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2008年12月 7日 (日)

六本木 de 四本木心中

Photo_3 『落ち葉の帰り道』
DATA : Panasonic DMC-L1 & SIGMA APO MACRO 150mm F2.8  EX DG  HSM
1/100sec. : F3.5 : ISO 100 : 150mm(FS.300mm) : SILKYPIX DS3.0

さて、忘れないうちにE-30の感想など。
Photo Festa の会場はベルサール六本木というイベントホール。六本木ヒルズ森タワーの斜向かいというオシャレな立地に黒を基調としたオシャレな外観の建物…野暮なオリンパスにしては、なかなか気の利いたセレクトだと思いました。
地下に続くエレベーターの先に、大写しの宮崎あおいさんがアンニュイな風情で佇んでおりました。なるほど、E-410・E-510にひきつづき彼女がプロモーション・キャラクターなワケですね。
最近では篤姫キャラで「強い」の部分がよく話題になりますが、こちらでは儚気な雰囲気でいい感じです。
入り口で製品カタログもらうと、その表紙にも彼女。そしてリリー・フランキー!
読めた! この表紙一枚で今回のE-30のコンセプトが読めました!!
パナのG1が「女流一眼」なら、オリのE-30は「カレセン(枯専)一眼」に違いない(爆)
枯れたオジサマに魅かれるようなちょいと芸術志向の女子達と、(儚気な女性に魅かれる)その枯れたオジサマ達自身の双方を主要ターゲットにしてる、まさにダブルに美味しいマーケティング戦略。やるじゃんオリンパス(違!)
会場入り口でいきなり古いプロストラップ(金文字OLYMPUS)100円で売ってる辺り、枯れオヤヂのココロを鷲掴みです (*´д`*)

E30_parts E30_cutmodel

会場に入って左手直ぐのところにE-30の分解構成とカットモデルがありました。
こうやってみると、やっぱりE-3のようなダイキャスト・ボディが羨ましいですね。エンジニアリング・プラスティックが悪いとは言いませんが、やはり男心をくすぐる魅力はありません。コストダウン感が随所に漂っています。
ただカットモデルを見る限りは、背面可動液晶搭載でギリギリまで薄く作ってあることや、ペンタプリズム採用のファインダー光学系は手が込んでいることなどが見て取れて、肝心な部分での手抜きは無さそうな雰囲気です。

会場内、複数のテーブルに現行Eシリーズ全機種(E-420/520/30/3)が各標準レンズがついた状態で置かれていましたので、即効E-30を手に取ろう…として間違えてE-3を取ってしまうくらい、両機種はパッと見が似ていました。
で、気を取り直してE-30を手に取ると、(直前にE-3を持ったせてもありますが)拍子抜けするほど軽く感じました。
カタログ数値以上に軽く感じるのは体積重量比が小さいからなんでしょうが、E-420のようなミッチリ感がないことからも、やっぱりチープに感じてしまうのは残念なところです。個人的にはもう100g重くなってもダイキャスト・ボディにして欲しかったと…。
手にした感触の質感自体は悪くないんですけどね。E-3の塗装と同じパターンのシボ加工が施されたプラは硬質で、メディア挿入口や内蔵ストロボ部分の剛性感もありますし。
グリップのサイズは手の小さめな自分でも最適な部類で、片手で振り回しても不安はありませんでした。前後コマンドダイヤルの位置にも自然に人差し指と親指がかかり、操作性は良好です。

復活した左肩モードダイヤルのクリック感も硬めで、ロックはなくても不意に回ってしまうことはなさそうですが、シーンモードのアイコンと問題のアートフィルター機能がこの特等席にあるのは、やっぱりマニア好きしないと思いますね。
で、そのアートフィルターですが…個人的には当初の予想通り、あっても良いけどウリにするには弱いかなぁと。
前述のダイヤルで合わせて、あとは種類を十字キーでセレクトするだけで使える簡単操作で、ライブビューで効果を確認しながらフレーミング出来るのは便利とはいえ、効果の強弱すら弄れないお仕着せ仕様の6種類だけの現状では、レンズフィルター交換不要の手軽さ以上の魅力は無いかと思います。
まぁ唯一の救いは、アートフィルター効果がかかるのはJpegだけなので、素のRAWと同時記録に設定しておけば後でどうとでもなることでしょうか…後の商品説明会でもソレをあえて勧めていたあたりに、オリンパス内部での迷いと誠実さ?!を感じました。

PowerShot Pro1 以来のフル可動液晶は、やはりライブビューでの効果絶大。少々硬目のヒンジは剛性感アリで不安はありませんが、パネル部分のネジ留めは、E-3最大の弱点ポイントだった(売り場展示品がことごとく壊れてしまうことで有名)のと同じ構造の横留めなのは少々不安な気もする…けどまぁ、激硬ヒンジのE-3より動きは多少柔らかいのようなので、改善されていると信じましょ。
2.7インチになってようやく及第点の液晶ですが、ハイパークリスタル仕様で多少見易くなったとはいえ、やはり他社並みにもうちょっい高精細が欲しいことと例の逆さOLYMPUSロゴの件は、しっかり説明員さんに注文(文句)言っときましたしアンケートにも書いてきましたので、少しは不満が発散できました。

E-520以上E-3以下と言われているファインダーは、どちらかというとE-3寄りでホッとしたところ。隣同士で比べるとやはり判ってしまうものの、無理して拡大していないだけに明るめで使い勝手は必要充分でしょう。アイポイントも長めで眼鏡越しでも四隅までキッチリ見えるので、視野率98%は残念ですがバランスは悪くないようです。
AFポイントが十字キーでダイレクト選択出来るようになったのも好感触ですが、まぁこれはE-3の仕様がどうかしてたということで(笑)。

最後に画質チェックをと思ってはたと気づく…CFもって無いじゃん自分。メディア挿入口を開けたら側の説明員さんが「記録メディアお持ちですか?」と言うので、思わず「SDカードなら」と言いかけて危うく思いとどまりました。
折角のダブルスロット、もういいかげんxDピクチャーカードはやめましょうよ → オリンパスさん(と心の中で呟いた声が届いたのか、説明員さんがCF貸してくれました)。
前述のショボイ控えめな液晶でみた限りは、ノイズの出方も自然で悪くはなさそうです。ハイライト側のダイナミックレンジも約1段分くらいは粘るようになったという話、信じておきましょう。信じるものは足を掬われる救われる、はず!
テキトーにしっかり構えもせずに撮ったにもかかわらず、1/4secで拡大画像でもブレて無かったのは、なにげにしっかりIS(手振れ補正)が機能している証拠ですね。

まぁファーストインプレッションはざっとこんなところでしょうか。
で、買うの?買わないの?と聞かれれば、やっぱ買うことになるでしょうねぇ。
正直、惚れ込んだワケでもないのに買う宣言するのは、普段の自分的には納得しかねるんですが…ま、写真で見るよりは現物の方が説得力はあります。今の値付け(キッシュバック込みでボディ12万円台)では少々高いと思いますが、メタルな質感は引き続きL1で楽しむこととして、望遠系のボディとして導入しようと思います。
発売まであと2週間。 。('-'。)(。'-')。ワクワクとまではいきませんが、ニヤニヤしつつ待とうかな、と。

最後に、出口でVelbonのカーボン三脚が半値以下で即売されていたので、ついつい買ってしまいそうになったのは内緒です(手持ちの現金が少なくて且つカード不可だったのでなんとか我慢出来ましたsweat02)


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コメント

やはり、ダイキャストのボディは羨ましいですね。自分もα900に触れてみてそう思いました。
さて、E-30ですが、yonhongiさんの見立てでは、大きな欠点もなく、それなりに上手くまとまっているととらえてよろしいでしょうか?
なるほど、ウリの"アートフィルター"はRAWにはかからないんですか! それならJpeg+RAWで積極的に活用してみてもいいかもしれませんね(自分くらいの素人にはうれしい機能かもしれませんが、マニア受けはしないだろうな…)
でも全体的には、基本に忠実で真面目に作られた機械のようで、発売が待ち遠しいですね!

投稿: とも | 2008年12月 9日 (火) 00時12分

>やはり、ダイキャストのボディは羨ましいですね。
持った時の硬さ・冷たさが、なんというかメカメカしさを感じさせるんでしょう。実用的には冬場でも手に冷たさが伝わらないプラの方が使いやすいんですけど、ね。

アートフィルター、世間一般的なウケは悪くないようです。やはりああいうトーンの写真を好む層はいま多いようで、自分のような意見は少数派なのかもしれません。カタログなんか昔のカメラのイメージとは全く違って、機能とかスペックの部分はほんの1ページで、大半がアートフィルターとマルチアスペクトの写真でしたから。
まぁデジタルらしいといえばそうなんですけどね。

E-30はとりあえず釈然としないながらも購入決定しましたけれど、怖いのは半年後くらいにE-3改が出るんじゃないかという危惧…一度手にしたものを売って買うということが性格的に出来ないので、その時は涙を流して我慢することになるでしょう。まぁ開発速度の遅いオリンパスですから、そうそう出せやしないとは思いますが(苦笑)

投稿: yonhongi | 2008年12月 9日 (火) 11時39分

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