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2010年9月29日 (水)

ゴーゴー!!

約一年ぶりに新規レンズを導入しました。

K7_da55mm_top smc PENTAX DA55mmF1.4 SDM

K-7用のKマウントレンズです。

今年のフォトキナでの発表も一段落し、いろいろとゴタゴタはあったものの現在メイン機材であるE-30を運用する上での指針となるべき明確な方向性が件のOLYMPUSからは結局示されず、現行フォーサーズの保守用としか思えないE-5をフラッグシップなどと言って堂々とこの時期に発表する会社には、正直これ以上の投資は無意味と判断するに到り…勿論それでもフォーサーズシステムが取り回しの良いサイズで超望遠系や超広角系で威力を発揮することは揺るぎないので、Kマウントでその間を埋める標準〜望遠系のレンズを味のある単焦点で拡充して、当面の間は相互補完していこうと個人的に撮影機材ロードマップの方針変更を決意した次第。

本当は10月末にも発売になるK-7の正常進化版(そう! 正にこれぞ正常進化という内容…ホントOLYMPUSにはPENTAXの爪のアカを煎じて長靴いっぱい飲ませてやりたい気分ですw)であるK-5と一緒に導入したいところではあったのですが、ここにきていよいよ11.6インチのブランニュー MacBook Air なんてものの噂もマコトシヤカに流れるようになりまして、限られた資金リソースを極限まで有効に活用する為にも、まずは手頃なレンズから入手という段取りにあいなりました。

焼失前には何本かFAの★付きレンズを持っていましたので、今回のDA★にも期待が高まります。

フード無しでK-7に装着すると、上の写真のようにバランスのとれたスタイルになり、FA77mm Limitedレンズ 装着時のクラシカルなイメージとはまた違って、ぐっと現代的ないでたちに様変わりします。
鏡筒は残念ながらメタルではなくエンプラ製ですが、8群9枚のレンズが前玉から後玉まで比較的大きいせいか、375gとは思えないほど手に持つとずしりと重い感じがします。
K7_da55mm 付属のレンズフードも内側に植毛されていたり、下部の一部を外してPLフィルター装着時にそのまま回転操作出来るようにしたりと気が利いた設計で、装着するとちょっとした大口径望遠レンズ風の凛々しい姿に早変わり…まずはこの姿に惚れました(^_^)
レンズ前端の金と後端のグリーンメタリックのリングが、そこそこ高級感を醸し出してくれているのもイイですねぇ(まぁそれでもLimited系レンズの七宝焼指標には敵いませんがw)。

名称末尾の「SDM」はレンズ内超音波AFモーター搭載の証。
ボディ内のモーターをカップリングを介して使うFAレンズのギギギッという力強い駆動とは違って、SDMモーターはクククッと物静かにピントが合う感じ。決してスピーディーではありませんが遅いと感じる程でもない…この点は可もなく不可もなし、でしょうか。

55mmという焦点距離はフルサイズ換算で84.5mm。
かつて所有していた白銀の FA85mm F1.4 [IF] の再来ともいうべきこのレンズは、カラーリングこそ違うもののこうしてフードまで装着した姿は正に生まれ変わりのようで、それもそのはず設計したのがどちらも平川純さんという、これまた知る人ぞ知る名物光学士さんの手になるものと聞いては手に入れずにいられようか、いやいられまい(反語表現w)
そんなわけでこのレンズは銀塩時代の味を残しつつデジタル時代に対応したリファインを受けたと言われる、ちょっと風変わりな出自だったりするのです。

Da55mmsdm_test1 Da55mmsdm_test2
Da55mmsdm_test3 Da55mmsdm_test4
試しに絞り開放からの描写を見てみると、完全新設計の現代的デジタルラインナップであった(もはや僕の中では過去形。。。) ZUIKO Digital フォーサーズレンズとは全くベクトルの異なる事が直ぐ判ります。
試写ではHマークのちょい手前あたりがジャストピントの位置なのですが、換算84.5mmF1.4の被写界深度は極薄で、しかも中央部でも若干の甘さ(色収差など)が残っているのが見て取れますね。それが絞るに従って穏やかに収束してゆき、一段絞った2.8あたりでようやく、本来キリッとしたいフォーカス部分と柔らかなボケを活かしたい部分とのメリハリが付くように調整されているようです。

E30_ve1450 フォーサーズレンズの中でも比較的アナログ味が残ると言われている Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 (以下VE)でほぼ同じ画角になるよう撮り比べてみると、(撮像素子の大きさに由来する被写界深度の差は当然ですが)同じF4でも全く違った表現をするレンズであることがよく分かります。
一言で言うとVEは忠実だけど平面的、一方DA55mmの方はより立体感があるというか…こういったブツ撮りでは細部に渡る詳細な描写こそが命なので本来向かない用途かと思われますが、実際にはこうしたちょっとしたものでも「作品」風に仕上げてしまう懐の深さを感じさせると言いますか。。。FA Limited でも感じましたが、あちらは元々フルサイズ向けなので色収差等もかなり盛大に出るのでそれとバーターなのですが、デジタル専用のDAでこのチューニングは…やはり意図的なのではないでしょうか。

とにかく使いごなし甲斐があるレンズであるのは間違いなさそうです。
案の定、すぐに 試し斬り 試し撮りに行きたくて居ても立ってもいられなくなってしまったので、秋の長雨続きの合間を縫って谷中まで猫ポートレート撮影に行ってきましたよ(苦笑)。

ただいま現像整理中なのでとりあえず一枚だけ。残りは次エントリーにて。

Photo
『近こう寄れ』

DATA : PENTAX K-7 & smc PENTAX DA★55mm F1.4 SDM
1/320sec. : F2.2 : ISO 100 : 55mm(FS.84.5mm) : PENTAX Digital Camera Utility 4

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コメント

・・・夕張?

投稿: そふぃ | 2010年9月30日 (木) 17時44分

千明さまは、KillBill 3 で双子キャラとして、フッカツダー!!(゚∀゚ )三 三( ゚∀゚)フッカツダー!!

投稿: yonhongi | 2010年9月30日 (木) 18時10分

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