

本日、夕涼みの散歩の途中で出会った猫たち。
ひぐらしの声が響く夕暮れ時、道ばたでしきりにじゃれ合っていました。
… 愛・く・る・し・ひ … にゃ〜♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノにゃ〜♪

たまたま届いたばかりの新アイテム(後日紹介予定)を持ち歩いていましたので、ここぞとばかりにK-7の動画撮影テストを敢行! ムービーは慣れていないので、撮影も編集も未熟ではありますが、とりあえず1分半に纏めましたので公開してみます(苦笑)

  • カメラ : PENTAX K-7
  • レンズ : smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited ( F3.5〜4.5固定 / Manual-Focus )
  • モード : HD-Movie 0.9M(1280×720)撮影
  • HD編集 : iMovieHD使用 H.264/720p/30fsp変換

圧縮変換で解像感はかなり無くなってしまいましたが、一眼レフムービーならではの被写界深度の浅さを、YouTubeのHDモードなら充分感じていただけると思います。
それではyonhongi初編集HDムービー「ぬこぬこ動画」をお楽しみください(笑)

[2009/08/09 追記] この動画撮影用に用意したアイテムを簡単にご紹介。
気付いた方もいるかもしれませんが、K-7の内蔵マイクはモノラルなのにステレオ録音されているのはコレ如何に?…はい、外部マイクを調達いたしました。
At9910 K7_with_at9910
audio-technica AT9910

プラグインパワー方式のダイレクト接続ステレオマイクロホンです。
(ちなみに大きさ比較用のSDHCカードも動画撮影用に手配した“白芝”こと高速版のTOSHIBA 8GB。安価な割に転送速度が20MB/sクラスと早いので、バッファの余裕が余りないK-7でも途中停止することなく、比較的長時間の録画可能です。)
上の写真の右側のように、K-7ボディ側面のMIC端子に直に挿します。差し込み部分で90°、首のピボットで(ちと硬いので無理矢理ですが)90°曲がりますので、ほぼ任意の方向へ向ける事ができます。
取付けた姿はなんとなく宇宙ステーション風…なのでISSの壁紙前で撮ってみました(笑)

同じ直付けタイプのマイクにはAT9911のような更に小型のものもありますが、過去の生録経験上、外部マイクはある程度大きさがあった方がチャンネルセパレーションも良好ですし、低音の拾いも良くなります…かといって、アクセサリーシューに付ける本格的なものでは小型のK-7にはちと大袈裟ですし高価過ぎます…ということで、このあたりが自分的にはベストバランスかなと。
とにかくこのサイズなら今回のように、いつもポケットに忍ばせておけるのが気に入りました。

使用した結果はお聞きの通りなかなかのステレオ感で、周囲の蝉時雨や左から聞こえてくる犬の吠え声など、気軽なビデオ撮影には充分な性能なんじゃないかと。
感度が高い分、少々バックグラウンドノイズが耳につきますが、それでも内蔵マイクだとどうしても拾ってしまう手ブレ補正その他のボディ内駆動音は最低限に抑えられているので、単一指向性も良好だと言って差し支えないレベルだと思います。

これで、街角で見かけた綺麗なおねいさんが突然ダンスを始めても、ばっちりスクープできますね(爆)



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2009年8月 7日 (金)

蒼い霹靂

Photo
『夏空揚羽舞』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/500 sec.: F5.6 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility Ver. 4.00 : Trimming

先日の川村かおりといい、大原麗子といい、悲しい知らせが続きます(T_T)
のりぴーもどうしちゃったのかなぁ〜…。

Twitterでも朝一呟いた通り、Panasonicのマイクロフォーサーズ機第三弾のコンパクトタイプがいよいよ発表間近のようで、かなり信憑性の高そうなリーク画像とスペックが出回っています。
オーソドックスではありますが、正直E-P1のデザインが苦手な自分にはLXシリーズの正統進化した感じのGF1のほうが好感が持てます。
パナはレンズ内光学手ブレ補正採用なので、アダプター使用の旧レンズ遊びには不利かもしれませんが、その分、フラッシュ内蔵・3インチ46万ドット液晶・GH1タイプのマルチアスペクト対応撮像素子(よく読むと13.1MPなのでG1/E-P1タイプの様ですね、ちと残念)・720p/30fspの動画撮影と、スペックも申し分ありませんし、どうやらアクセサリーシュー下にEVF用の端子もあるようですから、抜かりがありませんね。
真偽の程は定かではありませんが、 RICHO RICOHからもKマウント採用のレンズ交換式コンパクトが出る!なんて噂もありますし、これから秋口にかけてはまたちょっと楽しめそうなカメラ界隈であります。

ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪

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2009年7月26日 (日)

働き蜂の思わぬ休日

この週末はK-7の撮りおろしも兼ねて、横浜で夜景でも撮ってこようと画策していたのですが、思いがけずの体調不良でそれも叶わず…同行して下さるはずだった方々にはご心配とご迷惑をお掛け致しました。

そんなわけでちょいと間が空いてしまいましたが、自宅で悶々としつつ(苦笑)もヒマな時間だけは出来たので、K-7の特性テストを簡単にやってみました。
K-7ネタ第三弾は、巷で賛否両論の画質編です。

Palegreen
『pale-green』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
4sec.: F11 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : K-7 Ver. 1.00 internal developing

そもそもKマウントの手持ちレンズは一本しかないわけですから、まずはそのレンズの特性を知っておかねばボディの画質をとやかく言うことは出来ません。
現在PENTAXのK(AF)マウントレンズには、APS-Cデジタル専用DAシリーズとそれ以前の135(フル)サイズ銀塩用FAシリーズ、およびデジタル最適化しつつ135サイズ対応のDFAシリーズといった区分があるのですが、デジタル機に最適化されていない FA77mm F1.8 Limited をK-7で使うとどんな影響があるのか、ちょっと興味のあるところでした。

Fa77mm_f 最短撮影距離70cmという寄れないレンズでブツ撮りというのもなんなんですが、サンプルになりそうな手頃な大きさの物で手近にあったのがAppleのワイヤレスキーボードだけだったので…これを絞り開放F1.8からF22まで変えて撮影し、その他の条件は揃えてK-7本体内でRAW現像してみました。
ピントはキーボードのGの位置に固定。その部分をピクセル等倍に拡大した物をF値ごとに並べたのが右の写真です(クリックで等倍表示)。

こうして見比べると流石に開放のF1.8では描写に甘さが見てとれます…が、個人的には非「デジタル最適化」で懸念していた程ではないなという印象。あえて条件的に厳しそうな白っぽい物を写してみたのですが、よく言われるフリンジっぽさは(この中心部分はもちろん周辺部でも)確認できませんでしたので、K-7の撮像素子とFAレンズの相性はそれほど悪いわけではないようです。
ただし絞り開放状態では、全体像での周辺光量低下が若干感じられますので、明るいレンズだからといっても開放付近を多用するのは控えた方が良さそうですね。

一段ちょっい絞ってF2.8になれば描写の甘さはかなり落ち着いてきて、F4〜F8の常用域では各キー間のアルミの質感もきちんと写っていますので、実用上の解像度も充分あると言えるでしょう。
その後、F16〜F22まで絞りを進めて行くと今度は回折の影響でしょうか、また描写が甘くなってきます。F22では露出も若干アンダーに振れています(デジタルには低照度相反則不規と言われていますので、単に長秒露光時は露出が不安定なのでしょうか?)ので、美味しい部分はF4〜F11あたりということになるのでしょう。


FAレンズの特性がある程度把握できたところで、次はいよいよK-7ボディ(というか撮像素子)のテストです。

Butasan_otousan ココログの1MB転送規制がありますので等倍画像は容量的に載せられません…ということで、サンプルの全体像は実際に良く使うケースを想定して50%にリサイズしてあります(クリックで拡大)。
ブタさんとお父さん犬のぬいぐるみを被写体に、ISO感度を200〜6400まで変えて撮影。
ピントはブタさんの目ピンでF値は共通で5.6。ダイナミックレンジ拡張は使用せず、高感度NRはISO1600以上でON(高)になっています。こちらもK-7本体内現像です。

巷では低感度でもノイジーだと散々貶されているK-7ですが、ISO200を見る限りは特段酷いとは思えませんけどねぇ(最低感度はISO100ですが、最近の機種は基準感度が200のことが多いようなので、あえてISO200からにしてみました)
まだ試してはいませんが、ハイライト/シャドー補正をかけたJpeg画像が特にノイジーだと言われていますので、もしかしたらそれは画像処理エンジンの特性なのかもしれません…が、自分は基本的にRAW撮影派なので、その場合はあまり気にすることもないだろうとタカをくくっています。

K7_isozoom 高感度ノイズに関しては(左写真は部分拡大)、個人的にISO800までは全く問題無し。
ISO1600から背景や暗部に色ノイズが乗り始めますが、室内での気軽な撮影くらいなら充分に使える範囲だと思います(本体内ノイズリダクションが「高」でもこの程度なので、ノイズリダクションの効き自体を弱めている可能性はありますね)
流石にISO3200は像の輪郭が崩れてきますし、拡張設定オンにしないと使えないISO6400で、画質を兎や角言うのもナンセンスと思われますので、自分の場合の実用範囲はISO100〜800(非常時にISO1600まで)といったところでしょうか…これは感覚的にE-30とそれほど変わらないか、良くて半段分K-7が有利という程度でしょうか。

K7_e30_iso3200zoom_3

(レンズの焦点距離も素子の画素数も違うのであくまで参考程度にしかなりませんが…)試しにE-30でなるべく似た条件で撮影してISO3200で比較してみると、K-7のほうが若干色ノイズが少なめ、且つ画像に締りがあることが見て取れます。
常々(画素ピッチが狭いので)高感度に不利と言われ続けてきたフォーサーズも、こうして比べて見てみると今やそれほど卑下することもないんじゃないかとの思いが半分、やっぱりK-7の高感度特性はそれほど良くないのかなぁという思いが半分の、ちょっと複雑な結果と相成りました。

あとひとつ気付いたのが、E-30のハイライト特性がやはりかなり良いんじゃないかという事。
それぞれオートのホワイトバランス傾向が違うので、ちょっと作例としては判りづらいのですが、白いお父さん犬の階調表現の滑らかさについてE-30のソレは特筆物だと思うのです。素のダイナミックレンジの広さでは、E-30 > K-7 なのは明らかなようで、どちらかというとこの傾向の違いこそが今後それぞれの機種を使い分ける際のポイントとなりそうな気がします。

ヒマに任せてさんざん等倍画像で確認したので、発売当初に各種掲示板で話題になった「縦線」や「縦縞」が出るといった不具合は、とりあえず自分の機体には出ていないようなので安心しました。
ただし「自動水平機構」ON時に左側ラインAFセンサーが合焦不可になるバグは確認できましたので、これはいずれあるであろうアップデートでの対応待ち、ですね。
[2009/07/29 追記]言ってるそばからファームウェア・アップデートのVer.1.01でこの件は修正されました。

Photo_2 とココまで書いて、ふと窓の外を眺めると、これでもかという程の青空が目に飛び込んできました。
体調がまだすぐれないとはいえ、あの青空を前にしては居ても立ってもいられませんて。
てなわけでK-7だけ持って近場を軽く散歩。おあつらえ向きに近所でヒマワリが元気良く咲いているのに遭遇しました。
思いのほか風が強くて、前後左右に大きく揺れる花にはピント合わせ散々苦労しましたが、思い付きで撮ったにしては良い空の青が出たんじゃないかと、ちょっとだけ気分が良くなりました(単純な自分happy01)。
C-PLフィルター使わずにこれだけ鮮やかな青が出せるのはCMOS素子全盛の昨今の機体ではちょっと珍しいかも。これもまた思わぬ収穫でした。

Photo_3

強い風の中、小さなハチが必死に集蜜している姿を見て、自分も頑張って早いとこ完全復調しなきゃいけないなあと…じゃないと今年の夏は、なんとなくあっという間に過ぎてしまいそうです。


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2009年7月22日 (水)

あぁ無情

昨日から断続的に続く雨降りお天気で、職場のある千葉市内では日蝕はまったくと言っていい程、見られませんでした。
ま、そもそもこの辺は皆既ではないですし、だからと言って小学校校庭にテント張って寝泊まりのツアーに35万円も払える程のお金もヒマもないので、ネットで中継見ただけでも充分満足でしたけどね。
写真期待されていた一部の方、ゴメンナサイ…そんなわけで日蝕写真は皆無です。
そもそも条件さえ揃えば誰でも目にすることができる事象ですし、被写体としては「誰がどう撮っても同じものにしかなり得ない」ので、興味が湧かなかったというのもありまして…硫黄島クルーズではなんとか見られたようですので、いずれきっとネット上に素晴らしい写真が溢れ返ることでしょうから、そちらで楽しんで下さいませ。

個人的に残念だったのは実はそちらではなく、昨日の葛飾納涼花火大会を撮りに行けなかったこと。
会場の江戸川(柴又)は自宅からだと約15km。メイン会場は川を越えた都内側ですが、手前の松戸側は開けた田園地帯なので、電チャリ・オフタイムで行けば混雑知らずで撮影できるはずだったんですがねぇ。
公休とって、重たい三脚も荷台に括り付けて、おニューのカメラも来たことだしワクテカしながら準備万端整えていたのですが、結局直前になっても小雨模様のままだったので泣く泣く今年は断念致しました。
どうやら花火大会自体は雨の降る中、決行されたようですが…。
K-7ボディは防塵防滴ですが、唯一手持ちのFAリミテッドはさにあらず。
ZD11-22mmは防塵防滴ですが、肝心のE-30ボディはそうじゃないですし。
結局、自分の手持ち機材の組み合わせでは唯一の弱点もといえる「雨」に、今回は完全に負けてしまった形なので、めげているのですよ。ま、あのコンディションじゃ綺麗な花火を画像に収めることはきっと出来なかっただろうと、自分で自分を慰めています。
今年は不況のあおりで、地元手賀沼の花火大会も早々に中止が発表されていますので、これで早くも今年の夏は(こと花火撮影に関しては)終わったなという気分でいっぱいですよ、とほほ。


さてさて、いつまで打ちひしがれていても仕方ないので、K-7ネタ第二弾をば。
前エントリーではハードウェア的外観部分を記事にしましたが、今度はもう少しソフトウェア的なUI部分をE-30と比較してみようと思います。


E30_k7_infodisp まずは右手グリップ側の情報ディスプレイ。
情報量としてはどちらも似たようなものだと思いますが、常に確認したい3大情報(シャッター速度/絞り値/ISO感度)が比較的大きな文字で判りやすいという観点からみれば、K-7の方が若干見やすいかと…E-30はなぜかISOボタンを押さないと感度表示されないのが、前から不満だったんですよねぇ。あと電池残量表示が大きいのも、なにげにK-7の優位点でしょうか。

バックライトはどちらもグリーンですが、写真の通りE-30は淡く、K-7は明るく派手目。
暗所の視認性ではどちらでも不便はありませんが、K-7はちと明る過ぎで、尚かつ設定で測光中常時点灯と完全消灯しか選択肢がないので、暗い会場内での舞台撮影等では少々人迷惑かもしれません…せめて3段階くらいの明るさ調整が欲しいところです。
その点ではE-30くらいの明るさで、任意にパネル上面のLIGHTボタンで点灯させるほうが気が効いているといえます。

次は同じく情報表示パネルとして使った場合の、背面液晶。
E-30(下写真左)はスーパーコンパネ。K-7はステータススクリーン(下写真中央)とコントロールパネル(下写真右)。
E30_superconpaneK7_statusscr_2 K7_conpane

E-30の2.7インチQVGAと、K-7の3インチVGAを比べるのは酷という気がしないでもないですが、やっぱり綺麗な液晶は気持ちのよいものです。ジャギジャギ文字のE-30をWindows98レベルとすれば、K-7のそれはXPのアンチエイリアス表示くらいでしょうか(謎)。ただし折角の高精細も味気ないフォントのせいで、いまいち垢抜けない感じがするところがPENTAXらしいかと。
K-7は色味も選べるので、これからの季節、炎天下で多少でも見やすいように彩度の高い赤系を常用することにしました。

見やすさの反面、各種設定の確認とその変更操作に関しては、基本的に一画面で殆どのことが可能なE-30に軍配が上がります。K-7のそれは大画面を上手く活かし切れていないような…わざわざINFOボタンでコンパネ出さないと細かい設定が確認できませんし、そのコンパネも意味不明な機能アイコンにOFFとか出すくらいなら、文字表示の方がよほど判りやすい気がします。


最後はファインダー。
E-30(下写真左)は公称98%・1.02倍。対するK-7(下写真右)は公称100%・0.92倍。
E30_finder K7_finder

フルサイズのファインダーに換算するとそれぞれ約0.50倍と0.60倍なので、E-30に拡大アイピース常用だと、縦横比は違えど体感上はほぼ同じくらいの大きさに見えます。
どちらも交換可能なスクリーンですが、太めの2重線でAFポイントが明示されているE-30に対し、細めの枠線があるだけのK-7は随分とスッキリして見えます。
どちらが好みかは意見が分かれるところでしょうが、じっくり厳密なフォーカシングをするには前者、とっさに構図優先でAFおまかせなら後者といったところでしょうか。
ただK-7のスクリーンの切れ味はなかなか特筆もので、明るいF1.8レンズとの組み合わせでは、ホントにピントの山が掴みやすくて感心しました。これならMF多用も苦にならないでしょう。
F値の暗いレンズだとザラつくという意見もあるようですが、このマット面のままAFポイント表記のある交換スクリーンが出れば、個人的には最高な気がします。

画面下の情報表示はどちらも似たようなものですが、K-7のほうが多少整理されているでしょうか…撮影中はあまりファインダー内表示気にしないのですが、4:3で縦が長いフォーサーズは、この点やっぱり不利かもしれませんね。


とまぁ、こまごまと比較をしてきたわけですが、それぞれがハードの印象とはなんとなく逆の雰囲気を醸し出していることに改めて気付いたというのが、ちょっと意外だったかも。簡単に書くと…

  • E-30 : 羊のガワを被ったオオカミ少年
  • K-7  : 狼の着ぐるみを着た赤頭巾ちゃん

といった感じかな(う〜ん、我ながら意味不明ですねcoldsweats01)
とにもかくにも、この倒錯した2台を使いこなすのは実は案外大変なんじゃないかという不安が心をよぎりはじめたyonhongiなのであります。


哀れな子羊に、神のご加護を!(笑)

Photo
『モーニング・グローリー』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited
1/60 : F2.8 : ISO 100 : 77mm(FS.118mm) : PENTAX Digital Camera Utility 4.00


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2009年7月20日 (月)

遥かな星が故郷だ♪

K7_with_fa77mmf18limited_toyphoto …噓です(笑)
ホントはフィリピンのセブ島が故郷だそうですよ。

PENTAX K-7
with smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited

ついに来ましたK-7ボディ (・∀・)ニヤニヤ
これでようやく「トリプルセブン」の完成です。

そそくさと開梱して、先発のリミテッドレンズ付けて、203のストラップ取付けてる間にちょっとだけ充電しておいて、もう丑三つ時(EXIF参照)だというのに記念写真撮ってる自分てイッタイ…。まさか三連休中に届くとは思わなかったので…こんなことなら明日仕事休みますって宣言してから帰ってくればよかった(爆)

この組み合わせは、思った通りジャストサイズでしたね。
小振りなK-7ボディのグリップを右手で握ると、中指が測ったように抉れた部分にかかって重量の大半を受け持ち、薬指が回転モーメントを抑え、底面に副えた小指が残りの重量を支えるといった感じで、完全フリーの人指し指の可動範囲内にサブダイヤル・電源レバー・シャッター・露出補正・ISOの各操作ボタン類がキチンと収まっていて気持ちが良いのです。
掌に伝わる堅さと金属ボディ特有の冷たさがメタルフェチの交感神経を刺激したところに、さらに追い打ちをかけるように、レンズに左手を副えるとさらにその感覚が倍増します。
こちらも中指と親指が自然と絞りリングへとかかり、人指し指がフォーカスリングへ…寸胴のズームレンズだと恐らく窮屈さを感じるであろうK-7の幅の狭いボディも、前方にいくに従って絶妙な調子で径が細くなるこのレンズでは全く気になりません。正にリミテッドレンズの為に作られたボディと言ってよいでしょう。

E30_k7 確かにE-30も、(自分にとって)適度なグリップの大きさと重量配分の良さで気に入ってはいるのですが、やはり官能性能といった部分ではコチラのコンビに分があるのは確かですね。
E-30にZD11-22mmを組んだのとカタログ重量ではほぼ変わらないはずですが、ふた周りくらいコンパクトな「トリプルセブン」コンビのほうが体感的にズッシリと中身の詰まった感じがするのも、好印象に繋がっている理由かもしれません。

こうして並べると、両者は表面上ボタン/ダイヤルレイアウトも酷似していますし、世間的にも中級機として同じカテゴリーに分類されてはいますが、性格的なベクトルは全く正反対なのだということをヒシヒシと感じます。それ故、半年も時を経ずして似たモノを揃えても無意味なんじゃないかと危惧する(揶揄する?)むきもありましょうが、自分としてはちゃんと棲み分け使い分けが出来るはずと再確信した次第です。
ま、ぶっちゃけ触ったら欲しくなっちゃったと、理由はただそれだけなんですがね(苦笑)

K7_rightgrip K7_modedial_2 K7_backbutton

特に惚れたのが、やっぱりモードダイヤル(上写真中央)。
E-30のようにシーンモードだのの安っぽいアイコンじゃなく、P/Sv/Tv/Av/TAv/M/B/X/USERと素っ気なく浮き彫りにされたそれは、意味を知る人間以外寄せ付けない雰囲気のストイックさが堪りません。こんなこと書くとフェミニンな団体の総攻撃食らっちゃいそうですが、あえて書くなら「漢の道具」とはこういうものだと、ユニバーサルデザイン全盛な風潮に真っ向からケンカ売ってる感じが大好きです。

反対にガッカリなのは背面のボタン類(上写真右)。
小型化の影響でスペースがないのは判りますが、十字キーに機能を割り振ってしまったのは如何なものかと…使い勝手の面はもとより、見た目がすっかりコンデジ風になってしまって一気に萎えてしまいます。
だいたい、WB(ホワイトバランス)やthunder(ストロボ)はいいとしても、ドライブモードの切替がclock(セルフタイマー)の表記だけってのはないんじゃないでしょうか?…コンデジのG7ですら、連写とセルフタイマーのアイコンを併記しているというのに…連写モードにするのに操作を暫し考えてしまいましたよ。
この辺の操作性はE-30に一日の長がある気がしますね。
この半年でOLYMPUSのインターフェースに慣れたというのもあるでしょうが、同じ小型化指向のE-620でも十字キーに割り当てられた機能はそこそこ納得のいくものだったので、PENTAXには更なる洗練を期待したいところです。

もうひとつ洗練をお願いしたいところといえば、ボディ全体の質感というかテクスチャー。
折角の金属外装なのに、粗い梨地加工の表面はまるきりプラボディーが金属外装を模す時に施すそれと同じなので、触ってみないとその材質を判断するのが難しい程…つまりパッと見はE-30もK-7も、質感が変わらないのがちと寂しいのです。
E-3が出た時にも思いましたが、金属外装を採用したカメラはもうちょっとキメの細かいマットな表面加工のほうが、見た目にもメタルチックでいいと思うんですがねぇ。
L1ほどクラシックに振ってツルテカでなくてもいいですが、昨今の流行なのか、はたまた滑り止めの実用性優先なのか知りませんが、なんでもかんでも梨地というのはちょっとどうかと思うのです。


以上、とりあえずK-7のハンズオン・インプレッションはこんなところでしょうか。
折角事務所にまで持ってきたのに、昨夜充電しっぱなしでバッテリー入れてくるのを忘れてしまった(爆)ので、今日のところは冷房で冷えたボディを時々握ってニンマリ( ̄ー+ ̄)するだけであります。
今夜は早よ帰って、設定煮つめるぞ〜!


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2009年7月14日 (火)

ザ・リング

もうそろそろK-7買ったよ〜ってエントリーがあるんじゃないかと思って覗いてくれた人へ。
ゴメンナサイ m(_ _)m まだ買ってません(爆)

代わりにまた↓こんな怪しいものを仕入れてしまいました。
Kfourthirds_mountadapter PENTAX-K → FourThirds Mount Adapter

見ての通りただの金属製の環っかですが、何気に今回の自分のプランの中ではキーアイテムだったりします。

OLYMPUSのEシリーズをはじめとするFourThirds規格は、フランジバック(マウント面から撮像面までの距離)が40mmと、既存の一般的なメーカーが採用している45mm前後に比べて、短く設定されています。そのフランジバック長の差を利用したマウント変換アダプターを併用する事によって、規格外のレンズを装着して撮影する事が出来る、所謂「レンズ沼」的使用法が確立しているという意味でも、FourThirdsはユニバーサルなマウントだと言えましょう(苦笑)
フランジバック20mmでマウント径も6mm小さくなったMicro-FourThirds規格では、さらにアダプター適用範囲が広がっているので、そっち方面の人にはさらにウケが良いようです。

OLYMPUSの銀塩カメラ用であるOMマウントなどは純正でアダプターが用意されていますが、当然それ以外のマウントに関してはサードパーティーものを探す事になります。
近代インターナショナルHANZAといった写真用品扱いのある有名どころが率先してそういったマウントアダプターを供給してくれていますが、いかんせんアングラ趣味向けのせいか単価が高く1万数千円しますので、今まではなるべく近づかないようにしていた(笑)世界なのですが、今回PENTAXのKマウントに復帰するにあたり、やっぱり使えるもんならE-30やL1でも使いたいよなぁと思うようになり、結果、何でも売ってるヤフオクで大陸製の安物を落札するに至りました。
まぁ電子接点もAFカプラーも無い、ただの金属環の組み合わせ品ですから、多少精度は悪くても使えない事はないだろうという読みと、正規品は黒塗装してあるものばかりなので、シルバーのリミテッドレンズには寧ろ無塗装品の方が似合うかなという理由もありました。

届いたマウントアダプターは案の定値段なりの造りで、レンズリリースのレバーの動きも渋く、届いた早々バラしてアタリをちょっと削って調整してやって、ようやく使えるようなシロモノでしたが、まぁそれでも前後マウント面はちゃんとした部品を使ってるみたいなので良しとしましょう(しかしマッタク大陸製品はなんでこう普通の出来にすらならないのか…国民性以前の問題だよなぁ)。

さて、微調整したアダプターを咬まして試しにFA77mmをL1に装着してみると…

L1_with_fa77mm あ〜ら、結構イイじゃな〜い heart04

もともとクラシックなスタイルのL1ですから似合って当然なのかもしれませんが、この組み合わせなら兄弟機の Leica DIGILUX 3 も充分アリなんじゃないかと思わせるくらいの雰囲気がありますね。
流石にM8ほどのオーラはありませんが、パッと見で目を魅ければ自分としては充分満足なんで、他人と一風違う事にメリットを見出す人種にはオススメです(笑)


この組み合わせで使うと換算154mm・解放F値1.8という、ちょっとした大口径望遠レンズになるのも魅力的。天下のキヤノンやニコンでもこの焦点域はF2止まりですし、ZDレンズに至っては実売25万以上するSHG(所謂「松」グレード)の35〜100mmF2しかありませんからねぇ。

Fa77mm_f18test 絞り解放で試し撮りしてみると、最短撮影距離の0.7mでの被写界深度はご覧の通り、1cm以下(計算上は6mm程)となります。(右写真)
中心付近でも若干フリンジ気味だったり後ボケが二線ボケ傾向だったりと、正直画質的に問題なくはないのですが、この紙のごとき被写界深度の薄さは、自分にとってまた1つ新たな表現方法を得た事に繋がりますので、現時点では素直に喜んでおこうと思います。
兎角いままではキッチリカッチリ写すことに重点が置かれていましたから、今後はふんわりゆるゆる系の写真にも挑戦してみたいと思う今日この頃なのであります。

ちなみに現時点で所有しているレンズとボディでカバーできる焦点範囲は以下の通り。

  1. ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5 + E-30/DMC-L1             : [換算22〜44mm]
  2. Leica-D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 + E-30/DMC-L1    : [換算28mm〜100mm]
  3. smc PENTAX FA77mm F1.8 Limited + Adapter + E-30/DMC-L1 : [換算154mm]
  4. SIGMA 150mm F2.8 MACRO + E-30/DMC-L1                      : [換算300mm]

ここに、K-7というAPS-Cボディが加われば、2.と3.の間に中望遠の[換算118mm]が加わりますし、秋にはいよいよ ZD100mm MACRO が発売されると言われていますのでそれを買えば、3.と4.の間に[換算200mm]の望遠マクロを得ることも出来ます。
あとは超望遠域用に2.0倍のコンバーターでも仕入れれば、ようやく自分なりのフルラインナップが揃うことになりますね。壮大な焦点域補完計画も佳境に入ったと言って良いでしょう。

金銭的リソースに限りある庶民としては、なかなか計画的なんじゃないかと自画自賛中(笑)のyonhongiなのであります。


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2009年7月 7日 (火)

エンドレス・セブン

2009_2 毎年恒例の入谷朝顔まつりに行ってきました。
去年も勿論行ったのですが、ちょうどiPhone発売予約騒動のどさくさに紛れてしまって記事にしていませんでしたね。

既に我が家は毎年咲き終わった朝顔から採取した種で、メインの団十郎はもとより、桔梗咲や多年草のルコウソウ、果ては夕顔に至るまで、夏のお庭は蔓系植物で溢れ返っているのですが、それでも我が家の女性陣はまだまだご満足いかないご様子で、今年も大鉢と普通鉢の二つを買って荷物持ちをさせられちゃいました。
折角早起きして(今年は6時起床)風情のある場所に行くのだからと、毎年カメラは首に提げて行くものの、こうして毎度荷物持ちになってしまうのでろくな写真も撮れずじまい…せめて一週間くらい期間があれば、ひとりで電チャリ乗って写真撮りにだけでも行くのですが。

すれ違う人の中には、そういった写真趣味の方が多いのもこの朝顔まつりの特徴かもしれません。ついつい目がいってしまう他人のカメラも大半はニコン・キヤノンのデジタル一眼レフですが、たまに Leica M8 持った人や往年の銀塩カメラを提げている人もチラホラ。そういえば早速E-P1使いのお兄さんとK-7構えてるおじさんも目撃しちゃいました…なんだかとってもウラヤマシイです。

後ろ髪ひかれつつも慌ただしく入谷を後にして、久々に都内の親戚筋に顔を出してから少々の徒労感と共に帰宅すると、ポストに自分宛の宅配便不在票が!
キタ━(゚д゚)━!! のか…?
そわそわしつつ再配達依頼して、夕方待望のモノが到着いたしました!!

Smc_pentax_fa77mm_f18_limited smc PENTAX
FA77mm F1.8 Limited [silver]


ずーっと前から一度は使ってみたいと思っていた、PENTAXの良心とも言うべき「リミテッド」レンズです。
高性能ズーム全盛の昨今、利便性の面からも販売戦略的な面からも厳しい単焦点レンズ。しかも製造に手間隙かかる金属鏡筒のラインナップを未だに残しているのは、今やPENTAXくらいですからねぇ。
カメラ趣味というのは、使ってみたいレンズがあるからソレを使えるボディを選ぶという一面がありますが、まさに今回の自分がそれにあたります。
昨年来のHOYAへの吸収合併騒ぎでそれも叶わぬ夢かと思っていたのですが、2月に価格改定で大幅に値上がりはしてしまったもののなんとか存続し、先月PENTAX渾身のK-7というボディが発売された事によって、ついに自分も決心がついたという次第であります。

かつて銀塩カメラ時代にSuperAやSFX、Z-1pといったボディを使ってきた根っからのPENTAXファンの血が今、自分の中で沸々と蘇りつつあります(笑)。
その頃使っていたお気に入りのレンズに FA135mm F2.8 [IF] という中望遠の一本があったのですが、そのボケ味と切れの良さを今一度味わいたくて、また名玉との誉れ高い A★135mm F1.8 の面影を感じつつ、現在8種類あるLimitedレンズのラインナップから換算118mmとなるこのFA77mmを今回は選択しました。

コンパクトなこのレンズを掌中にすると、アルミ削り出し鏡筒のヒンヤリとした触感と見かけによらぬズシリとした重さが、自分のA10神経を刺激します(苦笑)。
昨今のヤワでヌルいプロダクトを全否定するかのごとくエッジの効いた各部のリングは、それでいて驚く程スムーズに回転し、けれど適度な節度をもって指先に的確なインフォメーションを与えてくれます。
今となってはその存在すら知らない人の方が多いであろう絞り環はもとより、置きピンには必須の距離指標が繊細なフォントで的確に刻み込まれ、あまつさえ被写界深度目盛には赤外指標まで…長年築き上げられたものの電子化の波によって忘れ去られてしまった大切な何かが、この手のひらの小さな存在の中には残っている、それだけでもワクワクが止まらなくなっている自分が居ます。

Smc_pentax_fa77mmf18_limited_cap_2 Smc_pentax_fa77mm_f18_limited_len_2

レンズキャップも共色のアルミで、中央にシンプルな型押しロゴ、裏面レンズ側にはグリーンのベルベッド植毛という気の配り様です。精度の高い造りからくる機密の良さと相まって、フタを外すという単純なアクションですらフェティッシュな喜びを存分に感じさせてくれます。

組み込みのフードを伸ばしても全長6cmほどで重さ270gのコンパクトなこのレンズは、700g前後のK-7と組み合わせても1kgそこそこという機動性の良さで、気軽にいつでも持ち出せて首に提げていられる、最強のポートレートコンビになってくれるものと期待しているのです…が、肝心のボディ入手の目処がまだたっていないという…(苦笑)
ボディが届くその時までこのレンズを掌で弄びながら、メタルフェチの欲求を満たすという本来の使用法を逸脱した愉しみで気を紛らわせようと思っている、今日この頃のyonhongiなのであります。
そうでもしていないとK-7の代わりに、Limited繋がりでLXのチタンモデルとかに手を出しかねない近頃の心境なものでして(大汗)

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