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2008年9月22日 (月)

クランクイン&アップ

えびちゃんオフタイム、改…ドレスアップ記事、続編です。

方針変更に伴い、まずは純正チェーンリングを元に戻します。
元通りロックリングを嵌めて、チェーンをかけ直すだけですから、まぁ楽勝です。
上のチェーンガイドを取っ払ってしまったせいで、振動時にフレーム当たりが出るのではないかと心配しましたが、現時点でのチェーン張りは強過ぎる(ちょいチェーンが短い)くらいなので、当面は平気のようです。

Fcf700_builtin_2 さて、いよいよCapreoクランクセットを本格的に取付けてみましょう。とりあえずは付属の樹脂製ガードを外したまま、リングはクランクの奥側に付け替えた状態で、BBに差込んでナットを締め込みます。

どうでしょう?
この角度からならば、パッと見、ダブルチェーンリングに見えなくもない…ですよね?
Capreoクランクの隙間から純正の5本足が見えちゃってますが、全体丸見えよりは遥かにマシ、自分的にはギリギリ許容範囲です。
まぁ見る人が見れば、フロントディレイラーも付いていないので、フェイクなのは直ぐバレちゃうんでしょうが、こうやってギヤが連続する様はどことなくスチームパンク風味で、自分は好きですね。

とはいえ正面方向から見ると、やっぱりまだ純正との間に10mm以上隙間があるので、とりあえずは樹脂製ガードの表側だけは付けて、誤摩化しておく事にしました(苦笑)。
その際、取付けには付属のビスに換えてM4のボルトナットが必要になりますが、これも手持ち品で事足りました。

Normalpedalpromnadeezy Ezyadapter

さてさて、ここで次のアイテムに登場願いましょう。
クランクの先に付いているペダル…これも今回交換の対象です。

セレクトしたのは、MKS(三ヶ島製作所)のPROMNADE-Ezyという、脱着可能なタイプのペダルです(写真上左のシルバーのブツ)。
純正折りたたみペダル(これもおそらくMKSのOEM品だと思います)に比べて、ひとまわり小さいですが、全体的にメタルでシンプルな造りなので安心感があります。
そして特徴的なのはクランクとの接続に、Ezyシステムと呼ばれるエアツールのチャックの様なワンタッチ脱着構造を持つ点。
15mmの薄手のスパナでEzyアダプター部分(写真上右)だけをクランクに取り付け、ペダル本体はチャックのリングを押し込みながら差込んでリングを元に戻すとロックされる、という簡単な作業です(アダプターにはLRがあるので要注意…L側は逆ねじ仕様なんですね)。

Promnadeezy_onoff 外した状態では、右の写真のようにアダプターしか残りませんので、折りたたみ時にどうしても邪魔になるペダルの心配をせずに済みます。
その分、盗難に気をつけなければなりませんが…こんなのを持って行くのは余程自転車のこと知ってるヤツでしょうから、悪戯されそうな場所に長時間置く時は、逆にペダル外してしまえば乗り逃げ防止になるかなぁなどと思ったりして。

同じEzyシステムのラインナップには、MM-Cubeというビンディングペダルもありますので、もしも先々、もうちょっとストイックに走行性能を追求したくなったら、その日の気分で付け替えて乗るなんてことも出来ます(たぶん自分はしないと思いますけど)。

ようやくこれで右側が形つきました。
残る左側はクランクだけなので楽勝〜…と思いきや、意外な伏兵が潜んでおりました!

なんと、クランク軸を固定するセンターのナットが、BBのボルト部分がほんの少し短いせいで届かず、うまく噛み合ってくれません。クランクの穴が個体差で少し右側より狭いのかもしれません。
ホントに気持〜ち長さが足りないだけなので、一度噛み合って締め込むことさえできれば、テーパー形状の軸なら食い込んでいくと思うのですが、その最初の一歩が締め込めません。

30分程試行錯誤した(ハンマーで叩いたり…夜中の作業なので、後で家族に怒られました)結果、純正のリブ付きナットだと掛かりが浅いのでNGですが、同サイズの普通のナットなら噛み合いそうという事に気付いて、後輪ハブのボルトを一旦外してそれでクランク軸を締め込み、ある程度締め込んだところで元のリブ付きナットに戻す事で、なんとか事なきを得ました。
普通の自転車のようにBB側がナット形状になっていれば、こんな苦労もしなかったのに…細かい部分で電チャリは色々と違うもんですね。

Offtime_fcf700promnadeezy そんなこんなでとりあえずは完成。
ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪
何度も書いているように、現時点ではまだ機能性のないフェイク同然ですが、あの安っぽい黒いカバーが掛かった状態よりは遥かにマシになったと自己満足しております。
クランク周りのシルバーが強いので、その分チェーンの黒さが違和感ありますが、そちらもいずれ換えなければなりませんから、今は我慢しましょう。

Billyebi

まだ近所を乗り回しただけなので明言はできませんが、少なくともペダルの剛性感は上がったように感じました。相対的に小さくなった踏み代も問題ないレベルですし、全体のシルエットが随分MTBライクになったので、まぁ苦労しただけのことはあったかなと。

チェーンリングの完全置き換えは、いずれまた挑戦してみようと思います。


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コメント

乗るほうもお忘れずに。笑

投稿: Harry | 2008年9月23日 (火) 08時47分

おはようございます!
黒カバーを外すだけでも見栄えが違うと思いましたが、今回のチェーンリング取付けで劇的に変化しましたね!
仕上がりも自然で、写真で見る限りは全く違和感ありません。
クランクアームが滑らかな仕上げなので、新しいペダルと相まってメタル感が増しました。
剛性感も上がったようなので、見栄え&機能性の両面で、まずは大成功でしたね(^^)

投稿: とも | 2008年9月23日 (火) 10時15分

>乗るほうもお忘れずに。笑
忘れてたっ!?!?
…ちゃんと今日は40km乗り回してきましたよ。

>仕上がりも自然で、写真で見る限りは全く違和感ありません。
そう言っていただけるとホッとします。
今日乗り回した限りでは、クランクよりもペダル交換のほうが体感レベルが大きく感じましたね。
ペダル軸の回転が実にしっかりしていて、フォールディングペダルとは雲泥の差です。靴底への食いつきも良くて、小振りなのにとても踏みやすくて、かなり気に入りました。

投稿: yonhongi | 2008年9月23日 (火) 20時38分

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