比べるグラベル
PMA09ウィークに向け、動きが出てきました。
FourThirds陣営、今回のトップバッターは盟主OLYMPUSのE-620であります。
昨年末E-30が出てから3ヶ月で、よもや(マイクロではない)ボディを投入してくるとは思ってもみませんでしたね。
ですが思い返してみれば、E-30の強気の価格設定は、実はこのE-620投入を見越してのものだったともとれます。
とりあえずE-520/420は併売ということで、OLYMPUSのHP上に一眼ボディが5つ(E-3/30/620/520/420)も並んでいる様は、壮観というか感慨深いというか…。
普通に考えれば今回は4xx系と5xx系の統合というところなんでしょうが、型番を630としてこなかったあたり、まだ4xx系の線はあえて残しているのかもしれないと変に勘ぐったりしています。
とにかく発表になったE-620のスペックはと言えば、7点AFファインダー、フル可動背面液晶、ボディ内手振れ補正を475gのE-520同等の重さとE-420風グリップレスボディに押し込めた、かなりの意欲作。
おかげさまで我がE-30は世間的に、登場3ヶ月目にしてすっかり「可哀想な」「不憫な」という形容詞の残念な兄扱いが定着しつつあります(苦笑)
こうして並べてみると、E-3→E-30の時と同様に水平基調の基本フォルムは踏襲した上で、軍艦部の高さをさらに押さえてきたことが良くわかります。レンズマウント基準でフロントビューのまとまりは、E-620の方がさらに洗練されてバランス良くなっていると思います。
ただ、サイズで気になったのが「世界最小・最軽量(手振れ補正内蔵機としてと注付き)」のフレーズ。
E-420を差し置いてこのフレーズを使うのはどうなのと思わなくもないので、ちょっとトップビュー画像を重ねて比較してみました。
仕様表上の厚み(最厚部のぞく)は520>620>420となっていますが、実際に撮像面指標基準で比較すると、ファインダー接眼面と背面液晶部の隙間がぐっと狭まっていることが良くわかります。
これは当然、フル可動液晶を組み込んできたからに他ならない訳ですが、ココの余裕が少ないと、ファインダー覗いた時に鼻が当たってしまって使いにくいことこの上ないんですよねぇ。
E-30でさえ自分にはココの余裕が不足気味なので、先日アイカップを付属のEP-5からE-3同等のEP-6に変えた程なんですが、E-620にはさらに薄いEP-8が標準らしいのです。
こんなことなら今回のモデルは背面液晶固定で、手振れ補正だけ内蔵したE-430として極薄を突き詰めて出した方が、個人的には良かったんじゃないかと思わなくもないんですが、そうすると6月にも出るかと言われているOLYMPUS版MicroFourThirds機と被っちゃいそうですしね。
E-620の立ち位置はそれほど微妙なポジションで、ホントこのあたりのOLYMPUSの将来展望というか商品計画は、あいかわらず謎が多いです。
愚痴ついでに書いてしまうと、E-3から防滴防塵ボディを差っ引いてE-30にしたり、今度は今度でマルチアスペクトのモードを少なくしたり水準器を抜いたりして、小手先デチューンすることでラインナップのヒエラルキーを取り繕おうとするこの会社の企業姿勢は嫌で仕方が無いんですけれどね。
生真面目と言われればそうなのかもしれませんが、そんな生真面目さをユーザーは求めていないのに…特に今回も前世代スペックのまま解像度据え置かれてしまった背面液晶に対する不満を、アンケートや展示会の度に要望しているのは自分だけではないと思うのですが…単にコスト問題以上の政治力が働いているような気がして嫌ですねぇ。
次期フラッグシップ機や新ラインのマイクロ機では、プラス思考の商品企画でせめて2年くらいは陳腐化しないモデルを出して勝負していただきたいものです。
ま、なんだかんだと言ってもE-620、新規ユーザーには手頃で魅力的なマルチパーパス機だと思いますよ。
あとは既存ユーザー向けに、マニアックなレンズの発表でもないもんでしょうかねぇ。
タグ : E-620
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)







































最近のコメント
なつかない猫 ♪なつかない猫 ♪なつかない猫 ♪なつかない猫 ♪なつかない猫 ♪